すべてのおすすめ
河に飛び込み死にきれず
首を縊って縄切れて
手首は切る部位無くなって、
やはりその日も死にきれず

昨日も一日長く生き
今日も一日長くイキ
明日も一日生きるのだ

死んで花実が咲 ....
女であらむとすること
男に対し、
性的対象としてこちらを見得ない少年を除外した
男という男の全て
青年、成年、中年、老人にさえ
醜い青年、醜い成人、醜い中年男、醜い老いぼれに対してさえ
女 ....
どこまでも広がる色彩こたえなき色彩
闇さえも色彩のなかにある
彼の描く世界は、
本当はどこにあるのか
見る者はその答えを探しに
際限ない色彩の旅に出る

彼が描くすべての色彩の背中に ....
いつもそこにいる

あたしのこころとおんなじだ

あたしのこころはいつも

あたしのそばにいてくれている


東郷公園よこの坂道

そこをすっとくだってしまうのは

いつも惜 ....
たまに自分の一生を考えてみたりする
もう人生の何割を終えたんだろうか
この先になにか良いことはあるのかってね
でも未来なんて考えても仕方ない
今何をするかで変わっていくからね
それなりに楽し ....
ふっと
名前を消失してしまっていた
空の真ん中に視線を
漂わせていると
風が舞い上がる一瞬の間に


重力に括り繋がれていると
名前さえ肩に重い日がある
真っさらな空への
ひとひら ....
羽を広げて歌ったり
髪を下ろして眠ったり
きみを観察して飽きることがない
しなやかな人形のようだ

内側にめくれて行く海の
遠い波音を聴くころには
月が高いところまで上り
僕はいつまで ....
あたしは妬む
他人の有り様を妬むのだよ
若い者、綺麗な者、愛に浴す者、持てる者達が憎らしい
だから顔がほら、こんなに腐って黒くなってしまったのさ

あたしは疎む
邪魔立ては許さない
前を ....
仕事をとられたといっても
それはポジションをとられたって事で
経験をとられたわけじゃない
継続が終わっても持続する力
相手はあなたであってあなたではない

与えられたポジションはいつかは消 ....
駅前のデパートが閉まると聞き
短い帰省の間、立ち寄った
商品のない売り場と
間もなく解雇される店員たちの笑顔が
とても痛々しかった

逃げるようにエレベーターのボタンを押したとき
七歳の ....
愛さえあればなんてね
でもそれってお金で買えそうな気もするよ

何もしないからと言いながら
私の背中に変なのを押し当ててくる

そんな安っぽいんじゃなくてさ

至高の愛
とか
無償 ....
中央ユニバーシティ
動物園を追い越し
山に向かって行けば
都心より
最低気温が5℃は下がる

中央ユニバーシティ
南に見える帝京大学
東は明星大学
位置関係は
ちょっと適当よ
ど ....
君の外周をぬける
君という
確信が欲しくて

虎がバターに
ブログがツイッターに
急げば急ぐほど
混然として

君の外周をぬける
なんて遠回り
うなじから耳元
腸骨から正中線
 ....
林さんの御葬式会場は
林家斎場
何故か緊張感が無い

吉野さんの御葬式会場は
吉野家斎場
なんだか牛丼屋のようだ

一二の御葬式会場は
一家斎場
「誰の?」と云いたくなる


 ....
黒揚羽が跳ぶ

墓場の霊気を浴びながら


黒揚羽が跳ぶ

思い出の蜜を吸うために


黒揚羽が跳ぶ

生前の悔いを晴らすために


黒揚羽が跳ぶ

必死で誰 ....
へんしんがなかった
だめだから
ひととして
くずだから
なかった
へんしんが

あしたも
ない
あさってもない
しあさってには
ある
ほうふくが
くぎばっとで
なぐられる
 ....
はだかんぼうな大銀杏の木
それでも寒々しさは微塵にもなくて

なんだか凛々しい

思わずさわりたくなって
てのひらで逞しい幹にふれてみれば

生きているんだ

木なんだから動きもし ....
頷くことに数千の
首ふることに数千の
意味があること知っている

あなたへ触れた私の手のひら
たくさんつまった気持ちの手

ぜんぶ わかる
ことに意味はない

お互いが
ここにい ....
わたしが動かなくても
雲は西へと流れてゆく

わたしが動かなくても
みつばちは花を求め
8の字に旋回する

わたしが動かなくても
大地はわたしを乗せて
星の周りを回り続ける

わ ....
 
