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一喜一憂してたって
始まらんぞい

そんな一つ一つに
かまけてられるかってーの

そんな気にしてたら
身が持たん


もちょっと
肩の力抜いてこ

なにも
とって食われ ....
二元論で交わしてる
冷たい僕らの関係に
尻尾縞々の猫が水をさす
なんだかあんたらは
拒絶し合うように言葉を選んでる
ニャー
猫の言葉はわからない

雲って知ってる?
空にあって
 ....
離島に夏がくる
隣の猫は人間になりかかってきた
この忌まわしい季節には
神経節細胞の痛みだけが秩序ある情報なのだ

ぼくの離島は温存されて
真夜中に大陸とひそかに交信する

部屋のAI ....
たまに俺はあの人の事を思う


あの人は俺より随分上で


昔ここに書いていた詩人だ






俺はあの人から随分多くの物を貰ったが
 ....
青空に輝く銀の飛行機雲
どこまで
どこまで行くのだろう
私の哀しみを載せて

どこまでも
どこまでも
ねじられ、路肩の排水溝のそばに横たわった煙草の空箱が、人類はもう賢くなることはないのだと告げている、六月の夜は湿気のヴェールをまとって、レオス・カラックスの映画みたいな色をしている、そしてこの街に .... 小雪と雪穂
今、リカちゃんの
着せかえ人形にハマってて
何だか
着替えをさせたりするのが
面白いみたいなんだよねぇ

爺婆にオネダリすれば
買って貰えるとでも
孫に教育したいのだろう ....
何にでも書ける
マジックインキで
何物でもない自分でも
自分だけのものがあると
主張することができる

何にでも成れる
マジックインチキで
何物でもない自分でも
自分だけはものになる ....
小雪は自転車の補助輪を取って
乗れるように練習してるのに
雪穂が自分の三輪車じゃなくて
おねぇちゃんの自転車に乗りたいって言って
小雪よりも先に補助輪無しで
自転車に乗れるようになったさ。
 ....
娘が言う
「来年小雪は、小学校入学なんだけど
ランドセルって高いんだよねぇ。」
そんな言い方で
爺婆に自分の娘のランドセルを
買わそうって魂胆に呆れながら

隣町のリサイクルショップで
 ....
そっと
ずっと
きっと
やっと
うそじゃないよね?
ぜんぶ
嘘じゃないよね?
鳴き声は文字に出来なくても
私を迎えに来るから
長かった後悔がいつの間にか去って
傷付けたかもしれない ....
微笑んだり 驚いたり
目を伏せたり 口を閉じたり
騒がしく振り返り 足早に遠ざかる
ぼくに親しい 五月のカレンダー

先の曲がった水道の蛇口が
瓶を外れて 地面にはねる
飛び去る鳥の声が ....
海で一人ぼっち
僕は言葉をなくしていた男
でも 風は何を語りかけてくるというのか 
波の残していく 光と音の狭間で
楽しいのは


勝手にイッパイイッパイな奴だ







コンドームが常備されてるとか

新鮮な果物を注文したら
 ....
ああ大いなる愛に生きたい
太陽が全てを照らすように
ああ大いなる愛に生きたい
哀しみの氷を融かすように
ああ大いなる愛に生きたい
苦しみをも創造の泉にできるように
ああ大いなる
大いなる ....
願わくば、彼女の長い三つ編みに巻き込まれ、ぐいっと押し込まれ。
上手く言いくるめられ、やがては絞め殺され、終いには引き抜かれ。
オレの名前は無色という
ちょっと変わった
名前だ

