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また朝だ
迷い込んで
迎えた朝だ

帰る処はとっくに消えたし
此処はいったい何処だろう
もう混乱困惑越えちまった
しかしいったい何処だろう

あの人達はもう居ない
根っこは元から失 ....
暗示を拾いに
街へ出る
更新されてる
かけらを探す

見えないほころび
次元のすきま
世界の正体を
見極めたくて

街の中で
見つけたしるし
隠れた意味は
よみ取りがたく ....
朝だ
もうこんなに明るい
のだね

不思議だよ、
それにしても
昨夜はあんなに
ふらふらだったのに
今朝まで一眠りすれば
力、漲り
こうして詩が書ける駆ける

眠りの底から
 ....
私の欲望にふれてみた
とても冷たかった
まるで氷のように
冷たかった
そこには愛はなかった
ひとかけらもなかった
とても悲しかった
欲望は私のうしろに
ずっとついてきた
まるで影のよ ....
季節は 夏をわすれて
夏とも秋ともいえない

空白の季節がうまれた

夏をさがして  野山をかけても
秋のみのりの  かげりを
みつけるばかり

朝おきて そらをみあげると
いいし ....
黒焦げのアカツメクサを労うように
レースフラワーが風に揺れ
夏が終わると歌っている
排気ガスまみれの分離帯にも
芽吹いた種は繁らせた
波打つ夏の色

色褪せた空のキャンバスに
ぽたりと ....
消え入りそうだったんだ
夜明け前に
悪夢で目覚めると
孤立に窒息して
消え入りそうだったんだ

そんなとき
何気なく手を差し伸べてくれる隣人が居た

「水が欲しいんだろ」、
ってト ....
君みたいな人間はクズだよ
テーブルに残された一枚の書き置き
肺が嘆くまで息をこらえて
金魚すくいみたいなプラットフォーム
はしゃぐ若者と自分の靴を比較する
「俺の笑い方、マニュアルに載るらし ....
サイレンが鳴り、正午を呼ぶ
けだるい声はアカシアの雨を歌い
直後に威勢ばかりで縁取られたシュプレヒコールが
アンポハンタイを叫ぶ
(アカシアの雨とは、どんな色だろう)
浸りすぎてしまった ....
大時計の針の上で寝そべる
空の瑠璃色を映す
湖の波紋が 夜の膜のように拡がってゆく
その浅い水の褥のうえには
夏に日焼けした物憂げな表情が
よりいっそうに青く映り込んでいる
その細ながい胴 ....
勾留されて取り調べを受けた。一日めでいちいち真剣に返答していたら体もたないことに気づいた。取調室に向かう際かならずロッカーを通る。そこでだけしばらく時間が潰せる。ロッカーのなかにノートを広げて今日のこ .... 童話のように優しいあたたかい詩
読者を拒絶していると怒られる詩
多分どちらもたいせつ

甘い物と
お野菜
ほっこりとしゃっきりに感謝を

日常の大切さを素直に現す詩
心の風景を婉曲で ....
反転した
薄暗い影の
なかに
取り込まれて
居た
なんだったかな
何処だったかな
うちゅうの窪みに
休らって
然るべき場所に確保され
受け留められて
ふんわりと明るみ目覚めた
 ....
口だけやんか
とか 言うけれど
言葉にするって
けっこう大事やぞ
言葉が引っぱってって
きみが信じきれていなかった
場所へ
夢、とか名付けていた場所へ
たどり着ける
こともあ ....
ご自由にどうぞ
ご自由にどうぞ


ビニール
骨組
ことばについて


朝 降っていたなら
さしたらいい
帰り晴れたなら
忘れていい


高級 ではない
暴風 勝てない ....
哀しみは、この駅の1番線に到着し、9番線から出るという。無人駅は、待つ人は疎らで、降りる人ばかりがやたらに多い。1番線にやって来る列車は日に何本もあるが、9番線からは滅多に出て行くことがない。俺はそん .... いつもの夏ならきゅうり、トマト、ナスなどの夏野菜が
見られる家庭菜園だが
今年は入院していたために
草ぼうぼうになってしまっていた
盆明けに二日間かかって
草刈り、耕し、堆肥いれ、畝づくりま ....
仕事帰り
汗も渇いてひび割れたホーム
ペンキのはげたベンチの下から
皺だらけの切符を拾ったよ

