すべてのおすすめ
なんか違うんだよね

しっくりこないんだよ

居心地が悪いっていうか

今日一日ずっとだぜ

ずっと

最悪だ

ああ嫌だ

実を言うとさ

本来は

右寄りなんだ ....
グレープフルーツは嫌いだ
皮をむくのも 半分にして食べるのも
じょうずじゃないから
取り切れない実を見ていると
罪悪感で目が細くなる

なのに夜に飲んでいる
コップの中にジュースとして入 ....
角砂糖ひとつ分のダリで歪んだ
そんな私の記憶の個室
父が一杯の水を差し出す
母が一輪の花を差す
それがかつての始まり
最後に望む光景

角砂糖ふたつ分のダリで歪んだ
そんな私の記憶の個 ....
 眠らないバスにのった
 眠れないぼくは
 あの野性化した雲といっしょに
 あかるい夏の海辺をどこへむかっていたのだろう


 写真でみただけの
 マリアナ諸島の鮮やかなブル ....
               100722




90日間で世界一周!
80日と君は言う
休みを入れない旅先で
10日間が惜しいのか
元気いっぱい歩いてた
どこかに消えた十日 ....
ある夜
金平糖を舐めながら
階段を上っていると
月がけらけら笑うので
気分を損ねた僕は
ふっ!っと金平糖を月にむかって
吐き出した
すると金平糖は鉄砲玉のように
月を貫いた
ぎゃ!っ ....
古本をさがしに
町に出たのですが

足をひねって
歩くのがつらく

花屋の前に
すわりこんでしまい

どこからか来た
蜂の羽音に

彼の目的が
花だと思いながら

か ....
{ルビ顎=あご}を上げれば ほら
水面が見える所まで
来てる

蒼い天辺で {ルビ揺蕩=たゆた}う
陽光の揺らぎが
手を犯してゆく 日を夢見て

砂を{ルビ踵=かかと}で慣らしながら
 ....
灰色の道を 千切れた
白い線が 刹那に通り過ぎ

目で追っては 疲れた瞼を
こすりもせずに 遥か地上の
景色を見下げる

椅子に座った身体は
いよいよ速度を 上げていき
目まぐるしく ....
北西からの冷たい冬の風
少し青空が覗けているけれど
私の頭上、分厚い雲はまだ去らない
大人だから、辛いときも耐えなくちゃ、ね

誰もなんにも言ってはくれないけれど
守られる前に守ってもらう ....
きちがいのきれいな歌声が
鞠のように転がる夜明けの街路
途切れた記憶が空気に触れて
朝露となってショーウィンドウでこと切れる
ぼくは眠れなかった
きちがいの歌声 ....
『ビュービューの実』の











俺は風人間















打撃も斬撃も




 ....
こうやって、

毎日毎日絶えることなく

詩は生み出されているのに


ひとつとして同じものがないことに

人間の心の

多様さと

宇宙のような広さを感じて

驚きを隠 ....
しなければならない事


それは
靴底を磨り減らす事
それは
足跡を固める事
それは
書簡を認める事


先に潜む物を
胸の奥深く捕らえよう


週末には
ビー ....
きょうは雨曇りで涼しくてからだが楽だった
オフィスの窓に雨粒のしぶきが散らばっていた
ふがいない部下を怒りながらじぶんをダメ上司だと思った

なにこいつに、オレの自尊心傷つけられてんだよ、
 ....
 突然だが、自分の居るのはいつも辺地だ。と、最近あらためて思った。君はどう思う。数百年の歴史を持つ、世界有数の人口稠密地に暮らす君には、ちょっと迷惑な話かな。
 各自にとっての中心は各自自身だとする ....
 
