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トイレの中を
赤い鳥が
泳いでいる
すっかり
無駄になったものは
なんて
きれい
捨て去ってしまう
ぜんぶ
胸ぐらを
つかんだ
手の硬さ
殴ろうと
思って
会った相手を
 ....
君を
拒むことも
許し切ることも
ない
狭いような広いような
こんな
足の間に
託された私たちの
みらい

密やかに
繰り返される
わずかな
暴力で
からだより
こころが ....
僕の大切なアダルトビデオコレクション 大船駅前ビルの地下で買った秘密のコレクション とっても大事にしてたのに ある日嫁さんに見つかった どうしよう どうしよう 押し入れの奥深く温めておい .... どうして自分は

を突き詰めて疲れて
実りもなく眠りに落ちて

どうして自分ばかりが

ため息の花を咲かせて
この部屋はもう息苦しい

どうして自分だけ

世界の不公平を是正す ....
クレヨンで
真ん丸目玉
爽やかブルー

プクク
フフッ
アハハ

丸まってさ
顔は隠してさ
お尻は出してさ
布団にくるまってさ

山びこ、
 山びこ、
やい、
 やい、 ....
夕暮れに
濡れた雨傘がぽつんと一つ
夕陽を浴びて
柔らかなオレンジ色に染まり
沈みゆく太陽を見て
何を思うのか

忘れ去られたかのように
壁に立て掛けられた様子が
どこか寂しげに見え ....
今日はあなたが生まれた日
一年に一度訪れる、特別な日
今日という日は
あなたがこの世界に来た
人生のはじめの一歩を刻んだ日

今日、あなたはこの世界を
ぐるりとひと回りしてきた
もう何 ....
小さい時大好きなホワイトチョコレート
テレビのCMでやっていた。
それを食べると感動していた。
それが夢でありませんようにと

ところがある時から
チョコレートを見たくなくなった。
押入 ....
ああこれはピスタチオの匂い
君が僕の唇に触れた指先
僕はたゆたう 海月のようにたゆたう
窓越しの月もまどろんでゆれる

悲しいことはすべてなかったことにして
手拍子に合わせてわらったりおど ....
ゆっくり
隙間をぬって
全てが満ちる
瞬く間に
全てが弾けて
波紋だけが
静かに漂う

丁度いいから
笑っただけ
指を差して
眼を開けて
口を広げて
全てが丁度良かった

 ....
声 その声を聞きたくて
今教わったばかりの番号をダイヤルする

そして 櫛を入れた洗い髪のように
柔らかな声がぼくの元に届いた

話すべき言葉なんて
用意していなかったので

ぼくは ....
夕陽の傾きかけた街の一角に
何人もの成人した人間の列が歩く
皆一様に下を向き黙ったまま歩き続ける。
歩いている間は生きていられる。

立ち尽くした人間は片っ端から
列最後尾をのろのろ走って ....
ときには素直に
夜の空の暗さをみる
ただ光がないだけの話で
じつは日中となにも変わらないように
ぼくの思うことも同じだ

々という文字を子供の頃
不思議に思った
それをつなぐだけで ....
{引用=
夜と昼と海が三分割された世界で
神経や筋肉や骨格のことばかり考えていた
何を考えてるのって聞かれて
沈黙するたびに擦り減っていった何かに
ぽつんと謝る、

 (ごめんね い ....
落ちていた金を拾うのは、幸運とは違うだろう
ネコババしたそれで食いつなぐのが幸せとは違うように
寒い戸外から帰って熱いコーヒーにありつける幸運な人の
想い及ばぬ状況が世の中にはあるにせよ、幸せと ....
我慢強くなった。
辛抱するようになった。
待てるようになった。
辛さが増えた。

ほら笑ってごらん
愛する人の為に
自分をこらえる。
君の笑顔の為に

心と体を尽くし
全てを貴方 ....
偶然に弾き飛ばされて
偶然に引き寄せられて
偶然に蹴り落とされて
偶然に抱き締められて

僕はここにいる

何気なく左を選んで
怖くて右に逃げ込んで
勇ましく左に踏み出して
泣 ....
{引用=きみは涙腺を狙っているのかい?
それとも胸の奥を爆発させようとでも?
いずれにしろ致命傷は免れるだろう
僕を本当に殺したいのであれば}

