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‥‥とは
まるで忘れられた安置所のようではないか
、重い気圧の層に押しつぶされそうだ。
外はなまぬるい雨が降り続く、暗渠の下
服を脱ぎ捨て飛び出してやろうかと思う、ひとり、
  、わたし ....
夕飯の後の食器洗いは
いつもぼくの役目だったね

陽気なリズムの音楽に合わせてササッと、そうだな…例えばアメリカのホームビデオでお調子者のパパがウケ狙いでやるような感じが理想だったけど

け ....
屋根を強く叩く雨音を
頬杖で迎えた午後
足元に灰はどんどん落ちていって
いつの間にか火の消えた煙草を根本だけ一度吸う

積み上がる吸い殻の横に
読めなかった本が重なって
湧き上がる湿気が ....
琥珀色のぬらりとした
リボンのようなハエトリ紙を
白い壁の間借りした部屋に垂らす

夕焼けに光るそれはまるで
蜜をたらふく蓄えた大樹のようにみえて、

懐かしい実家の情景を誘って ....
水に押された風が
屋根の上を梳き
かがやきを降らせ
音を降らせる


光の羽の子と光の蜘蛛の子が
どうしたらいいかわからずに
ずっと見つめあったままでいる
風の螺旋が ....
毎月の通信量が
何ギガお得であるとか
マイナポイント
キャッシュレス決済
アバター
アプリ
いいねの数や
フォロワーとか


いったい
何 ....
曇天の下、

足早に通り過ぎていた街並みが

ぱたんぱたんと倒れ出す

書き割りの如く呆気なく

次から次に倒れ出す

後に残っていたものは

果てなく続く大地のみ

俺は ....
生きているのが恥ずかしい
と思っていたら

服が溶けて全裸になった
すっぽんぽんになってから
服は着ていたのだと知った



生きてる場所が底辺も底辺だ
と思っていたら

突然 ....
今日も真夜中の向こう側から
たくさんの「タスケテ」が届く
本気もあればウソもあって
見分けるのはむずかしい

だけどアタシはとりあえず
見つけた全部の「タスケテ」に
「ダイジョウブ」って ....
目覚ましの音が部屋の中を歩く
太陽の光 浴びてる
朝の言い訳で
胸に溜めた息吐く
自分を逃してやるよ

元気なんて擦り減るもの
靴の底で踏めば
ドアを開けて希望が見える
この場所を忘 ....
しにたいなしにたいな
ぜんぶどうでもよくなって

だしがらみたいなまいにちだ
もうあじしないぼくなんだ

ひょろひょろぽんこつみじめなのうみそ

だしがらみたいなまいにちだ
もうあじ ....
東京は夜の1時

隣のモンステラが生き生きと天井に向かっている
このまま大きくしなやかに自由に育ってくれ

ある人のモノサシはこれくらいで
ある人のモノサシはこんなくらいで
長さが違 ....
三ヵ月前に母に送ったてがみをゴミ箱に捨てた
いま、どれほどの痛みに横たわったのか
いくつかの記憶にいくつかの窓、いくらかの空といきばのない言葉
ぽっかりと浮かぶ月からあふれ出した涙と
「助けて ....
未来から
遠い遠い過去の木霊
確かに響いてくるのなら
私たちはもはや何処にも属さず
あらゆるものに優しく開かれ
柔らかに終わりを待てばよい

)あまたの感傷を一つの確信に変え

ふる ....
極ありふれた日常って人それぞれに持っているものが違うだろう

極極幸せな気分だって人それぞれに持っているものが違うだろう

極ありふれた日常の中の所々に幸せな気分が一輪の花みたいにぽつりぽつり ....
お人形遊びの
楽しさを知らない

綺麗な服に着せ替えて
髪を梳かして

それから?

あんまり虚しくて
人形にドロップキックさせたら

あの子とはもう遊ばないって言われた

 ....
母さん??

