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中途半端な気持ちで
ハウ・ドゥー・ユー・フィール?
と問えば
こぶしがかえってきた
夏
涙が流れ出る夏
涙があふれる夏
みんなからだがおかしい
脳のどこかもおかしい
....
誰でも良かった、しかし誰であっても駄目だった。特別なんて無い、ただの世界だ。
むしゃくしゃしたからといって無差別に人を殺す事は許されないし、退屈だからといって無差別に人を愛する事もまた許されない ....
「水没した都市」の駅でアクアバイクを借りて
ハシケを曳きながらとろとろと岬沿いを走っていく
俺とあんちゃんは
一宿一飯の恩義で仕事をおおせつかった
沖合に座礁した小船の積荷を採ってきて ....
凍える体を暖めてくれる
そんな 一杯のコーヒーにもなれない僕は
冷え切った君の手をさする
どうにかして
暖めてあげられないかと
癒されない痛みがあることを知る
閉じては開く 傷跡がある ....
あんなに月といっしょだったのに
金星はひとりぼっちになっていた
でもそれは
俺の見えている世界だけのお話で
じっさいはなにも変わらないよな
流れ星だ!しばらく見つめていた ....
もし俺が死んだって何も悲しむ必要は無いさ
俺は世界になるのだから
俺が死んだその時に
普段見逃してしまうような事も捕まえればいいさ
地平線の意味
水平線の彼方
ありとあらゆる単 ....
つよくなってどうするの?
つよくなったあとどうするの?
花を咲かせてどうするの?
花が咲いたあとどうするの?
過去は変えられないけれど
じぶんと未来は変えられる
....
恐竜は鳥になってしまった
大空を羽ばたくかわりに
偉大さをなくした
朝 にわとりが声をあげる
恐竜の飛べない子孫が
景気よく声をあげる
より大きなものを知るためには
偉大であって ....
もう
酒と煙草しか
愉しみはなくなった
それから詩
鼻で笑われてもいい
あまえんなと
卑劣に
罵られてもかまわない
ただ、これだけは
どうか私から
奪わない ....
割れたコップ
壊れた冷蔵庫
彼女はいつも苛々してる
こぼれたチョコチップ
鳴らない電話
唇を噛んで
その場をやり過ごす
いつだって
繋がってたいんだって
毎日笑って
....
風の弱い 祭りの日
千代紙で折った鶴を
そっと巾着に忍ばせた
少し早足で あなたと並ぶ
慣れない下駄に
つまずきながら
漆黒に
赤や青の屋台が
眩しくて
熱気に
....
水に音がする
今日、記念日
心臓がヒトからヒトへと
伝染していく
いくつもの屍をまたいできた命が
測量会社の裏口を叩く
内から命の返事がある
シャボン玉は飛ぶ
空へと延びる ....
きのう月ははんぶんで
それはそれで気持ち良さそうに
浮かんでいる気もしたけれど
ぼくらの星の衛星は
勝手にひかりに名前をつけられている
まるでひかりが月みたいじゃないか
....
青空と強く降り注ぐ陽射しの中
パラパラと降りだした雨粒
光を纏って輝き出せば
空に虹がかかり
ぽろんぽろんと鍵盤が弾みだす
夢とも現実ともとれない世界
その風景を残そうと
携帯にメモ ....
エポケーの歌 (2)
わたしはそれ以来考え続けた
新しい自分になって
何をしたらいいのか
心は清く、さらさらと流れ
どこにも悪いところはない
自分は新しい
自分は新しい
自分は ....
尾崎豊がコンサートで
オレはクールだ、オレはタフだ、って言っていたけれど
オレもそんな人生を歩いている
42にもなって
いまだにじぶんの可能性に
疑いをもてないでいる
....
朝がくるたびに
こそこそするよ
生かされたことに
複雑だよ
懸命じゃないと
はずかしいから
隠れるように
後悔するよ
でも
よかったんだよ
君にあえるから
早く君に手紙をかこう
....
まぶしすぎて螺旋を描いていた
体中の塩分が海に向かって
こぼれだしそうで
じっとフェンスを睨んだ
死んでしまうまでの時間を
生きていると呼ぶのだ
死んでしまう前に
生きているだけのこ ....
子供に○○○されても
□□□□る大人になりなさい
それでもやっぱりどうしても
変な物を身につけてしまうから
だからそんな社会で、
君らが少しでもそれを捨てられるように
10年後そん ....
秋の夜長が静かにこちらへ歩を進めている
もう虫が鳴いている
昼間の入道雲が萎んでしまえば
いそいそと秋が町のあちらこちらに姿を見せる
ところがどうだろう
私はまだ秋の準備ができていない
....
チェンバースは
やりかたってもんを
とても、よく
心得ている
それは
おれの寝床で
今日に
踏ん切りがつかない
おれの意識を
疾走させる
果てし ....
北海道の大地で
暑さにじっとりと
汗をかきながら
見上げた
夕空にひつじ雲
数え切れないくらいに
血まみれの羊たち
この群れの中にも
羊飼いは
居るのだろうか
野に住む ....
言葉を抜き取ったら
私は
空っぽに
なってしまうのだろうか
愛情を表す表情は?
哀情を表す表情は?
こんなこと誰にも訊けないよ
胸の中に
タイムカプセルを埋めたの
お菓子の空 ....
あなたが
後ろからそっと私を抱きしめる
せせらぎが流れるように
肌を滑る冷たい腕
蒼白い月明かり
私はまるで
羽衣を纏った 一晩の天女
シーツの波間を漂う蓮
水草の絡まる細 ....
何も考えないで
海底に落ちてゆく
癒される。
体が楽になる。
無為自然がいい
体に力が入っていると
対応が遅くなる。
無心がいい。
何かをしようとすると
失敗する。
運命を ....
社内では社長がついに禁煙するというもっぱらの噂
シンジラレナーイ!(全員で)
でも何事も
まず理由が大事じゃないか
自分の健康
最近うまれた可愛い未来のためだろう
あるいは地球に住まう ....
君が綺麗に寝るもんだから
僕の降りる街は過ぎていく
こんなに綺麗な顔なんだから
幸せそうによだれを垂らすなよ
AKB48の小野恵令奈ことえれぴょんが
今夏限りでAKBを卒業する
そんな夏なんだ
買ったときは三十センチほどだったマングローブの木が
もう一メートル近くに育った
葉を触ると
つるつる ....
妻ともおまえとも別れられないオレだった
寝てないから仕事はキレを増した
足首からしただけがふわふわしていた
おまえのことばかり考えていた
女は幸せとは好きなひとといっしょになることだと言った
....
前田屋というそば屋で
四人でそばを食べた
あれが最後だったと思う
ほんとうは
生まれたばかりの息子と
奥さんのそばに
いなければならなかったのに
遠いところから
会 ....
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