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一月
一年365日一日24時間
自分と向き合う生活
ワイフと向き合う生活
人によっては
人生最大の試練となるだろう

二月
仕事以上の生きがいというものは
なかなか見つかるものじゃな ....
庭の柴木の陰に
たくさんの夜がこぼれていた

薄い産毛の生えたまだ若い夜から
硬く曲がった血と血の夜から
とりどりの夜が
折れて重なる か細い枝の隙間に
埋まっていた

空の低いとこ ....
もうがんばれない
君は泣く
がんばりたいのに
君は泣く

がんばるなんて言葉が
なければいいのに
私はおもう

いろんなことがわかってくると
言葉がどんどんだせなくなる

ひと ....
インクの香る雨の朝だった
新しく買った文具の手触り
僕はパイロットになった気分で
ボールペンのキャップを外した時
どこへでも飛んで行けると思った
いくつになっても
おとぎ話から離れられなくて
きっと
そこに善し悪しは無いのだろうけれど
少しばかり塩辛くて
気づけば周りは海だった
かつて
思い思いの夢たちを見送って
この身 ....
ごちゃごちゃ言う奴らに告ぐ
直接会って話してやるから
いつどこで会うのか連絡しろ

俺の携帯番号と
顔写真送ってやるからよ

双方が納得するまで
膝つき合わせて
或いはチョーパンぶち ....
犠牲フライに日本的なものを感じるのは
僕だけだろうか
僕は
犠牲フライが大好きだ
最近犠牲フライを打つ人が
少なくなった
孤立

死病

人は人と
繋がらなければ
生きていけない
のに

金を持って
いないと
キリストだけ
を信じて
いないと
健康で
いないと
胃ナイト 
クエネェシ ....
きまぐれに
イチゴだけ摘んで食べてみる

甘酸っぱいいつものイチゴ
美味しいんだけど
なんだか物足りない

こんな日だから

次に
ホイップクリームだけ
指ですくって舐めてみる
 ....
外に臼がほしてありました
もうすぐもちつきだからです
家族はそれぞれに白い息をはいて
うったり
うたれたり

白くて柔らかいもちを
家族の手でまるめて
少しいびつなそれは
部屋に飾ら ....
額の上の
紙の風見鶏
けだものはただ聴いている
手のひらのなか冷える円柱


空のはさみ
晴れとしずく
風と渇き
音と苦み


筒の空を伝う水
上の上 ....
マーガレット色の街灯が
午前三時の路上で
墜ちた月のように佇んでいる
ジンの酔いは
俺のこめかみを
左から右へ真っ直ぐに射貫いて
思考がそこから全部漏れていく
 ....

私は人間ではない
生物でさえない
生きているのに


私は一本の直線だった
貴方のことを知りたくて三角形となった
私のことを知りたくて四角形になった
いくら角が増えても角(つの ....
待ち兼ねた日

革命だったり
妥協だったり

待ち望む明日

一途だったり
妥協だったり

リーフを飾った

演出だったり
妥協だったり

     物      

 ....
トラウマという猛獣が
今夜も彼女の夢の中に現れている
彼女の叫び声が
暗闇に響く
昼間は
花のように笑って
鳥のように歌っているが
深夜になると
トラウマが現れて
彼女を苦しめる
 ....
石っころ
おまえを蹴っ飛ばす
花よ
おまえを踏みつける

けれども
踏ん張れ石っころ
けれども
立ち上がれ野の花よ

そうして私に教えてほしい
身をもって 意気地を
それでも、 ....
夜の川は静かに立ち上がる
ネオンをうつしながら
世界を飲み込んでゆく

だから男は川にひかれ
だから女は川をみつめる

夜の川の素顔は
やさしくなんかはない
だけどそのせいでひとは
 ....
 雄大な光景が私の心の襞に響く。
 山々の稜線が音楽のように流れて見える。
 私は絵画の前で瞑想しながら感動している。
 窓の外には現実が眠っている。

 何かを感じる一瞬間、人の心は純 ....
濁るよりほかに
生き延びようがなかったから
水を欲して、
水を求めて、
ここはさながら渇きの底

濁るよりほかに
明るい方向を知らなかったから
黒を試して、
黒を重ねて、
 ....
少し前に
壊れた橋の上に立って
きみは笑顔を浮かべている
ひびわれたセメントは
ゆうべの雨のせいで
稼働停止した工場の
機械のようなにおいがする

