すべてのおすすめ
 

なまめかしい赤い舌を
あたしにみせてください

なにも清くもない無音の闇が
好きな訳ではないのだから

光ふりくる蒼空なら
あたしを新しくしてください

なにも冷た ....
 

神さまって、
やっぱりいる気がする
私の罪が許されないとか
神社にお参りにいったときなんかじゃなくて

神さまって、
やっぱりいる気がする
じぶんのことじゃなくて
頑張っ ....
生きるなら
だれかを信じてみたいかな
あの雲のうえハレルヤハレルヤ


賑やかな
自然の声がイエスと云う
緑の森に緑の風吹く


笑顔だけ
忘れることなく生きて来 ....
 

ほんとうに君の云うことを聴かなくて
ごめん
その言葉が
ほんとうのやさしさであることなど
たやすく僕にはわかっていたのに

君を助けたいとか
君の力になりたいとか
みのほ ....
 

べつにたにんには話すわけではないが
夢がないとひとは
生きられないのは知っている
べつにたにんに話してもいいとも想う
たにんにはほとんど意味などないことも
知ったうえでだ

 ....
ただ秋になって嬉しかったのは
光りの眩しさをただ
心を突き刺す艶かしさだと
勘違いしたこと

触れることもできない
罪だったのかもしれないね

それでも
そのあとの悲 ....
部屋の窓からみえる月光が
とても綺麗なだけだというとしたら
君が大人になれてない
しるしかもね

ほら、今だって
魚の掴み取り
したがったり
心地よいクッションに
寝そべって ....
 

蛇口が壊れたままだから
ポツリポツリと水が落ちつづける

心が壊れたままだから
止めたくても涙がこぼれつづけるみたいな


もう、いいがげんに、しなくては、ね


み ....
 

揺れるカーテンの隙間からみえる
お墓のような世界
わたしたちは
真夏なのにエアコンに凍える
最新機種の間違ったマイナスイオンみたい

むらさき色の朝を映す窓に
じぶんの顔がうっ ....
  

従って
生きてみても、いいと想うよ

じぶんだけで立つなんて
けっこう
しんどそうじゃないか?

弱みを
さらけ出すのも、ありだと想うよ

肩肘張って生きるのって
 ....
  

(短歌八首)



この腕を
走る青めの血の線が
あたしを冷たい女と告げる



最近は
みずから命を絶とうとは
どんな夜でも想わないのに


その刃 ....
 

なにをどう刻めば

になるのか
ずっと考えていて
失敗ばかりしていて

泣きたくなるけど
じぶんのマイナスを
なんとか加工して
ひょうげんすれば

ってね
 ....
ゼロから、生まれて
赤子に、なって
子どもに、なって
大人に、なって
一緒に、なって
子どもが、できて
気がつくと、そのうち
子どもの方が、大きくなって
それでも、働いて
働 ....
星、滲む
つまり涙が出る公園
パンダのシーソー、月に吠えそう


こころ切り
切って尖らせ切っ先を
視線に変えて世界を射たい


絶望の
あとにそれでも諦めず
血を流し ....
港に オレンジ
オーシャン そまる

地下の 喫茶に
ジャズ 流れ

みなとのみえる 丘へゆく
ただ白い道 杖をつきゆく

冷えた グラスが
鳴く ほどの

しめった  ....
 

「愛してる」
街は魔法の夢みたい
ピンクの文字が流れてみえる


ペンギンが
空をみあげて夢をみる
姿みたいに街角に立つ


天使という
名前の雨が降る夜は
 ....
  
『じいちゃん、海をとってる』

小魚を掬い上げている
お爺さんをみていた
3歳くらいの女の子が
そんな言葉をたどたどしくこぼした

そろそろ帰ろうかと
ビーチで今日一日の後 ....
世界は美しい
その美しい世界が歪んでしまったら
俺はそのとき
それでもまだ世界のことを
好きでありつづけられるだろうか

夜はいつだって
泳ぎたくなる星空をしている
夜はいつだ ....
街の海
花は泳いでいる人の
ねぇ、パラソルみたいじゃないか


降る雨にまつげを濡らす旅人は
探さないのさ
ふるさとへの道



待たないで、幸せでね、って
嘘つい ....
 

