すべてのおすすめ
なにを泣けばいいのだろう

この空虚(うつろ)な悲しみには
なんの意味もないと
知らされて

白い麦わら帽子をかぶり
あの
マチュピチュとは似ても似つかない
 ....
ウンチの実態は
食べ物の残りカスではなく
細胞の死骸なのだと聞いて
私は脳細胞の死骸だと
勝手に思ってしまった

確かにトイレに籠って本を読み
粘ると便が出ることが多いので
脳細胞の代 ....
人間は脳の10%しか使っていない

なんて
言われてきたが

最近の研究で
脳は常にその100%を使っている
という事が明らかになった

とはいえ
記憶の存在する場所が
脳の中
 ....
少し芯のあるパエリアを
何も言わずに食べる
失敗は復唱しない、
一度失敗したら、
もうそれで良いのだ
失敗は、
天国への階段だから

半年がすぎて
さあ、
もう一度パエリアを作る
 ....
でたらめで、バラバラで、どこからでも飛んできて、どこへでも飛んでいく、そんな君だったけれど、君を構成する粒子は少しずつ君自身の色を帯びるようになってきた。

めちゃくちゃで、ぐにゃぐに ....
い、インドにはインドの流儀。
ろ、ろれつが回らずおかしいな。
は、ハブ酒のんでいいきぶん。
に、にくばかり先に食べないで。
ほ、ほっかいどうだよおっかさん。
へ、へんな日本語つかわないでよ。 ....
干し草を積み上げて小刻みに揺れながら
走る軽トラみたい、知り得ない生き方
不意に近付きすれ違う
同じ約束を抱えて巡り会えた
私にはまだ解けない数式
軽々と正解、撒き散らして去る
砂埃と ....
知りたがり迷宮パスタ
暴走する花を尻目に風上に向き直る
お気に入りのソファーからどれだけ離れられるかが今日の勝負
どんな画材でも描き切れなかったスマイル
君はいとも簡単に操ってみせる
誰に見 ....
精神病棟の患者、職員に観劇して貰う為
ボクが宮澤賢治の童話『よだかの星』を
戯曲にしたのはいつのことだっただろう

よたか役は
臨床心理士のキナメリさんにお願いし
星に向かって飛んでいく最 ....
「今すれ違ったクルマ
 SUVなのにシャコタンだったぞ
 意味不明だな」
「あぁ、確かに車高の高い車を買って
 車高を低くするためにお金をかける
 バカみたいだけど」
「そうだね
 でも ....
みんみん蝉が鳴いている
曇天空に、ただ一匹

細かい雨が降っている

みんみん蝉は鳴き続ける
それは私の心に木霊する
抑え難い生命の高まりが
溢れ続ける生への執着が
私の魂を掻き立て ....
宙へ手紙を
したためる
魂という命のペン
下手な字でも
読んでくれる宙



今の自分に
出来ることをしてから
天を静かに信じる
そして
天に任せる



自分に都合の ....
音楽、
それは自由な魂の響き
広がりゆく光の木霊

すべては変わっていく
気付くとあなたはもう此処にいない
闇を抱えたまま宇宙へと還り
未完成のまま波に呑まれ

内底から
寄せる宇 ....
太陽がギラギラ射す中で
一日中外で働いている人たちがいる
僕の隣家の屋根をなおしている人たちがそうである
僕はクーラーのきいた部屋で
この過酷な労働を眺めながら過ごしている
僕なら半日もたな ....
鳥のように
花のように
深く静かに、
風が死んでいる
湿った潮気とともに
蒼いナパームの花の匂いが
甘く立ちこめていた
融けた日付が
なぜかナパーム岬を過ぎても
ヒロシまだ帰らない
 ....
黄昏の光を受け
よろめく羽虫は
遠い木霊のなか
孤独と静謐に留まる

変わりゆくすべてに
変わらず沸き立つもの
遠く木霊する声
異様に絡み合い
広がる宇宙の輪郭を
響きのなかに伝え ....
いわゆる「水急不流月」












禅語だ









川だろうか
河だろうか

とにかく流 ....
無料と定額のサービスで
見ないと損した気になる時代
倍速再生で映像が見られている

つまらないから金返せから
つまらないから時間返せの時代
倍速再生が免罪符となった

自分の人生が倍速 ....
意識が躍動する朝に
子供たちが踊る

鮮やかに心臓が脈を打ち
光の街が浮き上がる

歓びに充ちた朝、
自分の存在の輪郭が
世界に溶け込み
深い深い息を繰り返す

わたしは生きるの ....
降り止まない雨が
心の奥底に言葉を溢れさせ
魂の隙間から
零れ落ちるような光滴たち
無数に煌めき散逸する
終わらない旅路の果てに
訪れるもの一つさえ
想い描けないなら
何億もの地上の眼 ....
若かったころ、けして美人と言うわけでもなかったが、彼女もまだそれなりに可愛かった。男たちが代わるがわるにやって来ては、クルマに乗せたり、映画を観に連れて行ったり、また酒を飲ませたりと彼女との時間を楽し .... それだけで世界はこんなにも美しい
悲しいほどに
つきあいたい

