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すんと湧いて
すぅうと透ける
うっすら凍り付いた
たましいの音階波打ち

ぽっとぱっと灯る響きの光
鉄橋のなかを疾駆していく
空の青み際立ち笑いながら

 たましいの音階波打ち
  ....
何でも無い午後の風と
悲しい思いがする そんな
毎日の中を流れている
公園の前で


何でもない日々にある
今は そんな 感覚と
意識の中で生きている
電子工作の手を止めて


 ....
かさかさと地面をすべってゆく、殺伐とした風に、押しだされた、すっかりと茶色くなってしまった落ち葉も、もう動かなくなってしまった蜘蛛の手足も、気まぐれに、かるく爪弾いただけで、いともたやすく砕けてしまう .... パリパリのラスク
粉がこぼれて
僕のスカート汚した
僕のお気に入りのスカート
この地球を産んだという
大層立派なスカート
夜空に翻る
白い足がちらりとのぞく
宇宙の一部も隠してしまう
 ....
過去という言葉を
すぎ去ると読むより
あやまちが去ると読めば
過ちはもうここには無い
この世界という限りない謎を前にして、

「神秘」* として一括りにする感情に寄りかかり「うっとり」棚上げにすな!

この世界という限りない謎 深く深く感じたら、
内から溢れ出る直観思考せよ詩 ....
ピントを甘くして
眉を和らげて
眺める

風ブレを気にしないで
意味を追い駆けないで
眺める

昨日までのわだかまりを
水鳥が曳いていく
明日からの気がかりが
湖畔の欅を越え ....
私は生きた
愛した
戦った
それは私が
徹頭徹尾
人間だったと言うことだ
意識の視界に虹がかかる
私は虹の形を手探りする

すっかり両手が七色に染まる頃、
それまで見えなかったものが
ふっと浮き出し見えて来る

この世があの世と繋がったように
あの世がこの世 ....
くもりのちあめのひのしんごうきは
あかすぎる、と
あおすぎる、が、あって
きいろだけは、すぎないから
ちょっとだけうれしそう

わたしたちはおもちゃばこのなか
うみすてられて、おいてかれ ....
          - l'impromptu

 樹の幹の儘

 {ルビ鄰家=となり}のスープ

 仕込み

 田(畑)

 固めに行き

「急ぐのか」

 と ....
  または
  栞をはさんで
  席をたったはずだ
  ただ いつものように

  つめたいお茶を飲んで
  ポテチをこぼして
  指を舐めていた
  または

  たのし ....
鳥たちに怒られながら、桑の実を摘む
抱えたボウルに次々とほうりながら
これは私のものよと、何度言っても怒られる
何度も何度も、鳥たちは同じことを言う
こちらも負けじと言い返す
だけどすぐに疲 ....
あの人と
昔に
会えて
こころが
咲いた





さびしい
地球
宇宙に一つの

零れる





持っていても
使わなければ
持っていないのと同じ ....
食べることは生きてる証し
我が人生は、食べることが目的
──でもないけれど、
事実は、かなりそれに近い

さて、今日は何を食べようかな?  

中華そば大好き
煮込みハンバーグ激ウマ
 ....
すべての夢が燃え尽きたあと
僕と君とはふたたび会うだろう

そこには静かな風と
穏やかな光があるだろう
そして僕は
もはや語らないだろう
叶った夢のこと
叶わなかった夢のこと

た ....
風邪をひいて
回復するにはビタミンCです

貧乏くじをひいて
逆転するにはウルトラCです

心の痛みをひくのに
分泌されるのがイタミンCです

イタミンCが分泌する副作用で
文筆さ ....
あの人に
人生への愛を教えてもらった
いのちが晴れる事を教えてもらった
青く
果てしない空
私の心は今 澄んで
深呼吸をした
飽くまで
人生の中の
平凡な一日の事だった
一陣の風、
吹き抜ける
この初秋
空は青く
何処までも高く
天蓋は涯までまぁるく
円かに外部はなく
凪いで
人々は歩を進める

この地上にて

神々は居られ
その豊穣なる艶姿 ....
あの人の まなざし深く静かな
群青色は列をなして
宙を見つめている

人類の亡んだ地球の岸で、
あの人の亡霊が釣りをしている
風はそよそよと光り
空には雲が
ぽっかりぽっかりと浮かんで ....
きのうきみがみた夢の光景、

切り株の真っ平らに
座った真っ白な女の
声の朗らかに唱う
なんてあったかく
なんどもそこから
ひたすらひびいて
のびやかひろがり

今日の今のこの瞬間 ....
越帽の庇型をした語り屋は

丁重な匙を巷に錘を蔑む

舎弟の悦を交互に溶き

正理の屈辱を正確に拐かす




時となく見定めた金剛墓場を

遂に光の内に功を奏し

一糸 ....
ぼうっとぽっと
ぽっかりほっと

してます すると するするすべり
よろこぶ ほっと ほらほらほんと

本当に、

 無限の地平を行くのだ逝くのだ生きるのだ!