ある時から、
脳を押しのけて頭蓋骨の中に
 ....
「母さん
あの日の馬刺しは今も
あの味のままでしょうか?
そうなのでしょうか?
もしそうだとするのなら
ぼくはどうして
どうしてこのまま
こんなつまらないぼくのまま
生きてゆけましょう ....
タオル地のゾウさんは、ボタンの瞳

故郷のばっちゃんの瞳

とりあえず、ごめんなさい、ありがとう
1年生になったら友達が100人も出来て嬉しかったが
2年生になった時にはその内89名が私のもとを離れて行き
残る11名は全員が私の体を目的に集まったハイエナどもで
3年生に上がる直前になって私は ....
アイ、ポエット。
君よ知るやその三原則

いったい誰なら
真に詩を弁えているなどと言えるだろう
有るか無きかの何かの在り処

きっとどこかにはあるって
つまりそれが
見失って以来久し ....
道端の

小さな花を眺めれば

これ以上何を望めばよいのだろうと

私は誰彼無しに問いかけたい
彼女のすすめに従って
スライサーで挽いたにんじんを
生地にこっそり加えてみた

これを食べたあかつきには
中身をあかし
達成の喜びをともに味わおう

アイ アム ア ネゴシエーター
 ....
春に 嫉妬しているようだねと
あなたの言葉が美しかったから
少し、お借りすることにしました


紳士淑女が
自分の仕事について誇らしげに語らう日曜日の朝
少し距離を取って見た窓の外は白く
非 現実 ....
夕暮れの空に 
時折姿をあらわす 
薄っすらと光を帯びた手 

夕凪の風の吹くまま 
まっしろな明日の頁に 
一つの物語は綴られるだろう 

私は、一本の鉛筆の姿で 
夕空を見上げ、 ....
こうして休日のベランダに佇み 
干された布団と並びながら 
{ルビ麗=うら}らかな春の日射しを浴びていると 
日頃、誰かを憎みそうな闇の心を 
布団と一緒に、殺菌してほしいと思う。 
熱の照度ばかりが

思い出せる夢のような

ひとかけらの流れ


僕は芋虫を

君は蝶々を

思い思いに

這わしたり跳ばしたり

白い砂浜に

もっと白い飛 ....
平明な
言葉で
書くことに
勤めてみよう



さらさらと
あほらしいことを
書いてみよう



見る人が見れば
笑うようなものを
書いてみよう



コー ....
小川の流れと
雑木林の枝にとまって
口を開けている
唖の小鳥たち

黒雲から発し
丘をひっぱたいて消える
無音の稲妻

晩年のルートヴィヒの無音の凄みか

音の階段の中に
 ....
鵜飼千代子さんの自由詩おすすめリスト(8446)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
aTo- イシダユ ...自由詩1110-3-19
不具合- 佐藤真夏自由詩4*10-3-19
クラリネットは関係ない- 花形新次自由詩3*10-3-19
どうしても_君でなければ- 瀬崎 虎 ...自由詩410-3-18
ソラシドレ- Oz自由詩210-3-18
雨傘- ミツバチ自由詩11*10-3-18
birthday- kimkim自由詩110-3-17
【チョコレート】チョコレート同盟企画作品- ペポパン ...自由詩5*10-3-17
窓越しに見えた月も- 瀬崎 虎 ...自由詩510-3-17
ベル- Oz自由詩210-3-17
電話口- メチター ...自由詩4*10-3-17
馬銜(はみ)- ……とあ ...自由詩14*10-3-17
かならず蛙- 水町綜助自由詩1010-3-17
白夜時代- 高梁サト ...自由詩13*10-3-17
Be_Happy- salco自由詩6*10-3-16
彷徨える侍- ペポパン ...自由詩5*10-3-16
転がる石のように- nonya自由詩8*10-3-16
太陰潮- 瑠王自由詩6*10-3-16
馬刺し- ふくだわ ...自由詩210-3-16
ボタンの瞳- 殿上 童自由詩9*10-3-16
男のひと- セガール ...自由詩610-3-15
まだ見ぬミーム- 海里自由詩2*10-3-15
スミレ- 蒲生万寿自由詩2*10-3-15
交渉人の朝- メチター ...自由詩6*10-3-15
3月の雪- 瑠音自由詩110-3-14
夕空の手_- 服部 剛自由詩310-3-14
春のベランダ_- 服部 剛自由詩510-3-14
まわろよ- ホロウ・ ...自由詩1*10-3-14
平明な言葉で・あなたのための花束・西洋美学史講義B- 真島正人自由詩8*10-3-14
無音の稲妻- ……とあ ...自由詩7*10-3-14

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