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僕の心は、僕の思い通りには全然いかない。
思いもしないことで、僕の心は傷つくし、
思ってもみない何かを、今も僕の心は想ってる。
僕の理解を越えたところで、僕の心は何かを感じ続けている。

だ ....
落ち葉が集まる
回転ドアの中
振り返る季節に
折り目をつけようと

頬を叩いた紅葉が
赤くなって
蟹みたいな歩き方で
立ち去る

人に踏まれながら
指を捨てたら
大事な約束を
 ....
最近、寂しいところが少なくなった

宅地開発が進み畑はなくなり
無人化した団地は壊され
樹木は切り倒され、インフラ工事は進み
ホームセンター、リゾート・ラドンセンター、
24時間営業の店、 ....
あゝ、それにしても
時代の騒音は
どうしてこんなに胸に残るのか

夕べ、楽しい
笑顔の写真をみた
懐かしい、カーニバル
踊り狂った
ふたりの距離は
どんな不幸も忘れさせてくれ ....
 
架空少女事典

 あ から ん までの
 きみ のこと
 ろくがつ だけが
 かすんで る



水田

 帯解寺の帰り道
 奈良の盆地の五月晴れ
 水田若穂に渡る風
 ....
世の中、

人間からや自然から、

悪意や理不尽を、

感じてしまうような時、

わたしたちは普段を試されている

普段、世の中を、どう感じているか、試されている


日々、 ....
枯葉のように

舞い落ちた

夏の日の恋


白いボートで

あそびながら


エメラルドグリーンより

コバルトブルーのほうが好き


紅葉のころに

また来ま ....
暗い色のカーテンを閉めて
部屋に閉じこもっていると
雨が降っていることにさえ
気づかない

それでいい

寂しい雨が降っているだなんて
むしろ知りたくはないから

気づかないふりを ....
ワイフは僕によく言う
「わかっているのに
なぜまちがえるの?」
それで僕は返す
「わかっていても
まちがえるのが僕なんだよ」
君の世界も僕の世界も
ある

それは
ここかもしれない
ここではないどこかかもしれない


ありをりはべりいまそかり

    あしたのためのむかばなし
    りくのさ ....
とにかく大谷はすごい
生きてるうちに夢を叶えてくれる
動物たちがみな
肉食でも草食でもありたいように
ピッチャーでもバッターでもありたいのだ
あなたがそう言うので
じゃあ、ロボットの私はど ....
青い鳥 幸せの
とはいえそれは
細い翼のその先の
先の先まで青いとは限らない
けど青い鳥

 刈り上げられた田んぼの畦を
 歩いてくるのがカツオさん
 古びて背の高い人で 猫背で
  ....
きみの呼吸は、いつもきみの近くにいる。
きみの温度も、いつもきみの周りにある。
いつだって、きみの命はきみの味方で、すぐそばできみの全てを見守っている。
だから、一人ぼっちでも大丈夫。
き ....
日陰に隠れていた
雪の子が見つかり
陽の下に散らされ

きらきらきらきら、と
子どもたちや猫たちの
軽やかな足音と踊って
あの空に昇っていくよ

だれもが春めくなかで
ひそやかにひ ....
何がいけないのだろう
何が咎められるのだろう

信じていればいいではないか
自分を、他人を、何かを

「これでいいのだ!」
とバカボンのパパは言い放った
これでいいのではないか

 ....
みかづきをみた。
空は真っ青なよる。
すべりこみセーフならいい、
いや別にどっちだっていい。
たるんだ自転車のハンドルをふらふらさせて、
よみち。
狸がひらいた居酒屋があるんだって、
と ....
僕は、
「君の背負った悲しみを僕にも分けてくれないか」
と懇願するから、

君は、
お気軽に
「いいわ」
と応えてくれないか?