 
列車も停まらないような
ホームの一番端でひとり
ご飯を食べている
ちゃぶ台は誰かが置いていってくれた
多分、親切な人なのだと思う

納豆や根菜類の煮物など
好きなおかずを並べ ....
だきょう
だせい
どんづまり

1366×768ドットの檻の中で
ゆうゆうと座り込んだままの
気障な行分け文章

だみん
だつりょく
できそこない

TFTカラー液晶の眩い ....
みんなこいよ直腸で爆竹炸裂さすパーティが印旛沼の近くでやってるって噂だぜ!
男も女もみんな素っ裸で肛門から直腸に爆竹を挿入してるって噂だぜ!
みんなにはいつも世話になってるから特別に教えてやるから ....
御岳百草丸を20錠飲んで
俺は今日も健康に生きる
黒い革のジャケットを着て
黒い革のブーツを履いて
咥え煙草でバイクに跨り
人間ドックを受けに行く
バリウム剤をしこたま飲んで
真っ白な糞 ....
悲しいような甘さ
だ液に含んだキャンディをひとつ
あなたにあげたい

人の吐く息の波に
飛ばされてここにいるから
空が見えない

ふるえたように電話をかけた
いつもあなたに
揮 ....
東京の東の場末の少し前

相撲とりと競馬狂い
ちょっと一杯ひっかけようと、
そぞろ歩きの錦糸町南口

客引きの中国人の女やら
街頭ライブの若い子やらが
ネオンの極彩色にまみれながら
 ....
寝息は心を溶かしていく

水に入れた角砂糖のように

もろもろとたゆたいながら漏れ出していく

寝息をたてて

あなたは朝を迎える

僕は 眠くて

濃い目のコーヒーに 角砂糖 ....
発しない言葉で
君に贈る気持ち
君が君の場所でがんばるのみてるよ

私の居場所で
私が疲れた時には
君が君の居場所で
汗してるの想うよ

ひとりの
歩幅は足りないこと示すけど
つ ....
曲線
ゆるやかなR
なだらかなN

わたし
一番じゃなきゃいやなんです
一番で

愛が
ひとりに一つずつなら
夜が
不意に消費する

曲線
貴方のゆるみに
ゆびを添えて
 ....
歩いていこう

自分たちの速さで

少し息が弾むこの道のりを

白い息を吐き出して

頬が赤らむのを感じながら

手の温かさを確かめながら

歩いていこう

願わくばその先 ....
僕が言葉を紡ぐには

ある程度の孤独と

大きな喪失が必要なのかもしれない


そんな気がしている 満たされた夜


よろこびの歌で

たっぷりたぷたぷな充足感を唄うには

 ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8467)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
長寿ー生き残り−- ……とあ ...自由詩1011-2-6
おミズ鉄則- salco自由詩3*11-2-6
カンディンスキーの色彩- あおい満 ...自由詩611-2-6
東郷公園よこの坂道- 吉岡ペペ ...自由詩911-2-6
選択肢- SEKAI NO RET ...自由詩1*11-2-6
- 折口也自由詩3*11-2-5
Balance- 瀬崎 虎 ...自由詩411-2-5
三鬼面- salco自由詩6*11-2-5
現場にて- 砂木自由詩7*11-2-3
とても控えめな愛に育まれていた頃- 西天 龍自由詩24*11-2-1
かさねるひと- 恋月 ぴ ...自由詩20*11-1-31
中央ユニバーシティ- 花形新次自由詩5*11-1-31
そとまわり- umineko自由詩6*11-1-27
御葬式- 一 二自由詩711-1-25
黒揚羽- Seia自由詩311-1-25
セリロレ- 6自由詩211-1-24
ふれるひと- 恋月 ぴ ...自由詩24*11-1-24
冬の今日- 朧月自由詩211-1-24
わたしが動かなくても- 佐倉 潮自由詩311-1-24
お代り- たもつ自由詩2011-1-23
3D- nonya自由詩12*11-1-22
めし食ってた- セガール ...自由詩211-1-22
触診- セガール ...自由詩311-1-22
推敲したら嘘が残る- かんな自由詩8*11-1-22
錦糸町マークⅡ- ……とあ ...自由詩11*11-1-22
寝息をたてて- 短角牛自由詩311-1-22
ありがとう- 朧月自由詩311-1-21
貴方の中にある直線- umineko自由詩6*11-1-21
やさしさに包まれたなら- 短角牛自由詩111-1-21
ゆめみごこち- 短角牛自由詩311-1-21

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