それは きのうの日付
はるかなあまの川
カンパネルラの降りた駅から
140円のやつで
 ....
いよいよ何かにならぬときが来て

期待していたような、羽も{ルビ角=つの}も爪も牙も生えなかった

自ら首を括った同い年の匂いが残る面接会場で
信楽狸とおじぎ福助と招き猫に
頭の先からつま ....
 噂話で伝わる

 いい人ね

 食事御馳走になった

 荷物持ってもらった

 話を聞いてくれた

 過去形で

 未来への言葉がない

 やさしい人

 いつま ....
空に

宇宙が染み出している

秋だ

白い夏の空に

虫や風よりもはやく

秋の光が走る


人間の美しさは髪形だけになる

匂いや陰毛が鼻や歯にはさまる

晴れて ....
工事現場の空を
トンボが
とんでいた



過ぎ行く夏に
思い出の詩たち

とまどい
惑った
言の葉のリボン

また来る夏のどこかで
ほどけばいい

それまで
しまっ ....
バスシャワーでは 
体のよごれはおとせても
こころのよごれは おとせない

好きな音楽を ボリュームをあげて

魅惑の音色の楽器たちが かなでる
美しいメロディーと 
ソリストのつやや ....
緩やかな幸せには戻れない
不幸の中にだけある真実

痛い 苦しい 悲しい 辛い

どれも 私には

気持ち良い 嬉しい
苦痛だけが生きてる証

おかしい?
理解不能?

私は ....
シングルの友人から譲り受けたクラブを

何の気なしにもう十年以上使っていたのだが

久しぶりにうまくなりたくなってきて全部買い替えた

ドライバーもアイアンもウッドもすべて

地ビール ....
何も言わずに其処にいる

決まったところにいる

適度な距離感とも言える

微妙な距離感とも言える

手の届かない場所にいる


まるで太陽、でも太陽のように

万能でないこ ....
もっとリスクをとりたい
もっと
もっとだ。

リスクをとらなければ
カタルシスなんか得られない。

リスクをとるとは
リスクを最大化すること
ここまでのリスクならとれると
市場に
 ....
ビッコは線を引くようにゆっくり歩く
道端に座り 静かな笑みをつくって休む
ビッコのまわりは街の喧騒とは無縁だ

この街には一年中実をつける樹がある
どこにいても鮮やかな赤やオレンジが目に入る ....
春の嵐が子供のままの頭と幸せな迎合をし
酷くうろたえて辺りを巻いている

端から端まで街を歩き通している迷い子
同じ景色を見ているあなたに同情を求める
そういう舐め腐っているような態度が
 ....
空が空を掻き毟り
空はちぎれ ちぎれちぎれる
爪 柱 軌跡 鐘
傷の音 鳴り止まぬ 傷の音


舌の渦
声の洞
青の青の檻
空の囚人


遠い遠い 雨の色から
 ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8465)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アサ- ひだかた ...自由詩417-8-23
暗示の街- シホ.N自由詩317-8-22
飛翔- ひだかた ...自由詩717-8-22
冷たい欲望- 星丘涙自由詩4*17-8-21
空白の季節- st自由詩417-8-21
労い- Lucy自由詩18*17-8-21
寮生活〇隣人- ひだかた ...自由詩917-8-21
或る翌朝- 北井戸 ...自由詩317-8-21
アカシアの雨- 北井戸 ...自由詩517-8-21
瑠璃木- 本田憲嵩自由詩617-8-21
生きざま- 吉岡ペペ ...自由詩417-8-20
多分どちらもたいせつ- ふるる自由詩317-8-20
夢の底- ひだかた ...自由詩6*17-8-20
コトアゲ- もり自由詩5*17-8-19
鉛色野空- もり自由詩3*17-8-19
無人駅_~ジョバンニ発、カンパネルラ行~- ハァモニ ...自由詩3*17-8-19
畑の美しさ- zenyama太 ...自由詩217-8-19
カンパネルラの切符- 凍湖自由詩2*17-8-18
二十二歳- 蓮上平晃自由詩317-8-18
いい人- 佐白光自由詩4*17-8-18
秋の光- 吉岡ペペ ...自由詩617-8-17
りぼん- 星丘涙自由詩4*17-8-17
ミュージックシャワー- st自由詩117-8-17
苦痛が故に生- kino125自由詩217-8-17
地クラブを買う- 吉岡ペペ ...自由詩117-8-17
たまには一人になりたい時だってあるでしょう- ムウ自由詩317-8-17
リスク- 渡辺亘自由詩217-8-15
fool‘s_gold- ひさし自由詩117-8-15
Hの生- 這 いず ...自由詩317-8-14
ひとつ_よせる- 木立 悟自由詩517-8-13

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