君の背負った悲しみを僕にも分けてくれない ....
失くしたものは
清らかな意地


血まみれで
無様で
嘲笑われ
下を向き
見つめたい
想いの力が幸せと
かつて信じて
強くあれ
そう
言い聞かせ
ただひとり
泣いたりする ....
自称詩投稿サイトの
究極の目標が
Googleに買われることだとしたら
残念ながら
それは千年先もあり得ない

それはさておき

将来の夢が
YouTuberになること
と卒業文集 ....
何モ言ワナイデイルわけでもないのに
アナタはまだ聞き慣れてもクレナイ

ヤサしくてヤワらかくて 
包まれて火傷する

陽射しのような眼が照らす

ワタシの奥の冬を

イマを失った ....
久しぶりに銭湯へ行ったら
私も含めたお客の全員がことごとく
包茎であったことにびっくりして
まるで仮性パーティーじゃないかと
私が思わずそう言ったら
隣の洗い場で髭を剃っていた爺いが
私に ....
埋もれた一粒の麦のことを
考えている

踏み固められた大地から
顔も出せず
根をはることもなく
暗澹とした深い眠りのなかで
郷愁の念を抱いているのか
夏天に輝く手を伸ばし
希望の歌が ....
虚光

ここは詩の果て
何もない
荒涼
くらやみ
なのに、
周りがぼんやり見える
光?嘘?嘘の光
死んだかな俺
酸素あり?ここ
音楽は聞こえるな
うん?人の声?
称名念仏に似 ....
どんなに目の前がまっくらになるくらい落ち込んでも、きっと少しは光があるはずだ。
だって僕らは生きていて、生きているからには希望があるから。
夜にだって、目を凝らせばぼんやりと道が見えるし、耳を澄ま ....
  けだもの


ひとの声がする

空がなく
土もない
紙の色の月がうすく照らす
このわづかな世界に

やさしく
神々しく
いつくしみ深く
ひとの声がする

《祈りなさい ....
きみとなにかを分け合う様に生きていたいとおもう
からっぽのカゴの自転車のままで自由を走ろう

所有することなしに生きてゆくことも良いのかもしれない
手にするものすべてはさよならをはらんでいるか ....
僕は眠りながら考えた
ただ自分の欲のためだけに生きるならば
どれだけ成功したにしても
人生は空しい
どれだけ健康で長生きしたにしても
人生は空しい
アルフレッド・ヒッチコックの夕暮れのような空のなかで今日が竦み上がりながら死んでゆく、その悲鳴は、その悲鳴は…昨夜俺を悪夢から叩き出したその声とまるで同じで―なにを見ていたのか、なにを知っていたの .... あれは嘘だったんだ
50年前にプロポーズした時の約束さ
君を一番喜ばせて
幸福にしたあの誓いは
人生最大の嘘さ
君と結ばれてから今までの
僕の本当の願いは
君より先に逝くことだったんだか ....
もう頂上かと思ったら
まだ上がある
今度こそ頂上かと思ったら
まだまだ上がある
上がまだあるかと思ったら
頂上だったりする
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
僕の心- 水宮うみ自由詩2*18-11-24
分身- ミナト ...自由詩518-11-24
寂しいところ- あおいみ ...自由詩818-11-24
夜の砂漠- 秋葉竹自由詩1018-11-22
クロッキー_1_美味しいお菓子のつくりかた- AB(な ...自由詩6*18-11-22
謝りたいと感じているか- ペペロ自由詩218-11-22
コバルトブルーの湖- st自由詩318-11-22
それで、それが、いい- 坂本瞳子自由詩2+*18-11-21
追及- ホカチャ ...自由詩2*18-11-20
be- AB(な ...自由詩2*18-11-19
プレイヤーズ・ピアノ- れつら自由詩5*18-11-19
青い鳥- オイタル自由詩318-11-18
きみの味方- 水宮うみ自由詩4*18-11-16
雪の子- 帆場蔵人自由詩5*18-11-13
バカボンのパパ(時代の終わりに)- あおいみ ...自由詩318-11-13
みかづき- タオル自由詩4*18-11-11
悲しみの、ゆくえを教えてくれないか、そして- 秋葉竹自由詩618-11-10
白い世界- 犬絵自由詩1118-11-10
卒業文集- 花形新次自由詩118-11-9
視えない場所へ- ハァモニ ...自由詩4*18-11-2
いたずら- セガール ...自由詩218-11-1
一粒の麦よ- 帆場蔵人自由詩16*18-10-31
虚光- 腰国改修自由詩2*18-10-31
あかり- 水宮うみ自由詩4*18-10-30
けだもの・部屋- 石村自由詩29*18-10-29
きみと- 梅昆布茶自由詩1418-10-29
スーパーボランテイア- ホカチャ ...自由詩118-10-29
混沌をまんべんなく敷き詰めた小さなベッドに(そして窓の外にや ...- ホロウ・ ...自由詩4*18-10-28
夫の虚言- しょだま ...自由詩3*18-10-28
登山は人生に似たり- ホカチャ ...自由詩118-10-28

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