その橋を苦労して渡っても
きみ ....
わたしはもう
石になってしまいました
かつてわたしにも
水だった時代があり
白濁した粘質の水となり
やがて泥となり
固まっていったのです
土として長年を過ごし
生き物をすまわせもし
 ....
眠れない夜に走らせる車
滑り出す道は三日月のレール
あなたの寝顔を確かめる為の
最短距離を測ろうとしたら
丸い地球の裏側に居た
この年になって
僕を捨てた女を
思い出すのは
なんともいえないなつかしさがある
なんで僕を捨てたんだろう
うーん、よくわからないが
多分僕のことが
信じられなかったからだろう
反対に
 ....
財布にまだ二千円ある
エレベータより歩道橋で明治通りへ
5時、夕日傾いて
なんか悲しくてどうでもいい

見てる見てる
渋谷の再開発
大きなクレーンが強そうだ
どでかい穴を掘削機がドルド ....
無数の素数たちは、真っ直ぐ前を向き、自然数のもとへと走りだすのです。
セミがミンミン鳴くなかを、ひまわりのところへ、かたつむりのところへ、
帰るのです。自然数のもとへ。
自然数の「おかえり」とい ....
暮れなずむ冬の街並みを
独り とぼとぼと歩いた

今日は暖かく風も吹いていない

写真家気取りで
街並みを切り取りながら行く

空の赤と青のコントラストの美
街の灯りと生活感の匂いの ....
見えない月に
想いを馳せて

逢えない君に
想いを寄せる

嗚呼…

ただ、ただ…逢いたい
鳥のような羽根を失くした日は
どこかで雨宿りすれば良いのに
立ち止まると不安になるから
景色を連れて自転車に乗った

ペダルを漕ぐと空を飛べそうな
パイロットの夢が語られる時
 ....
グースはとても
後悔していました
元々、敵の敵だったというだけで
アマ自称詩人16級のドラゴンと
仲良しになっても何のメリットもないし
変な事件でも起こされたらかなわないと
思ったからです ....
  おさなごたちが 飽きもせず
   年積月の 乾いた空の下で
  小公園滑り台を繰り返したり
 片隅ブランコをゆすり続けたり
       ジャングルジムで
    サーカスをまねたりして ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ホカチャンカレンダー(リタイア編)- ホカチャ ...自由詩216-12-29
庭の柴木の陰に- オイタル自由詩11*16-12-29
ホットコーヒー- 朧月自由詩216-12-28
夜明け- ミナト ...自由詩316-12-28
情けない舟- 千波 一 ...自由詩316-12-27
おまえらに告ぐ- 花形新次自由詩3+*16-12-25
人間関係- ホカチャ ...自由詩216-12-25
イナイト(自由参加詩)ー増殖中- ひだかた ...自由詩16*16-12-25
ケーキは何故ケーキなのか- まいこプ ...自由詩8*16-12-25
臼の陽の目- 朧月自由詩516-12-25
ふたつ_満ちて_Ⅱ- 木立 悟自由詩416-12-24
銃を取れ(それがどんな感情だろうと)- ホロウ・ ...自由詩10*16-12-24
棄てられたモノローグたち- 宣井龍人自由詩15*16-12-24
ホーリー- 5or6自由詩1*16-12-24
トラウマ- ホカチャ ...自由詩216-12-24
身勝手なヤレハス- もっぷ自由詩716-12-24
夜の川- 朧月自由詩316-12-23
あじけない部屋にて- ヒヤシン ...自由詩8*16-12-23
濁るよりほかに- 千波 一 ...自由詩516-12-23
12月、意味のない橋と思慮深いカラス- ホロウ・ ...自由詩4*16-12-22
- 山人自由詩19*16-12-22
輪郭- ミナト ...自由詩316-12-22
僕を捨てた女- ホカチャ ...自由詩3*16-12-22
平成38年までに再開発- うめバア自由詩1216-12-21
自然数の家- 水宮うみ自由詩4*16-12-21
冬の夕暮れ- 星丘涙自由詩4*16-12-20
薫子- 薫子自由詩216-12-20
グッドラック- ミナト ...自由詩8*16-12-20
ドラゴン&グースの大冒険___「事件を起こしそう」- 花形新次自由詩216-12-19
断章_九- 信天翁自由詩316-12-19

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