真剣に、

  ....
もうひとつの夜の街が動き出す
灯火はみな偽蛍
背筋を伸ばした猫は
糸を池に垂らしてザリガニを釣り
夢遊病者たちは公園に集い
おとがいを比べ合う
看板描きの落としていった
無邪気な絵筆は
 ....
中華そばが食べたい

鶏ガラスープにしょうゆ味
チャーシューは薄くてかためで一枚あれば上等
メンマはくたくたで噛むとじゅわっと濃い出汁
しゃきしゃきのネギが散らばっている

脂が透明 ....
死生観のような雨を避けて、廃墟ビルの中で壁に背を預けて座り込んだ、雨音は右心室で染みになり、睡魔に負け始めた俺は次第に薬物中毒者みたいな微睡みの中へと溶け始める、小さな火がそれ以上広がりもせず、だ .... 洗濯物は洗濯機が創る。
噂は風が創る。噂話は君が創る。
伝わる。沈黙が伝わる。宇宙は大騒ぎだ。
技術は待っている。手探りを。
呪縛。
人生はproject。Mission。何処に産まれようが ....
牡蠣のピッツァ、
とめどもなく分泌されるもの、
舌の上で厚岸の海をふくんだ、
牡蠣肉の貝汁と、
液体のように熱々にとろける、
チーズの塩見が絡みついて、
トマトソースのあかい酸味とともに、 ....
もさもさとはえてきますな
ふつふつとわいてきますな

なんでしょうな?なんなんでしょうな?

たかぶるたましい包む無限の慈愛 微笑み、

無言の沈黙の のびやか色づき
無機を有機を つ ....
季節の猫に触れてはいけない、
音楽は常に涙でいっぱい、
頭をもたげて、
性格とは離れて、

乾いた風景、
どこを見渡しても、喉が渇いていて、
光を浴びて、虹色で
マングローブみたいで、 ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
魂の鉄橋- ひだかた ...自由詩7*23-10-22
ある年の日曜日- 番田 自由詩423-10-22
雪虫- 本田憲嵩自由詩923-10-22
合格- 妻咲邦香自由詩3*23-10-21
過去の読み方- イオン自由詩3*23-10-21
詩想24〇「神秘うっとり」について- ひだかた ...自由詩5*23-10-21
眺める- 夏井椋也自由詩11*23-10-19
無題- 渡辺亘自由詩223-10-18
VISION6〇虹の根元- ひだかた ...自由詩423-10-18
くらうでぃ- 妻咲邦香自由詩323-10-18
スープ- 墨晶自由詩1*23-10-17
または- 草野春心自由詩323-10-16
その次のこと- 妻咲邦香自由詩7+*23-10-16
※五行歌_三首「使わなければ_持っていないのと同じ」- こしごえ自由詩5*23-10-16
世界の果ての卵かけご飯- atsuchan69自由詩13*23-10-15
夢のあと- 塔野夏子自由詩6+*23-10-15
イタミンC- イオン自由詩1+*23-10-14
空へ- 渡辺亘自由詩323-10-13
この地上にて(改訂)- ひだかた ...自由詩623-10-13
限界の先を夢見る- こしごえ自由詩5*23-10-13
名無し人のうた- ひだかた ...自由詩423-10-11
去勢の真光- moote自由詩223-10-11
呪言〇オウゴン- ひだかた ...自由詩523-10-10
よるのぜんまい- そらの珊 ...自由詩11*23-10-10
中華そば- 木屋 亞 ...自由詩4*23-10-9
雨垂れが聞こえ続ける限りは- ホロウ・ ...自由詩5+*23-10-9
13行- 空丸自由詩1623-10-9
牡蠣のピッツァ- 本田憲嵩自由詩1123-10-9
根っこのうた- ひだかた ...自由詩10*23-10-8
うつつ- 由比良 ...自由詩3*23-10-8

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