みんなオレの事を
わかっているようで

ぜんぜんわかっていない

例えば
プラスチックやペットボトルのごみ出しに

無色透明 ....
再び生きると決めたのに
わたしはわたしのまま
発しなければよかった
言葉ばかり刻まれてゆく

再び生きると決めたのに
今日も曇り空
聞かなければよかった
質問ばかり漂っている

わ ....
例えばフィンセント・ファン・ゴッホが
生前に一枚の絵も売れなかったように
カフカのように

俺の才能は凄すぎて
現世に生きる二流三流どもには
上手く把握しきれないだけだ

ゴッホの ....
無音 寂しさ あけた窓

網戸を通りくる

ひんやりと 爽やかな毒

いつ終わるのだ この

淡々と浅はかな枠の占有

急かされるように いや 

急かされたせいにして 席を空 ....
神楽坂から平井まで
定期を買って通勤してた

神楽坂下、艶やかな夜
お先に失礼して
飯田橋から黄色い電車で
平井まで、カタンコトン

恋人と暮らす川の町で
アサガオの紫を見ました
 ....
ビールを飲めば
ハットトリックを決められた
リカーショップで買った
日本酒には
一本だけ買うなと記されていて
無礼にびくびくする私が居た
肉だけを食べてニイニイ(兄)は去って行く
私は二 ....
俺の地獄みたいな乾きを
お前が癒せるとでも言うのか?

お前は誰だよ
俺の事なんか何も知らないくせに

けれども間違っているのは当然俺の方だ
こんな奴にわざわざ気を割いてくれる
そ ....
原発事故が起きたのは人災で
海にひどいなと思う

原発事故の処理水海洋放出は
海にひどいなと思う

それでも変わらず恵を与える
海は大きいなと思う
特に予定はない
何もない休日

雨降りだけど静か
鬱陶しさはなくて静か
自分の奥深くに触れそう

湿気が身体を触る
ジメジメがまとわりつく

あまり悩みはない
もしもたくさんあっ ....
  あさりの朝


(浅蜊、蛤仔、鯏、浅利:学名: Ruditapes philippinarum)の味噌汁を
いつだったか おいしかった
朝だったような
記憶は積もるほど夢になる
素直 ....
命が生まれては消えることに絶対的な意味なんてなくて
それでも道端の動物の死が悲しいのは
僕が生きているからなんだろう
大ちゃんは
いつもエプロンをして
前歯は二本抜けていて
何も聞いても
「ゴーオッ。」としか話せなかった

「大ちゃん。おはよう。」

『ゴーオッ。』

「今日は、何の作業するの?」 ....
僕が世界と繋がるために
涼やかな夜風を浴びながら
今日も一つの詩を書き留める
それは静かな吐息をついて
雨降る白壁に投映される
夢の間に間の幻灯機
巨大な毒蜘蛛を追いやって
雨滴を溢す紫 ....
森は茫然と立っている
差し込む陽射しに年老いた裸身を晒す

来る日来る日は雑然と降り積もるもの
過ぎ去った日々だけが温かい寝床だ

森に佇む独りぼっちの木々たち
無表情に見合いながら黙り ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8464)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ほどほどにしとくって事- 花林自由詩321-6-17
重たい火花- 竜門勇気自由詩2*21-6-16
離島の夏- 梅昆布茶自由詩2021-6-14
たまに俺はあの人の事を思う- TAT自由詩1*21-6-13
初夏- 渡辺亘自由詩121-6-8
適切な靴を履いて歩いている薄汚い夜の現象- ホロウ・ ...自由詩1*21-6-6
孫3- 板谷みき ...自由詩2*21-6-6
マジックインチキ- イオン自由詩1*21-6-5
孫2- 板谷みき ...自由詩1*21-6-5
孫1- 板谷みき ...自由詩1*21-6-5
ギボウシの詩- 妻咲邦香自由詩121-6-2
六月のカレンダー- オイタル自由詩321-6-2
日曜日- 番田 自由詩321-5-31
w- TAT自由詩1*21-5-29
- 渡辺亘自由詩121-5-28
三つ編み- クーヘン自由詩2*21-5-27
無色の嘆き- st自由詩521-5-27
再生- やまうち ...自由詩221-5-26
来いロシナンテ- TAT自由詩321-5-24
寂しい夜- 短角牛自由詩2*21-5-24
神楽坂から平井まで- うめバア自由詩621-5-23
二十歳とハットトリック- 間村長自由詩621-5-22
些末な話- TAT自由詩2*21-5-22
海にひどいな大きいな- イオン自由詩1*21-5-22
雨降りの休日- 夏川ゆう自由詩321-5-22
ショートストーリー- 空丸自由詩721-5-21
消える- 水宮うみ自由詩4*21-5-21
四十年前のこと- 板谷みき ...自由詩2*21-5-21
一つの詩を- ひだかた ...自由詩12*21-5-20
不可逆の森- 宣井龍人自由詩10*21-5-19

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