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小さな気配の命が

無数に散らばる

大きな実存の生命が

今日を生かして生きる

明日はお前のものだ

日は昇る

月も昇る

星は広がる

空はお前 ....
息を吐き出すつもりが、誤って魂を吐き出してしまった不器用な僕。

慌てて捕まえようとするも、当然ながら実体のない魂は触れることはできないし。
だけど、もし触れられたとしても不器用な僕には捕ま ....
その日、誰かの足の裏を見つけた
それは画家の自画像のように剥き出しで
裸足であることがこんなにも美しいという衝動
初めて僕の中に生まれたのかもしれない
それは、離れない

空気が重なった力 ....
                 100305

食卓から
塩が消えて
船縁が遠くなり
気勢が上がらない
塩分が否定されたのだ

全自動デジタル炊飯器の
お世話になってから
竈の火 ....
ももの花 すいせんの花 ビオラ、すみれ
春が咲いて、歩いてる
じぶんのちからで
背がひくいから、ぼうしだけ見えたよ
花の散歩 よいしょ、よいしょ あるけ、あるけ
{引用=
目をそらした
愛の数は数え切れない

唇はいつも
濡れてふるえていた

恐ろしいもの
巨大なもののざらつきを

指先は認識していた

冷たい水の中に
氷を入れて
 ....
 
 
正確な数値はわからないけれど
たぶん5%くらいになったあなたの体が
目の前に横たわっている

よほど熱かったのか
素手で触れることはできなくて
箸で摘まんでいる

かつてあ ....
この部屋は まるで 水槽
口をぱくぱくさせている 光のあわいに あわせて
線路から 水があふれでて ドアをたたく
6:10 6:20 6:30 6:40 6:50 7:00
   電線を雲がは ....
今再び悪魔が蘇る。
生きていたいか
今宵死ぬのだ
天国へ行きたいか
地獄へ落ちるのだ

食ったら寝るな
寝たら食うな
頼れるものは何もない
全てのものは崩壊する。

I will ....
列の向こうで烈しく輝く太陽は決して俺の足下を照らすことが無い
唇にこびりついたフルーツの香り、俺はいつも何かひとつ子供じみた失態を犯してしまっていて
記憶のノートをめくり返すと ....
光りの肌着を
灯りのパジャマと着替えるとき
くらしのかおりは消え失せて
腐りかけたくだもの ....
いつだってどこか抜けている
春がもう鼻先にでもきてくれないと
その存在をいついつまでも忘れたままだ
それだから僕の冬は長いんだ
嫌いではない
だけどいつだって飽きている
なのに思い出せない ....
さようなら

ずるり と 剥けた

わたくしの肌で

少女の血は

かじられた林檎

果汁のやうに

べとべとと

しみわたるまで垂れて

失ったものの大きさに

 ....
 
 
高架橋のところまで
電車を見にいく

生まれる前から
そうすることが
決まっていたように

電車が来るのを
待っている

死んでしまったら
できな ....
今まで歩いて来た道の途中に
弱くなってきた自分がいる
山を越えてしまえば忘れてしまうはずなのに
心の中に悔いが積もり積もってしまい
泣けてくるのはなぜだろう。



音はしないが空気の ....
冬の欠片を舐めながら
消え去ってゆく一羽の鴉
数秒前までやつの止まり木だった
徹底的に錆びついた三輪車は
生まれる場所を間違えた珊瑚のように見えた
いびつに変化 ....
朝みた空が
あまりにも白かったから
空を突き抜けて太陽を殴りにゆきたかった
気持ちよく生きてこうって決めた朝なのに
なんでこんな灰色の空なのか腹がたったから

ぱらついてきた雨に どうにで ....
ひとは詩を
いつから声に出して読まなくなったのだろうか

ひとは詩を
いつから紙に書くようになったのだろうか

こんなにも紙が溢れてなくて
字が読める人そのものも限られていた時代には
 ....
今日の夕食は、牛のステーキだった
レアにしろ、ミディアムにしろ
それはもう食べ物にしか見えなかった
それはほんの少し、葡萄畑の匂いがした
僕達は一瞬だけ、目一杯の緑
風を感じてしまったのだ
 ....
考えれば考えるほど
何もかも嫌になってしまう3月某日
空があまりにどんよりしてやさしいから
ついつい泣き言をいいたくなってしまう昼下がり