私が呼ぶと
文節のない文字を
あなたはつぶやく

失ってしまったね

私は

悲しいことだけど
自然なことかもしれないね
あなたの

あと何年かで
そこ ....
この深夜、
網戸越しの夜風に当たりながら
独り在ることに寛いで
宇宙の時流に乗っていく
すっと孤独に留まりながら
この隙間だらけのあばら家に
雷鳴が轟くのを待っている

境界の門が開く ....
ちっちゃな線香花火だった。

どうしたんだろうこの恐怖は。

どこかから沸いてくるんだろう。

あまい不安が、不安定な心がどこまでも悲劇的な結末に終わるとしても

残酷な運命を超える愛 ....
輝いている人を見ると
真っ黒なスピードで走る
追いつけやしないのに
世界は1秒ごとに笑顔を更新している
自信がなくなるたびに
小さく震えた声を
ハンカチで包む夜に会いたい
夢中になれるも ....
少しも
優しくないんだよ
私は
優しくなれないって
優しく出来ないって
何なの
優しさって努力なの?
違う
優しい人は
何も考えずに優しいんだよ
どうしようもなく優しいんだよ
腹 ....
想いは風に乗って君の住む街へと届く
歓喜を君に届けたくて
今日も詩を書くよ
そりゃあ生きている限り
哀しみと無縁ではいられない
だけど私は詩を書くよ
誰もが望んで言えないことを
私は恐れ ....
青ざめた紙面の上に文字にできない言葉は蹲って
悲惨に陰った時のこの胸の奥には言葉に出来ない思いがひしめきあったりした

似てるようで寡黙と無口は違うから
普段は陽気で雄弁な人も
時には無言を ....
10年前未練に溺れてた私へ。

そんときは辛いけど、
そもそもあなたの好きってなに?

あなたの未練と呼ぶものは本当に未練と呼べるんですか?
きちんと何も愛せなかった、愛してなかったと
 ....
靴紐を結べば解けるように
約束をしないままで光ってる
野を越えて海へ潜り
花を踏んだ底は美しくて
さよならで振り替えた未来を歩く
もう会うことはなくても
ポケットには君の居場所がある
素 ....
平凡にとか
普通がいいね
とか
探ればあやふやな形をした
幸福の模型をずっと欲しがっていた

それは
平凡で普通な人の形をして生きているに他ならないんだけどさ

なのに何でかな
ど ....
ちりも積もれば
塔となる

権力者の尊大な
塔よりも

名もなき者らの
小さな塔

寝人は知るのです
私の言葉によって

九の門をくぐれば
至る・涅槃へと

 ....
ふにゃっと
だらしない
わたしの字
力強い
あなたの字の隣で
なんだか居心地悪そう

二人の名前を
試しに書いて見た
真っ白な紙は
清潔過ぎて
今のわたしたちを
良く表している ....
落ちこぼれの僕たちは、硝子瓶の外へこぼれ落ちてしまおうぜ。
美しいだけの硝子瓶の外へ、泥臭いトレッキングブーツを履いて。
幾重もの黄昏が
共鳴する中を歩いている
自分の黄昏
知っている誰かの黄昏
あるいは知らない誰かの黄昏
数知れぬ意識の黄昏

黄昏てゆくのは今日という日
あるいはなんらかの時世
あるい ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
即興詩「独白」- アラガイ ...自由詩4*20-7-8
あの日- 道草次郎自由詩420-7-8
魔女とリコリス- カマキリ自由詩220-7-8
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空と虹彩- 木立 悟自由詩820-7-3
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だしがら- ◇レキ自由詩1*20-6-24
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青、もしくはブルー- umineko自由詩13*20-6-10
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あの夏の日の追憶- viraj自由詩120-6-6
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支離滅裂の嘘ばっかり- こたきひ ...自由詩520-6-3
前略_あなたへ- 杏っ子自由詩120-6-2
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幸せに生きているって- こたきひ ...自由詩420-6-2
五輪の塔- ナンモナ ...自由詩5*20-6-1
意気地なしの文字- 卯月とわ ...自由詩220-5-30
落ちこぼれ- クーヘン自由詩13*20-5-29
共鳴する黄昏- 塔野夏子自由詩11*20-5-27

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