まずは、ひとつ
金メダルを獲得したのは
昨夜の夜空のまんまるい月
その光を浴びられたこと、かな

ちょっと繁華な街の
ちょっと安めの店で
アルコールを飲みながら
ふと
 ....
世界が 平和で あることを

むろん みんなが 祈るとき

そんなに 長くは ない夕べ

赤い 夕陽が 沈むとき

悲しみ なんて なくなれと

じぶんに 向かい 祈ります ....
ただの、なりきり詩です。そう云う、切なさです。
──────────────────────────────────────

  「おかぁさん、ありがとう」


言葉というのは
光 ....
 

永遠なんてありはしないんだと
なんども云ったから
わかってください

愛と呼ばれるものの
なにもかもが
夜桜の写真の中に閉じ込められたみたいな
なにが目的なのか
なにひと ....
 

快晴の青空に
真っ黒なちいさな穴がみえる
なになのかは
わからないけれど
細胞が怯えているのは感じる
けれど
なにを対処できるわけもなく
時はただただ過ぎてゆくだけ

 ....
バッカだなぁ
永遠なんて
ありっこないじゃないか

忘れられない永遠みたいな約束を
かたくなに憶え込んでしまって
そうじゃなくなった罪を
嘘みたいだと詰るくちびるわずかにふる ....
  

その炎が走ることが
わたしの命のトモシビが灯ることだと
こころのなかを正確に吐露してくれた
旅人になりたかったミイは
とても元気に軽やかに憎々しく
他人やほかの動物や草花 ....
  

純粋を抱き
抱きしめながら
死にたい

しょせん
生きるのは
食べるため
眠るため
寂しくなるため

でしょ?

いろいろ
好きなひともいるよ
いろいろ
 ....
  

緑の五月の風に
髪なびく
草原を駆け下りる少女の
息は弾んでいる

若草の匂いが
鼻をつくほど濃厚な自然の中に
すべてはこれから始まる
ちいさな芽生えみたいに
 ....
夜が消えるとき
ひとつの死が終わり
そして新しい
ゆりかごの悲しみが
始まるだろう

時代はいつも
転がりつづけてゆくだろう
世界はいつも
なだらかな平 ....
  

『鏡よ、鏡?』

尋ねつづけたあの女は
実は
《その》衝撃の前日まで
《世界で一番美しい女性》であったし

その、

気も狂うような事実を告げられた日も
実は
《世 ....
ひだかたけしさんの秋葉竹さんおすすめリスト(303)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
鎖と鉄球の日々を超えて- 秋葉竹自由詩324-12-19
溺れた蟻《改》- 秋葉竹自由詩424-10-23
生きるって生まれてそして死んでゆくただそれだけのことじゃない ...- 秋葉竹短歌324-10-19
新生- 秋葉竹自由詩224-9-21
『終末』のうた- 秋葉竹自由詩424-9-18
鈴のね- 秋葉竹自由詩424-9-12
落ちるうた- 秋葉竹自由詩824-9-7
止めたくても- 秋葉竹自由詩124-8-26
綺麗に磨く- 秋葉竹自由詩224-8-20
ときは八月、青空の下- 秋葉竹自由詩124-8-17
しあわせのうた- 秋葉竹短歌324-8-14
- 秋葉竹自由詩124-8-12
いっしょう- 秋葉竹自由詩124-8-5
夏の風- 秋葉竹短歌224-8-3
たそがれの色- 秋葉竹自由詩424-8-1
泣いてもいいならいいな- 秋葉竹短歌324-8-1
とある夏の終わりの風景- 秋葉竹自由詩424-7-30
修羅- 秋葉竹自由詩224-7-27
愛とか恋とか旅とか嘘のうた- 秋葉竹短歌224-7-25
オリンピック前の満月の夜の歌- 秋葉竹自由詩224-7-22
残光よ- 秋葉竹自由詩424-7-20
「おかぁさん、ありがとう」- 秋葉竹自由詩124-7-13
寂しいから寂しいと云ってなにが悪いんだ- 秋葉竹自由詩424-7-6
破急- 秋葉竹自由詩324-6-19
叫ばないなら永遠なんてない- 秋葉竹自由詩124-6-18
悲しみのミイ- 秋葉竹自由詩824-5-20
しろい涙- 秋葉竹自由詩123-5-8
緑の五月- 秋葉竹自由詩223-5-8
予言(君の寝言を)- 秋葉竹自由詩123-4-22
黒の女王- 秋葉竹自由詩223-4-8

Home 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する