生きるための理由がどうしても必要だから
 ....
World Edge Rainbow

今まで溜め込んだ 数え切れない悲しみや絶望
全部集めたら たくさんの涙が流れたんだ
雨みたいに それは暗い夜に降り注いだ
朝になって 太陽が昇 ....
ちっちゃくたって
 大空を
飛べるんだ
瞬きの間に世界が反転したような疼き
ただ真っ白な洗面所にめり込むほど顔を落として
流れ落ちる水のうねりは熱意のない鎮魂歌のよう
午前6時の切断は排水溝に埋葬される
 ....
ぼくの膀胱は破裂した ― アァー

皮膚を一枚、一枚、めくれば
ぼくは透明になれるだろうか

空気のように透明で
軽やかな風になれるだろうか

もし空が割れて 真昼の破片が
降ってき ....
壁にはたくさんの時計が掛かっている。
それぞれが、ばらばらな時間をさしている。

しずかな部屋に、音だけが響く。
せわしなく動いているのもあれば、
今にも止まりそうなものもある。
それぞれ ....
{引用=
まどから顔を突き出すと
この静かな町に
雨が迫っていた

雨粒を抱え込んだ
雲のにおいがする

そのとおり、
空の向こう側に
雲の壁ができていた

雲は
群がって
 ....
なるべく中心から離れていないとだめだ
気づいたらこの世には内輪受けしか存在しなかった、
ただのファンでいるためにはあの世まで遠征しなくては、というふうに
なってはこまるのだ

そとがわからみ ....
 
きっと
 
どの道を選んでいたって
 
正解でも不正解でも
なかったんだよね
 
それぞれに
未来はあった
 
 
僕が選んだ、道の先
 
″今″
 
それが答えに ....
雀等が、音符になって、弾んでる。 
米の蒔かれた、日向の国で。 

    
夜中 布団の中でオナラをしたら
夏の花火が 私の中に広がった

それは 匂いがなくなるまで続き
なくなるとともに

花火は 私で
私は 花火だった あの日が
匂いの中で こんもりと
 ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
当たり前のこと- 蒲生万寿自由詩3*10-3-5
魂風船- 敬語自由詩1*10-3-5
重なった力の上を連続してゆく- 瑠王自由詩6*10-3-5
5%のダイエット- あおば自由詩3*10-3-5
花の散歩- 唐草フウ自由詩7*10-3-5
我らが日々を荒涼とするのか、老兵よ!- 真島正人自由詩5*10-3-5
5%のダイエット- 小川 葉自由詩4*10-3-5
むかしみたAVビデオのタイトルがおもいだせない- イシダユ ...自由詩1210-3-4
食ったら寝るな- ペポパン ...自由詩3*10-3-4
列の向こうで烈しく輝く太陽は決して俺の足下を照らすことが無い- ホロウ・ ...自由詩1*10-3-4
光りの肌着(十)- 信天翁自由詩310-3-4
春の冬- ススメ自由詩110-3-4
少女だった日- ゆめみー ...自由詩410-3-4
高架橋- 小川 葉自由詩610-3-4
しんどう- ……とあ ...自由詩5*10-3-3
錆びた三輪車は深いよどみの中へ走る- ホロウ・ ...自由詩1*10-3-3
大きな虹- 朧月自由詩510-3-3
パピルスのポエム_- 海里自由詩210-3-3
食卓で泣いた日- 瑠王自由詩12*10-3-2
曇り空のずっとずっと上のほうは、いつだって晴れ晴れとしている- 涙(ルイ ...自由詩410-3-2
World_Edge_Rainbow- itukamitanij ...自由詩3*10-3-2
てんとうむし- みぃ自由詩410-3-2
傷んだ洗面から賛美歌は始まる- ホロウ・ ...自由詩2*10-3-2
真昼- within自由詩5*10-3-2
時計- sh自由詩13*10-3-2
あたらしい記憶- 真島正人自由詩4*10-3-2
希望的観測- 因子自由詩210-3-2
未知の先- 次元☆★自由詩3*10-3-2
日向の国_- 服部 剛自由詩510-3-1
花火- 八男(は ...自由詩210-3-1

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