すべてのおすすめ
いろんな天気があって
いろんな空があって

自分で選べるわけじゃないから
ただ黙って歩くしかない

ひとりだと思えばさみしい道も
みんなおなじと思えばがまんもできる

不特定多数のだ ....
満面の笑みなど
瞬間の出来事だ
幸福が滲んで
ぬくもりに包まれている時間も
どれほどのものだろう
絶望も
沈んだ時間も
似たようなもので
たいてい僕らは
喜怒哀楽のどれとも言えない
 ....
難解な君のファッション

鼻を摘まみたくなる正義の嫌味

「わかりません」の連発も

「つまりその」答えを言葉にしたがる奴の高尚な妄想

17歳を境にどうでもいいけど感じ方は果てしなく ....
虹は空を
支えているいきものです
わすれてはいけない

私のこころが
空にのぼりたがっても
足ふんばってとどめる

まだまだまだ
やることが
やりたいことが
あるから

虹よ ....
葉書は、
白い壁の長方形の紙の家
うすい、
厚みしかないためにひとりで立つこともできない家
寝転がったまま まだ見ぬ遠い街を夢みているのだろうか
小さな窓がある
そこに灯されるのは あかり ....
ビーバップ・みのるが好きだ。
ビーバップ・みのるはAV監督だ。
ビーバップ・みのるはすこし しゃくれている。
ビーバップ・みのるの声が好きだ。
ビーバップ・みのるはドMだから
自分のしてほし ....
ノートを開いて
最初のページに
書きつける書体は
とても丁寧なのに
そのノートは
半分くらいつかったところで
鳥になってしまう
鳥になったぼくは
どこまで行くんだろう?
と思った ....
スペインで
闘牛反対の活動家の列に
牛が突っ込んで
負傷者が出たという
ニュースは
なんとも
痛微笑ましいものですが

反捕鯨団体の
オーストラリア人船長500名が
抗議船内 ....
旧暦の十月十日
島根の出雲大社に
日本全国の神様が集まって
目には見えない縁を結ぶらしい

そこで願い事をすると
全国の神様にお願いしたことになる
それはなんとも合理的

でも、それ ....
濃い目の紅茶をひとくち舐めて
すすけた砂漠でくるくるとステップを踏む

気をつけて
地雷に触ると危ないよ

金ぴかのさそりに心を噛まれたら
白かった地図がなんとなく退屈になっている

 ....
手のひらを
つかのまだけ
離れてみせる、と

誇らしそうに安らいで
黒髪すやすや

あなたの隣



小鳥の言葉は
拾ってきます

かけらに
なり果てる手前の
懐か ....
のぞまれない悲しみは
きっとある

のぞまれない優しさも
きっとある

ひとつ残らず
のぞまれなくても
わたしはここに
立っている



言えず終いの
いたわりがあ ....
足にまゆ毛があったら

たまに怒ったりするんだろうか

適当に歩くなよ
文句いったりしそうだな

しゃんとしろ
っていつも下から
見上げられてる

そんな足の甲と
目が合う夕暮 ....
張り詰めたもの
鋭く一文字に空間を切り開く

切ないもの
鬱々とした恋の綱渡り

儚いものばっかりを見てはいけないのだけれど
儚さばかりが心のよすがだった

国家が機能しない病気の国 ....
バイクの後ろに乗せられて バイバイと
母の実家に行った 四歳の頃
家族と離れて 初めて一人
そんな自覚もないままに
しーんとして広く感じる居間や台所
少し高い所にある黒電話をみつめた
しば ....
「微笑める」
              木の若芽


機械や書類の前では微笑めない

いのちあるものの前ではじめて微笑めるのだ

人を見て微笑みましょう

木を見て微笑みましょう ....
あなたが珍しく
自ら自分のアルバムを持ち出してきたから
少し不思議だった
「なんとなく」
なんて言うけど
これまで一度も
開いて見せたことなどなかったのに

あなたのアルバムには
当 ....
百葉箱をかぶった白衣の人が

歩いてやってきた

誰も気づかないのはなぜ

ベンチに座る私のところまで

つかつかつかとん

近づいて

そっと私の脈をとり

まだ大丈夫
 ....
食べ物をあてがわれ、私は幸福だった
六畳のフローリングに頬をつけ、わたしはしあわせ

粉末状の光が降り注ぎ、わたしの家もろとも午後2時の町を覆った
その中には学校があり郵便局があり、路地で玉遊 ....
 
