すべてのおすすめ
もし今死の宣告をされたなら
黙ってひとりにしてほしい
誰かがなにかを言ってくれても
私のこころに届かない

死の宣告をされたなら
あなたと私は違う場所
だから声も届かない

それ ....
 
 
雨が降ってきた
それに加えて午後からは
槍まで降ってきた

雨が降ろうが
槍が降ろうが
必ず行くよ
と言っていた友人は
終に来ることはなかった

窓を開けると
代わり ....
あなたの深い悲しみは
溝の奥の方に
入り込んでしまって
私の手では届かない
それでも強引に取り出そうとしたら
きっと壊れてしまうでしょう

そういう時は
塩を振り掛けるのです
昔から ....
幾重もの自己が折り重なる
形のない「私」の輪郭から
おろす瞼と塞いだ耳の感覚
閉ざされた世界で生まれる
殻が丁寧に剥がされてゆく
張った膜の内側で目覚めた
足りない酸素と視界の中で

 ....
写真になった父が 昔よりよく喋るようになった
弘法大師ゆかりの寺で ボロボロのジャンバーに
白髪を風に舞わせながら 少し笑ってピースなんかして
誰もいなくなる家を前に大丈夫、だというふうに ....
――風よ 

木の葉をさざめかせ
やさしく掻き乱し

花房にそっと触れ
散り際へと誘う

子猫の背を撫でるよう
湖の面を煌めき立たせ 

風 おお風よ!

おまえが気まぐれに ....
革命家の雄たけびが群衆を動かし世を変革させるように
音楽家が奏でる音で聴衆を静まらせ割れんばかりの拍手をさらうように
宗教家が祈りと自他不二の行動で圧倒的弱者に笑顔を与えるように
芸術家の魂が創 ....
キミの笑顔が見れた日は、

見上げた空が曇っていても、降り注ぐ無数の滴が

宝石のように弾けるのを見て

街全体が、打楽器のようにリズムを奏で

耳を澄ませば、そこにもJAZZが流れて ....
 
 
人が何かを信じるときは
 
その根拠を探して、探して
 
そうして見つけたその根拠こそが
 
その総てだと思う。
 
いや・・・思うというよりは、思いたいものだから ....
夜に耐え

夜に泣き

それでも朝を迎える

おはよう

いつかは覚めるものさ

眠れずとも

必ず朝は来る
女というのは
いてもいなくても
苦になるものだ

かつて俺は思っていた

女にはたぶん
心はあっても
精神なんてないんじゃないか

なかば本気で思ってもいた

むかしむかし ....
きっちがぁいに見えたとしたって

「あっ、普通です。」

って冷静に批判したい

理性で丸め込まれてしまうような
余ったれた感情の降伏点を衝動などと呼ぶのは
いい加減に終わりにしてみた ....
 
ブローチ

妻が声をかける
隣室から
お出かけの
ブローチを見てくれと言う
あれこれ五つばかり

結局、黒髪に合う
黒みががったのにした
素朴という言葉がある
辞書にはス ....
どっちでもいい
君が蕎麦を喰おうが饂飩を喰おうが
君の人生だし
君の昼飯だ
ただ
ただな
今、蕎麦喰ってるのに「饂飩食べてます」って嘘つくのはあかん
俺、関西人じゃないけど言う
「それ ....
いっとき
誰かをおもい
泣いたとしても
朝が来れば
人は顔を洗い
食事をし
読みかけの本の頁を開く
晴れていれば
陽を浴びに出かけ
つばめが巣立てば
ほほえむでしょう
四葉のクロ ....
配達中にラジオで聴いた
でんでんむしを歌うあいだしょうこ

WIINKのあの娘だとおもった

つのだせやりだせあたまだせ
でんでんむしが言うには

そんなのわかってる
あんたこそ元気 ....
目が覚めた時に触れた
手の先がジンと痺れていた理由は
握った力が強すぎていたからなのか
心地よい鈍痛に包まれて
寝息を聞いている朝

無言のまま身体ごと引き寄せては
暑さのせいなのか
 ....
水より安い酒を友としている 運命とは。
戻ることはないから安心してもいい
並列された時間軸に迷いはなかった
それはみな意志の極限を指しているから。