豆腐がテーブルの下に入ったまま
出てこようとしない
いくら呼んでも
何の反応もしないでじっとしている
仕方なく椅子をどけて
自分がテーブルの下に入る
特に豆腐に恨みがあるわけでも ....
全うできなかった
今日一日が
人生なのではないか

あれもしたかった
これもしたかった
と思いながら
終わるのが
人生なのではないか

それでもまだ眠れずに
朝まで起 ....
君の一歩に手を貸して
花は微笑みました
温度は上がっています

風は雲を運んで
空は太陽を迎えに行って
かえりに 真夏を誇らしげに

私はみあげて
感じています 夏の日
君は旅立っ ....
梅雨明けの
こんな陽気の
空の下で
川原の道を
どこまでも
どこまでも君と
二人乗り
海に出るまで
二人乗り
僕が恋にやぶれ
もう金輪際
女なんか好きにならないぞ
と誓ったとき
君は僕の前に現れた

どんなにつらいときも
誰のことも信用できなくて
生きていても仕方がないと思ったときも
い ....
流れ流れて
川を下り
行き着いた場所は
滝つぼ

抜け出す事は
容易で無い。
苦しみを乗り越えて
耐える

盆踊りを
垣間見て
いつか踊ってみたい
落ち葉はまた旅に出ます。
おはよう

おはよ

オルゴール壊れた

あの音色は二度と戻らない

今日、何すんの

何もしないの

だって暑いんだもん

真夏の海岸を少年が駆けてく

アクセルを踏 ....
僕の目の前で
新しい太陽が産声を上げる
またこの土地で
新しい一年が無事に始まることが嬉しい


昨日
ボーリングしていた井戸から
やっと水が溢れてきたよ
新鮮な真水を
無 ....
私がとても遠いのだと思っていた人は
すぐ目の前にありました
なぜならその人は海だったのです

必要とあれば向こうから
そうでなければひいていきます
私がどんなに駿足でも
どれだけ望みを握 ....
入浴

私たちはもう赤ちゃんのように清い
妻が寄り添って
頭を洗ってくれる

昔母がそうしてくれた
母のような手が

私達は二人で今夜も入浴した
男も女もセックスが好きで



違うのは





男はセックスを愛するが



女はセックスに付随するオプションを愛する


 ....
その気負いが私には大層いとおしい、そんなことを言うときっと彼女は隠しきれない屈辱を半月から漏らしつつ、ありがとう、なんて返すのだろう。そうして堪らずに伸ばしたように向かってくる私の腕を拒絶できまい。衿 .... ふぁ〜あ
Wake Up This Morning
朝だ 朝のブルース聴いとくれ


歪んだ空間に像を結んだ視線の先に
必ず潜んでいるネズミにご挨拶
ネズミの寝起きは良くない。
  ....
 心の響き

落ち込みてゆく心に
とっぜん、ピアノの連弾
絵と壺とかけ時計を
見まわして

わが心何処に置くべき
表通りは人の影さえなし

雀が少なくなった
寂しい

二人で ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
違和感- 花形新次自由詩4*10-7-22
夜の苦味- 朧月自由詩410-7-22
記憶の個室- 瑠王自由詩9+*10-7-22
うつつと夢の間を縫うバスに乗って- 石川敬大自由詩1910-7-22
十日間- あおば自由詩3*10-7-22
新月- 國朗自由詩310-7-21
反応- まひ自由詩5*10-7-21
水面下の塵- 薬堂氷太自由詩210-7-21
瞬き- 薬堂氷太自由詩210-7-21
曇りのち晴れ- かのこ自由詩310-7-21
まるでおだやかな宿命みたいに- ホロウ・ ...自由詩3*10-7-20
自然系(ロギア)の悪魔の実- TAT自由詩2*10-7-20
ほら、今だって- くろきた自由詩310-7-20
逆襲- 寒雪自由詩210-7-20
ひかりに照らされた洞窟- 吉岡ペペ ...自由詩310-7-20
手紙- 「ま」の ...自由詩110-7-19
冷奴- たもつ自由詩910-7-19
- 小川 葉自由詩210-7-19
真夏のやくそく- 朧月自由詩510-7-19
二人乗り- ふくだわ ...自由詩210-7-18
Assにかけないでください- 花形新次自由詩2*10-7-17
清流- ペポパン ...自由詩7*10-7-17
ストロベリー- 三田九郎自由詩4*10-7-17
なりたい自分- 寒雪自由詩510-7-17
潮と月と人間と- 瑠王自由詩14*10-7-16
入浴- 生田 稔自由詩5*10-7-16
セックスについての悪魔の私見- TAT自由詩2*10-7-15
しみ- 有末自由詩2*10-7-15
朝のブルース- ……とあ ...自由詩6+*10-7-15
心の響き- 生田 稔自由詩310-7-15

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