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吊革につかまる
リュックを背負った妄想の列

モノクロフイルムの
買い出し列車
一応に皆、リュックを背負い
何があってもリュックを手放さない
網棚には何も無い
大したものが入ってい ....
きみの笑顔が欲しくて
生きてきたのかもしれない
きみの苦しみは あたしの外側にある
その時が流れ去るのを待っているしかない


いくら寄り添ってもたどりつけない
深い井戸の底から見上 ....
目的を失くしたように
ただ帰りの道しか
歩いていない

瞳の色が
乾かなくて
さよならはいつでも
濡れた頬に
似合う指を探す

ここにはもう届かない
確かな答えに
リボンを掛け ....
手を合わし目をつむり
「みなさま
 今日も一日 ありがとうございました
 今日もこうしてお休みできます
 ありがとうございます
 みなさま
 お休みなさい またね」
と夜の布団の中で声を ....
一列目の私は
前を向いているのに
人に触れると
改行ばかりして
道を外れてしまう

これが文字なら
私は手紙を書くことが
出来ないだろう

最後に名前を
残すのが夢なのに

 ....
この胸から一枚の
夏の風景をとりだしてひろげよう
青い湖 まわりは緑の森
そのむこうになだらかな丘々
湖には小さな桟橋 つながれている幾叟かの小舟
ほとりに小さく白い館

そこで僕らは
 ....
背後には誰もいない
開け放した窓から雨が降りそそいだ
部屋には部屋がなかった
区切りのない家に不可視の声ばかりこだましている
迷宮ですらない
音楽を挿れたら違う生き物になる
誰も別人でなか ....
今日もまた多くの感染者が出た
でもそれ以上にたくさんの
手を洗う人がいる
マスクをつける人がいる
人混みを避ける人がいる
報道はされない
数の把握もできない
ありがとう
きょうもまた無 ....
カツサンドを食べて
心臓を強化しようとしたが駄目だった
美味しいんだけどなあ
強化の効果はない
お茶を飲んでしばしの休憩をとると
夢の中でキスをされて
有頂天になっていた
つまり私は寝て ....
何となく良い流れが見える
眼を閉じても見えそう

悪い流れは黒々して
重々して気持ちが悪い

良い流れは直ぐに身体に馴染む

ポジティブに過ごしていれば
自分の過ごしやすい世界になる ....
哲学者と詩人と新宿のホームレス
もしも資質があればなんにでも

応用数学者と宇宙物理学者あるいは
ドビュッシーとツトム・ヤマシタ

こんな問題意識で生き伸びても
脳力もないのに戸惑うだけ ....
ぼくは
もう
だめ、
なのです
ほとんど
機能していません
なにもかも、がです
終わっているのです。
なにもかも。

みとめたくなくて
こんな
どうしようもないことを
まいに ....
夜に
道行く人の顔、白く浮き上がり
満月
孤独な魂が、彷徨する
道に沿ってぽつぽつと点灯する黄色い灯り
追いかけて、追いかけて
刹那開かれる永遠に
そっと息継ぐ精霊を みる



 ....
知らなかった
何も知らなかった
貴女は知らなかった
貴男は知らなかった

知らなかった
彼は知らなかった
知らなかった
彼女は何も知らなかった

私は知らなかった
私も知らなかっ ....
おばさんから愛が溢れて
アがこぼれ出たのが
おばアさん

おじさんに愛が沁み込んで
イがにじみ出たのが
おじイさん
限界を越え
誕生と死という
限界を越え
遥か彼方を一時に臨む

顕在する生、繰り返される人生
広がる、広がる
時空の後方に前方に

無限の彼方の青い青い水平線
白いヨットが曳航され ....
タイヤキ
頭or尻尾?

