すべてのおすすめ
  

異国の少女の瞳のよう 青く澄み
だが雲はお構いなしに夢の中の鰐だ

純白に生れ落ち
気まぐれな冬の微笑みにほだされる
だが夜には冷たくあしらわれ 
朝には固く汚れた肢体を通りに ....
好きになってくれる人を好きになりたい ◎検閲例:その1

戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対
戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対 戦争反対
戦争反対 戦 ....
服を着替えるように
自分を着替えて
いつもとちがう
うつくしいすがたで
あなたの言葉をなくしたい
なにもいえないくらい
目だけに主張して
わたしの
すっきりさせたいかなしみ
伝わると ....
眠りは死の子ども
一日一日
気づかないうちに大きくなって
やがてぼくと等身大になると
目覚めることがなくなるのだろう

いつその日が来るかわからない
いつそうなってもいいという
準 ....
ゴメンで済む社会にして警察をなくします 消耗品リストを
作成しました
エクセルで

ボールペン
メモ帳
コピー用紙
ホチキスの針

ふと
私は手を止めて

愛は
消耗品ですか

ボールペンも
コピー用紙も
 ....
お母さんが少女になった 
僕は大人になった
庭に種を植えよう
お母さんの好きな向日葵が
今年の夏に咲くように
沢山沢山植えよう
種が沢山落ちて
再来年にはきっともっともっと咲くから
二 ....
悲しい気持ちの帰り道
疲れた歌のサビのとこ
あなたに言われたようだった

小さくなってしまったと
遠くの夕陽が歌ってる

爪のあいだの蜜柑のかけらが
沈みかけてる太陽みたい

八百 ....
むかし 納屋の整理をした折
古箪笥の引き出しを開けると
中が炊きたての赤飯でいっぱいだったことがある
春の川でとれた蟹の甲羅を剥ぐと
どの蟹にも赤飯がぎっしり詰まっていたこともある
それから ....
 すこし混む電車の中
 イヤホンから囁いてくる音楽
 あのひとも 立っているあのひとも 違った音に
 こっそり囁かれている
 快速急行は両窓の景色と景色を
 後ろへ後ろへ ....
ちいさなちいさなしあわせを味わう
紙コップで飲むコーヒーのような
てのひらで包めるあたたかさは
確かにここにあることを知らせる

だれもがちいさなぬくもりをほしがるけど
簡単にその手を差し ....
夕日が沈むよ
きょうが死ににゆくよ
西が自分の墓場だと
ちゃんと知っているんだね

私には自分がわからない
舵取りもできない
そしていつかはこのまま
失ったまま終わるのだろうか

 ....
人は、自分の欠点を的確に言い表した言葉を
浴びせられると
頭にきて、暴力を振るいたくなるものだ
例えば、デブに対するデブがそうであり
ブスに対するブス、バカに対するバカがそうだ
ちなみに私な ....
それについては因縁がある
なにせ前世の仇だから

うららかな冬の日
わたしはそいつを探して山にきた
皮をなめして枕にしてやろうと思ったのだ
鉄砲をかかえ 神社の脇を通った時
昼寝している ....
狂騒が染み込んだ脳髄の記憶の配列は
鬱蒼とした森の中で覗く太陽に似て
俺は猛毒を含んだように忙しない
新しい何事かをこうして記そうとする度に
滑落した昨日が執拗に裁断されて ....
寝ているうちに夕方になった
夜になる前に起きなければならない
けれどどうしても布団から出られなくて
カーテンの陰にいる母に
起こして と言ってみる
母は不思議そうな顔をしている
見ているだ ....
ピョンヤンの街が日を跨ぐ頃
乾いた靴音で少し先を行く
女 ロシア人だろうか
街灯に照らされて
骨盤で風を切る
右に左に揺れている
おしり 
尻視欲 と 抑止力
激しい激しい
せ・め・ ....
後ろ向いた
舌出した
べろべろべー
ちょんちょんと飛び跳ねて
あなたの心を引き寄せる
遠く彼方に浮遊する
あなたの心が近くなる
もっとここへ来て
私はあなたの好きなひよこ
私は幼い頃早口で
軽いが、どもることがあった
母親でさえ、聞きなおすことがしばしばだった