オラオラオラァ!

モダンで薄っぺらな靴なんて目じゃねぇ

ちびて薄汚れちゃぁいるが、これが歩み続けたおいらの勲章でぇ




 
春の曇り日

新聞紙みたいなホーム

電車を待つのは

ドラフト会議にかからなかった俺

だれかに会うため旅に出る


ナミダと童貞だけ乗せて

電車は鉄路を行くけれど

 ....
深紅の薔薇を投げた夜
いくつもの吐息をかさねていた

僕達の想いには名前がなかった
そんなもてあました悲しみが
僕達は好きだった

いくつもの季節を共有し
違和を閉じ込めた小箱を持って ....
上機嫌な風で
庭木は味わっている
舞踊のたのしさを

  光の誘惑で
  トカゲは試みている
  逍遥のうれしさを

    「時」の流転で
     おまえは味わっている
    ....
魚編の漢字が好きだ
目から鱗という言葉が好きだ
逆鱗に触れるという言葉が好きだ
そして わたしの言葉を読んでくれるだろう そんな あなたが好きだ

回遊する魚のように
 ....
意外と気づいているひとは
少ないのだが

ひとが胸に刻みつけて
おくべきひとつの真理は
須くどんな場合に於いても

昇ることよりも降りる方が
遥かに危うく困難であることである
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで、束ねられた数枚の紙でしかないそれを僕に差し出すと、君は下を向いてコップについた水滴を指で撫ぜた。
何気なく開いたページには、立てこも ....
言葉の受肉を待つ間
私は何を語ろう
肺腑をえぐる現在は続く
この白金の
眼も眩む閃光
人形の目玉のような現在が
私の身体を痛めつける
本当の言葉のありかを探すけど
そんなものはない
 ....
いま
手にした手紙と
いくつかの
小物の箱
もの言わぬ
昔のわたしの
色褪せた
無垢の記録


捨てられた家で
埃にまみれ
わたしのことを
 ....
都合のいい鏡だ
ありのままを映し、臭いものを覆う
何も知らなかった頃に帰れれば
楽だろう
それはそれは楽だろう
(反転
今までの上は下になりました
なので、東京に向かう電車は下りです
 ....
いつもちゃんと閉めるのに

蛇口から落ちる水滴の音

もう一度強く閉める時もあれば

そのまま

ポタポタ落ちるのにまかせて

ぼんやり

ポタッ

ポタッと

落ちる ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8464)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あるこう- 朧月自由詩812-11-28
黒いため息- 三田九郎自由詩2*12-11-28
どうしてセンセ−ション- TAROぱっ ...自由詩112-11-27
虹の柱- 朧月自由詩512-11-27
紙の家- そらの珊 ...自由詩21*12-11-27
ちがあかビーバップ- ともちゃ ...自由詩612-11-27
習作- いつも神 ...自由詩412-11-27
KKP交渉- 花形新次自由詩4+12-11-26
神在月(かみありづき)- イオン自由詩3*12-11-26
なんか本棚で寝ちゃったみたい- カマキリ自由詩7*12-11-26
淡雪- 千波 一 ...自由詩8*12-11-26
夢なかば- 千波 一 ...自由詩18*12-11-26
足の甲と目が合えば- 朧月自由詩412-11-26
タイトロープ- 梅昆布茶自由詩1612-11-25
幸せは眠っている- 砂木自由詩15*12-11-25
微笑める- 木の若芽自由詩112-11-25
アルバム- 小原あき自由詩14*12-11-25
百葉人- 灰泥軽茶自由詩6*12-11-25
平和台マンション- まきしむ自由詩6*12-11-25
オラオラオラァ!- 殿上 童自由詩24*12-11-24
ナミダと童貞- 吉岡ペペ ...自由詩212-11-23
デスペラード- 梅昆布茶自由詩3112-11-23
立ち枯れて- 信天翁自由詩812-11-23
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで- るるりら自由詩23*12-11-23
真理- HAL自由詩6*12-11-23
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで- 木屋 亞 ...自由詩10*12-11-23
試作__1- 渡辺亘自由詩112-11-23
ひとときの透過- ホロウ・ ...自由詩3*12-11-23
ぶんしん- 中川達矢自由詩212-11-23
蛇口- 灰泥軽茶自由詩4*12-11-22

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