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エメラルドグリーンの夜なまぬるい風がふたりを近付けている
陽炎を蝉が叫んで揺らめかす 入道雲が乗せてきた夏
わわわわと とおく、ちかくで鳴くかえる まっくらやみでわたしいまどこ
....
絶対ということなんて絶対にないとおもっていた昨日まで
ただいない こっそり隠れてるわけでもなくてあなたはただいないだけ
ふわふわのベッドでしがみつきあってティンカーベル ....
抱き合ってもちっともあったかくはないのあなたはひどい末端冷え症
ずるいよ あいつの好きそうな控え目なくちびる震わすあの子 ずるいよ
わらっちゃう きみが休みの水曜日 だあれも来ない ....
どしゃぶりの雨がふった
桜がようけ咲いたのう、
事務のおじちゃんが
きのういってたのに
はなびらが日差しに透けて
枝と枝のすきまから
春がちらちらもれて
ああ、うらやましいなあ
....
来年も再来年も
あいにきてね
例のごとくうまく
伝えきれなかったけれど
涙が出るほどうれしかったの
こういう時にちゃんと
涙が流せればとおもう
わたしはもっと
あらわせる人になりた ....
いつもにこにこしてるから
すきになった
わたしのことすきなの
ばればれだから
すきになった
冬は夜がいいね
とあなたは言う
月へのいっぽんみちを
手を繋いでてしてし歩く
町で ....
あなたがあたしの
ほっぺたかくちびるを
だまってさわるのは合図
あなたがあたしの
ふくらみやへこみを
さすさすするのは合図
あなたがあたしの
顔のとても近くで
ねたふりをするの ....
ちっぽけなもろいグラスにプライドがはいりきらない、ひびが入った
ちょっとした風もいちいち染み込んでフラペチーノに泣かされる夜
もうやめた もう憧れることやめた 君の隣のティニー・ガール
....
ひたすらまっくらな夜に
星を見上げながら
歩いていると
うう、ああ、宇宙に
ほうり込まれたみたい
さっきまでふたりして
立ち尽くしてだきあっていた
わたしは背筋をぴんとして
あなた ....
あいしてる、
あいしてるよ
今日はいいたいんだ
いつもはことばにすると
びっくりするくらい
縮小されてしまうけど
ちょっとだけでもいいから
きみに見えれば
いいと思った
8月 ....
だいすきと言ってしまえば
それだけのただのことばに
なってしまうの
「その辺で待ってて」だたち
にその辺にあたしの場所を
つくって待ちます
にんげんはこんなに体のお
おき ....
電車でごじかんかかります
乗り換えはよんかいです
あんまり遠くに
いるもんだから
こっそりたくさん
泣きました
あんまりなんにも
わからないから
何度も途方に暮れました
嘘は ....
毎日
大学病院前の
ひろいバス停で
猫背のひと
みどりはつよく
陽にあたってきみどり
おばあちゃんのズボンは
昔からサルエル
床のタイルのここは
どうして一枚だけ
はげ ....
ほめられるとすぐ
ちょうしにのるから
あんまりほめないでね
でもたまにはほめてね
そくばくはするのも
されるのもきらいだから
あんまりしばらないでね
でもたま ....
夜みたいなひとだね。
あたしはあなたという
ひとりの人間を
しっかりたしかめたい
固体として概念として
あらゆるあなたをみつめたい
そして許したい
なにもかもを
まるの中でゆられて ....
ふれたいなら
うんと手を伸ばさなくちゃ
あいつは透明な空に
すいこまれそう
蝉はおもいおもいに
自己主張をして
太陽はこれでもかと
あたしたちを焼いて
アスファルトを
ゆらめ ....
やせっぽちのきみは
ちょっとやそっとじゃ
笑わない
女の子はなんでも
くすくすけたけた
笑うんだと思ってたけど
あっそこでは笑うんだ
栗色のベリーショート
奇跡の歯並び
....
まだやわらかに
すこし濡れた髪のうねりも
正確に笑えない口元も
プレミアムカルピスも
だいじにしてね
あなたをかたちづくるもの
やすらかさと
いっぱいの情熱でもって
あなたがすきだ ....
たとえばあなたの
ことばひとつひとつが
あたしの細胞の
いちいちに染み込んで
思想からからだまで
みるみる変えていくことや
うまれて初めて
悲しみからでない溜息を
つくりだして ....
生きてるあいだ
出来るだけわらって
思って 泣いて 知りたい
あとどれくらい?
どれくらい?
飛行機雲にぶらさがって
世界を全部見下ろしたら
じぶんの知らない ....
夜の高速バスで
あなたが会いにきて
水族館の帰りに
夢みたいなきすをした
世界でいちばん好きな
世界でいちばんの人に
世界でいちばん想われてる
涙がでるようなことだよ
あた ....
恋月 ぴのさんのはちはちよんさんおすすめリスト
(21)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
むっつ_夏のうた
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はちはち ...
短歌
11*
10-6-21
ななつ_真夜中のうた
-
はちはち ...
短歌
4*
10-5-8
やっつ
-
はちはち ...
短歌
4*
10-3-29
どしゃぶりの雨がふった
-
はちはち ...
自由詩
6*
10-3-26
あらわせる人
-
はちはち ...
自由詩
7*
10-1-24
ここちよい我慢
-
はちはち ...
自由詩
8*
09-12-12
すいこまれる
-
はちはち ...
自由詩
7*
09-11-24
いつつ、秋はかなしいのうた
-
はちはち ...
短歌
4*
09-10-30
夜で星で風
-
はちはち ...
自由詩
6*
09-10-27
しあわせ
-
はちはち ...
自由詩
6
09-8-23
むっつ_もうすぐはたちのうた
-
はちはち ...
自由詩
5*
09-8-20
距離
-
はちはち ...
自由詩
13*
09-8-6
大学病院前
-
はちはち ...
自由詩
9*
09-8-2
わたしの
-
はちはち ...
自由詩
8*
09-7-26
よる
-
はちはち ...
自由詩
9*
09-7-21
潮のにおい
-
はちはち ...
自由詩
11*
09-7-17
やせっぽちのきみ
-
はちはち ...
自由詩
11*
09-7-6
やさしさ
-
はちはち ...
自由詩
3*
09-5-27
隠し事
-
はちはち ...
自由詩
8*
09-5-17
はしる
-
はちはち ...
自由詩
4*
09-5-12
えんれん
-
はちはち ...
自由詩
1*
09-4-25
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