さすがに長ずるにつれ、本人も自覚して
早口をおそくするように心掛け、発声に気をつけて
治そうと努 ....
誰も手をつけないハート型のクッキーがある 目覚ましの音が鳴ったら
脊髄からの命令でボタンを押す
腕をフトンに引っ込めたら
脳が朝に在るあたしを認識する

薬は早期覚醒を抑える
暗闇でのしかかってくる壁は消えた
もう少しの辛抱 ....
着くまでに予習するはずだった 隣のおばさんは
自治会の会合に熱心すぎる
向かいのおじさんは
信心深くて線香を焚きすぎる

あたしは
隣の女子高生のアニメ友達だし
向かいの大学生とはテニスをする
純粋培養の仲良し ....
乱雑な色彩に紛れた美しい蝶
鈴のように澄んだ歌声は皆を惹きつけた
キラキラとした鱗粉をまとい、
ゆらゆらと魅惑する舞を皆が愛した
幸福を囁き癒しを与える蝶もまた皆を愛した

そんな平和がぐ ....
 虹の空を歩いて跳ねた
 
 遠くでは
 雨粒が水たまりに幾度となく指紋をつけている
 
 灰色の朝、続くまどろみ、
 曇天の間を隠れ現れ 隠れ現れして
 
 時は止ま ....
きみに抱きしめられたとき
気が遠くなりそうだった
だからあたしも
力をこめてきみに抱きついた

気を失ったらダメだ
って思ったんだよ
そんなことで
あたしを責めたりしないでよ

 ....
美辞麗句には見向きもしない

辛辣な役割を辛辣とは語らない、それ

鋭い爪の持ち主を幾つも知りながら

それは決して暴かない
時折、詩友達で集う
神楽坂のキイトスのドアを、開いた。
1年ぶりのマコト君が
カウンターで教えてくれた。  

「○○さんが沖縄から来て
 この近所で詩の展示をやってるよ」

   * ....
振り回した腕が
どこかにぶつかって
赤い血の線が走り出した

あたし傷ついてたんだ
だから痛いんだこころ

あなたに言わない
ことばがみえた

赤い線は
いつか文字をえがく
あ ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬晴れの陰影- ただのみ ...自由詩22*14-2-2
好きになってくれる人を好きになりたい- 北大路京 ...自由詩514-2-2
20分後の未来- 自由詩2+*14-2-1
中表- はなもと ...自由詩2*14-2-1
眠りは死の子どもである- 殿岡秀秋自由詩914-2-1
ゴメンで済む社会にして警察をなくします- 北大路京 ...自由詩614-2-1
消耗品- umineko自由詩11*14-2-1
お母さんと僕- こいち自由詩414-1-31
みかん- うみこ自由詩6*14-1-30
赤飯三題- 春日線香自由詩514-1-29
キミも_ともだち。- ヨルノテ ...自由詩714-1-28
紙コップの中の風- 朧月自由詩314-1-28
空には星が- もっぷ自由詩914-1-28
誰も言わない- 花形新次自由詩214-1-27
むじな- 春日線香自由詩314-1-27
そして最後に置かれた死のかたちは揺れるようにもがき続けるだろ ...- ホロウ・ ...自由詩2*14-1-26
起こして- 春日線香自由詩314-1-26
私利私欲の独裁者に対抗する抑止力- ただのみ ...自由詩19+*14-1-26
ひよこ遊び- 黒髪自由詩5*14-1-26
きゃりーぱみゅぱみゅが、上手く言えない- 小林螢太自由詩21*14-1-26
誰も手をつけないハート型のクッキーがある- 北大路京 ...自由詩414-1-25
フランス組曲第一番- 藤原絵理 ...自由詩4*14-1-24
着くまでに予習するはずだった- 北大路京 ...自由詩514-1-24
レモン- 藤原絵理 ...自由詩3+*14-1-23
蝶の夢- 人の形し ...自由詩1*14-1-22
指が動く- ヨルノテ ...自由詩4*14-1-22
Hold_me- 藤原絵理 ...自由詩214-1-21
風見鶏- 千波 一 ...自由詩214-1-21
ギャラリーフラスコにてー詩友との再会ー__- 服部 剛自由詩414-1-20
いたかった- 朧月自由詩214-1-20

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