その気持ちをなんとかこんとか
書類の間に挟みかくして

何食わぬ顔で、仕事を続けた

まずい
このタイミング
この相手で
そういうのはまずい

吸い込まれそうな ....
ごっこ遊びをしてる
爪の伸びた友達と
殴られたあとが痛い
殴られるまでは痛くない
呪文を唱える友達
唱えた呪文を聞くだけの俺

心地の良い季節だね
心にもない言葉
どこかいこうよ ....
奇妙なものに
取り囲まれ
見知らぬものの
浮き立つ
わたしの回りで
しなやかな輪舞を
繰り返し
奇妙なまま
見知らぬまま
ひたすらに
自由を分節し
いつしか
あっけなく
呑ま ....
言いたかったこと
言えなかったこと

音を持つ前に
雨に戻して
あなたの頬を
優しく歩きたい

そっと拭う仕草で
嫌われても
透明な傷跡に
責任を持ちたくて

もうとっくに
 ....
抜けるような
美しさが
花開き
時が経過する
微かに
彼女の息遣い
ふるまわれる
原色の舞い
高揚し
忘却して
上昇する
下降する
もう一つの朝
もう一つの夜
もう一つの可 ....
降り続いていた雨が止み
今日は薄日が射している
おまけにうっすらあったかい
おれは胸いっぱいの共感に
包まれ街に入っていく

街では陽気なコーラスが
もうひっきりなしに響いていて
老婆 ....
 【問答相撲】
健康は命の付属品ではない
生写しではあるが別の生き物だ
今日も飛び去ろうとしてタックルした
顔を洗えば鏡に逃げ込むかもしれない
醜態を晒しても命ある限りか
尊厳を保ててこそ ....
中庭と廊下に
誰も居ないことを確認して
使うことのない鍵を握り
少しだけ明るい裏庭に出る


低い草と
色の無い花の間を抜け
影の無い径に出る
薄暗く揺れる午後に ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8464)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白い麦わら帽子- 秋葉竹自由詩222-10-5
クソみたいなウンチク- イオン自由詩10*22-10-1
前世の記憶などが集う場所- st自由詩322-9-27
天国は待ってくれる- atsuchan69自由詩6*22-9-26
人生が始まる- 葉leaf自由詩122-9-25
カルタシマス- 妻咲邦香自由詩222-9-24
リュート- 妻咲邦香自由詩222-9-24
オーバーオール- 妻咲邦香自由詩122-9-24
夜鷹のキナメリさんのこと- 板谷みき ...自由詩1*22-8-29
クロスオーバーSUV- イオン自由詩2*22-8-28
みんみん蝉が鳴いている- ひだかた ...自由詩6*22-8-28
※五行歌_五首「あなたへ今も感謝」- こしごえ自由詩4*22-8-25
音楽- ひだかた ...自由詩6*22-8-19
真夏の労働者- zenyama太 ...自由詩1*22-8-16
ナパーム岬- atsuchan69自由詩4*22-8-7
リアル- ひだかた ...自由詩3*22-7-17
水_急にして月を流さず- TAT自由詩322-7-16
倍速再生- イオン自由詩2*22-7-16
光の街- ひだかた ...自由詩622-7-3
Across_The_Universe- ひだかた ...自由詩522-5-17
女の一生- atsuchan69自由詩5*22-5-16
誰かのことを只想い続けているあなたのことを、只想い続けている- うめバア自由詩2*22-5-14
こんなこともある- うめバア自由詩1*22-5-13
滑り落ちていったものだけ- 竜門勇気自由詩2*22-5-4
Unmade5- ひだかた ...自由詩4*22-5-4
RAIN- ミナト ...自由詩322-4-22
ひとり(改訂)- ひだかた ...自由詩7*22-4-22
雨上がりの街角- ひだかた ...自由詩4*22-4-22
即興小詩の集い- 宣井龍人自由詩4*22-4-12
裏庭を越えて- 木立 悟自由詩222-4-10

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