時が鳴り響くように。
(私たちがモナドと呼んでいたもの) のよ ....
赤ちゃんの匂い 柔らかい肌の匂い
ふわふわの肌着の匂い あたたかいホッペの匂い
新生児のウンチは 美しいきいろ
お日様の下でひなたぼっこした後の
どんな高価な石鹸の匂いよりも
甘くて 柔らか ....
あなた若しくは私が
何故今そのことについて
書かなければならないのか
あなた若しくは私が
必然と感じて書いたものが
読む人にとっては
全くそう思えない
あなた若しくは私が
読む人にとっ ....
最後の瞬間
かける言葉は無かった。

ただ
流されるがままに
「ありがとうございました。」と
言っただけ。

「お父さん死ぬな!!!」と
耳元で叫んだ人の話を聞いていたのだが

 ....
 
あなたは、ぼくじゃない

ぼくは、あなたじゃない

でも、わかりあえないわけじゃない



 
 若葉はだんだんと濃い緑に変わり
 空の青には白い雲がまぶしく輝く。
 生命が萌えたつ
 五月のさわやかな風・・・
 
 新しい生命が生まれるということは、
 それと同数以上の生命が消えて ....
何年も前の事だけど
「紀伊国屋なう」というメールを
貴方がくれた
その時は
電車に6時間も揺られなければ
紀伊国屋のあるその街へ行けない土地に
住んでいたから
「今その町に私がいれば、
 ....
 ジョージ、君がいなくなって、今年でもう三度目の夏が訪れようとしています。
 ピンタゾウザメがいなくなったことで起きる弊害は今のところ
 私の生活に訪れてはいません
 
 アインシュタインや夏 ....
私は貴方の事をよく知ってる
でも貴方は私のこと何も知らないの
だから少しのきっかけで貴方に話しかけられて光栄なの
でもね私に向けられた視線は貴方の少しの興味ではなく
睨みつけてきた女の子と目が ....
雨上がりのそら
草原に敷かれた鉄路
長大な貨車を曳く機関車が
ゆっくりと風景をよこぎってゆく

産業革命をささえた心臓が
風景のなかで鼓動している

そんないまではめったに在り得ないシ ....
ある古本屋に行きたまたま開いたページに
弱音が書いてあった

「苦しい」と

私はそれを買い、それに返事のようなものを書いた

「私もだよ」

それだけだったのに
なんとなく赤の他 ....
花咲け大地

叶わぬ夢も

素知らぬ顔で

天まで昇れ

いずれは雲に

やがては雨に

今日もどこかで花が咲く

色とりどりの花が咲く
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
若い自分へ- つよし自由詩115-6-10
約束- たもつ自由詩2115-6-10
深い悲しみ- 花形新次自由詩215-6-10
- アリス自由詩315-6-10
写真- 為平 澪自由詩715-6-10
風と共に念ず- ただのみ ...自由詩15*15-6-10
詩人の赤- 秋也自由詩415-6-10
JAZZが流れていたりした。- 元親 ミ ...自由詩315-6-9
*****_祈り_*****- 元親 ミ ...自由詩3*15-6-9
グッドモーニングヒーロー- 秋也自由詩115-6-8
女についての若干の考察- 浩一自由詩2*15-6-5
まだまだあおいよおめぇさん- 楽歌自由詩3*15-6-4
_ブローチ- 生田 稔自由詩615-6-4
冷やし中華始めました<幻>- 秋也自由詩215-6-4
天を見つめるということ- そらの珊 ...自由詩23*15-6-3
でんでんむし- 梅昆布茶自由詩1115-6-3
聡明であるべきふたり- AquArium自由詩3*15-6-3
水より安い酒を友としている- 北大路京 ...自由詩715-6-2
- 佐藤伊織自由詩215-6-2
あまいこと- 岸かの子 ...自由詩7*15-6-2
何故今なのか- 花形新次自由詩115-6-1
出棺時。- 梓ゆい自由詩315-6-1
じゃない- 殿上 童自由詩15*15-6-1
五月の風の向こうに- 秀の秋自由詩215-5-31
紀伊国屋- Lucy自由詩26+*15-5-30
3度目の- 亜樹自由詩415-5-29
貴方は人気者- 斎藤 九自由詩115-5-27
ロコモティブ- 梅昆布茶自由詩1215-5-27
私もだよ- 斎藤 九自由詩215-5-26
花咲け- 花咲風太 ...自由詩315-5-26

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