No
This is
イマガワヤキ

No No
オーヴァンヤキ
夜の遅い時間
心が静かになって
二人だけの時間が濃くなる

線香花火に火をつける
流れる時間がゆっくりになった

ゆったりした心で
余計なことは考えず
二人だけの時間を過ごす

 ....
身体感覚に素直に従って生きてゆきたいのですね
回答の得られない食べきりサイズの人生でもそれでも

新たな無限のドアを自ら鎖してしまわないように
太陽が遍照する微妙なバランスの不自由にありがとう ....
ともした線香の香りが連れて行く
どこかへ行ってた盆の夜
鏡を見れば どことも言えず
いとしい人の面影がよみがえる


今生の人よりも はるかに多い
過去の死者と 未来に生まれてくる者 ....
父親のことを書こうかと思う
優しい男だ
優しさを通り越して
気弱であった
かなり痩せ型で
ひょろひょろしていた
まあこうして
兄も私も
それなりの社会人に仕立てたのだから
立派な大人 ....
いずれも夢のような日々を生活した
よい夢も、わるい夢も、正夢も
芳しい花も、熱い風も、つめたい雨も
さまざまな深さの傷も
重たくなり軽くなりする身体も
やって来ては去っていく

 ....
壁に掛けた絵が傾いて
棚から雑誌が滑って落ちた
花瓶が床で砕けて散った
みんな急いで外に出た

電線が揺れていた
千切れるほどに揺れていた
笑ってる人もいた

隣の建物で大きな音がし ....
眼下の川では子供たちが裸ではしゃぎ
遠く茶褐色の岩峰が冷たい灰色の空を背景に連なっている

僕はゆらゆら揺れる色褪せた肌色の廃棄バスの屋根の上
何とかバランスを取りながら何度も落ちかけ
終に ....
つい最近まで
私の住む地域は
「利用出来る店舗はありません」
と表示されていた
東京から1時間圏内なのに
な、なんで?
とショックのあまり
スマホを叩き壊して
ベランダから
「ウーバ ....
弟の家には

尻尾がある生物が居るらしい

網戶を半開きにしていた處、

勝手に入ってきて、そのまま定住したのだそうだ


洗面臺や便器にうずくまったりしないし

胡瓜を見て氣絕 ....
擦れ合うふたつの金属のような
疫病の女の叫び声が
複雑に入り組んだ路地で反響を繰り返し
縺れ合っては消えていく雨交じりの夜明け前
悪夢から滑落した俺は
自分がまだ生きているのか確かめてい ....
大雨が滝のように降り続いている
人間の世界に自然があるのではない
自然の中に人間の世界があるのだ
人間も自然の一部に過ぎないのだ
勘違いしてはいけない
人間がどんなに科学を発達させても
自 ....
このコロナ禍の中で
現実からは目を反らし
こんな風に作品投稿していることに
疑問に思わない
感覚のズレ
って何なんだろう

詩人特有の症状なのかな

アハ
アハ
アハハハハ
笑 ....
尻が
がくがく
叫んでいる
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8467)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
朝の列車- ……とあ ...自由詩7*21-8-31
避暑地の恋- 藤原絵理 ...自由詩321-8-29
alone- ミナト ...自由詩121-8-29
お礼- こしごえ自由詩8*21-8-29
- ミナト ...自由詩221-8-29
夏の風景- 塔野夏子自由詩14*21-8-29
壁のない家- 凪目自由詩221-8-29
手を洗う人- 木屋 亞 ...自由詩1*21-8-28
カツサンド- 間村長自由詩721-8-28
良い流れ- 夏川ゆう自由詩421-8-27
発掘幻想曲- 梅昆布茶自由詩1221-8-27
あなたに- 草野大悟 ...自由詩321-8-25
精霊の夜- ひだかた ...自由詩5*21-8-25
知らなかった- こたきひ ...自由詩421-8-25
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岸辺- ひだかた ...自由詩621-8-24
間食- ヨロシク自由詩221-8-24
二人だけの時間- 夏川ゆう自由詩321-8-20
旅人のうた- 梅昆布茶自由詩14+21-8-19
送り火- 藤原絵理 ...自由詩6*21-8-18
愛のかたち- umineko自由詩6*21-8-17
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数日遅れで花は咲いた- 妻咲邦香自由詩2*21-8-17
無垢と大地(改訂)- ひだかた ...自由詩1121-8-16
Uber_Eats- 花形新次自由詩121-8-16
Hug- 墨晶自由詩3*21-8-16
火炙りの朝- ホロウ・ ...自由詩3*21-8-15
自然災害- zenyama太 ...自由詩1*21-8-15
コロナ禍の中で- こたきひ ...自由詩321-8-15
I,_m__caming...!!- 草野大悟 ...自由詩121-8-14

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