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昔日の月が散って惜しいと思う


神さまはいつも夕暮れ時の夢


晴れた日を青いレターに貼っていた


膕で摑んだボール(或いは月)


空っぽの私ひとりじゃ笑えない


 ....
再生ボタンを押したら甦る思い出
更生したコンセント



白鍵を昼 黒鍵を夜として
あなたは日々をピアノに乗せる



酒に酔い酷く醜く酩酊し
汀 十九の名を告げる鬼


 ....
冷めた目でスープを飲んでいる日差し


人間に人間を埋め明日へ行く


ひかりのさきに星があると信じた


無数の手 言葉で耳は塞がれる


ひとりごとみたいにそっと外にいる
その海は静止していて動いてるように見えるのは錯覚だった。



階段の裏側でまた目を瞑りだれかの青い落書きになる。



愛にあふれた優しさでわたしの{ルビ瞳=め}にあふれる涙がありふ ....
その灯りが灯ることの全てがわたしの全てで、公園に腰かけたり、元気そうな集団を避けて歩いたり、目と耳と鼻と口と手と生き物と複数の壁、この部屋での暮らしが綺麗な明るさになれない。

マンションの知らな ....
生きていることなんて、どうってことないと思う。
なつかしい景色の足跡を辿ると、
遠くの心は満たされていく。

眼の奥で流れ続ける言葉は、わたしの一部に過ぎなかった。

言葉ではない物質がこ ....
疲れたら彼方から来る波に乗れ

ぜんぶ零れ落ちた後に残る零

熱冷めて夢から醒める朝の雨
僕は、君が喜ぶような冗談をずっと考えている。
冗談を君と言いあう時間が、冗談みたいに楽しいから。
笑いながら楽しそうに話をする君が冗談みたいに大好きで、
その気持ちは、冗談にしたくないなと思う。
朝焼けを見ながら食べた卵焼き

この風に去年も触れた気がしてる

青色がのんびり過ごす晴れた空

夕焼けに町はほんのり大人びる

真夜中が夢のむこうで待っている
今のあなたは、自分を否定したくなるくらい悲しいんだね。
涙も出ないくらい、つらいんだね。
でも、わたしはあなたが好きだよ。
わたしの心に、あなたが花を咲かせてくれたよ。
あなたがあなたを傷つけ ....
なんだか疲れてしまった日は、
おいしいパンを買って、一人でこっそり食べちゃおう。
僕らは何度でも、この世界に生まれる。
ごはんをたべて しあわせになる


かずをかぞえる おふろのなかで


ないてわらって おこってねむる


あさがはじまる ふくをきがえる
残酷に思える詩と、優しさを感じる詩が、僕にはあって、
僕は優しい詩が好きだ。
戦闘機より、パンケーキが出てくる詩を読んで、楽しい気持ちになりたい。

怒りや悲しみを、表現しないと駄目なときがあ ....
「夏休み」
夏休みになったら火星に行きたいね。
そんなことを言いながら、僕らは地球で空を見上げる。

「手紙」
手の届かない場所へ手紙を送るよ。
誰かが、そこにいてくれたらいいな。

 ....
空に落ちて行きながら君の夢を見ている。


「あなたもちゃんと笑って生きるのよ」
君はそう言ってかなしく笑った。


さようならが嫌いな少年は無言で下を見る。


どんな本でも ....
桃太郎読み聞かせつつ桃食す

月食をひとり眺めるかぐや姫

約束の通りに開けない玉手箱

シンデレラ灰のなかから蘇る
僕は、シンプルになりたかった。ひらがなになりたかった。
ひらがなになれたら、悩むことはないだろう。苦しむこともないだろう。
悩みはなやみに、苦しみはくるしみになって、隣の文字たちと混ざり合って ....
君の「おはよう」で目覚め、僕は猫みたいにあくびをする
柔らかさというものは、あるときは光、またあるときは闇の形をとっていて、君の「おはよう」も「おやすみ」もなにかの奇跡みたいにふわふわしている
君 ....
「なにがなんやら分からんね」
僕がそう言うと君も笑って「分からんね」と言う。
「最近なにがなんやら」おばあちゃんもぼやく。
これを読んでるあなたはこの気持ちを分かって貰えますか?
なにがなんな ....
自然のなかで生まれる音色、揺れる景色に詩のはじまりをみる
動物たちの会話は詩の形をしていて、
詩人が居なくたって、世界には無数の詩が飛び交っていることに気付いた
陽の光を浴び、風に揺れる世界 ....
ある雪の日、名前のないわたしが名前のないあなたを待っている。
「吾輩は神である。名前はまだない」なんていうしょーもないことを言ったら笑ってくれるかなとか思いながら待っている。
待つっていう、なんだ ....
彼が世界を美しいと思えるようになるのに二十年かかった。
冬の風呂の暖かさを知るのに、夏の風の心地よさを知るのに、
青空の透明さを知るのに、草原の輝きを知るのに、二十年かかった。
僕は生きていく
千年樹も生きていく
太平洋も生きていく
働きアリも生きていく
ひきこもりも生きていく
何のためにかって?
?がいっぱいあって、!もいっぱいあるからだよ
星やハートが70億 ....
わたしのなかに小さなわたしがいて、週五日小学校に行く。

わたしが何もしてないとき、小さなわたしは学校の休み時間に考えている。
わたしについて、小ささについて、小さなわたしについて。
夜一緒に ....
寂しさを荷物にして歩いていると、
明るい空が見えた。
そのとき、寂しさを忘れた。
くらやみが、ひかった。
明るさが海の底でキラキラと、笑う。
今までの寂しさを、
海のように、あたたかく ....
死んだ宇宙のような目をした宇宙のなかで、君は死んだ僕のような目をしていてボーッとしている。それでも、生きた目をして生きていてほしいと、僕は思う。 あなたの眠りを妨げるものなど、すべて眠らせてしまえばいい
色んな人が電車に乗る
あなたは何色の駅に止まりますか
あたしは、淡い色で、ぐっすり眠れる駅に泊まりたい
僕にとってとかわたしにとってとか俺的にはとか、そういうの無しで、ひとと話したい。君でもあなたでもなく、君でもあなたでもある、個人である、ひとと話したい。 ゴロゴロゴロゴロ、ピシャー、とか、ドシンドシン、とか、キャーー、とか、ドゴーーーン!!!、のないところに行きたい。すべての悲しい音が音楽になればいい。 ■■■■■■■■■■
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■〇〇〇☆☆〇〇〇■
■〇〇〇☆☆〇〇〇■
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ひだかたけしさんの水宮うみさんおすすめリスト(30)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
空の体- 水宮うみ川柳6*23-2-23
再生- 水宮うみ短歌3*22-12-13
咲く光- 水宮うみ川柳4*21-10-13
表情- 水宮うみ短歌8*21-8-31
その灯りが灯ることの全て- 水宮うみ自由詩14*21-7-3
思わず- 水宮うみ自由詩3*21-6-14
朝の彼方から- 水宮うみ川柳2*20-6-3
冗談- 水宮うみ自由詩4*19-11-9
一つの一日- 水宮うみ川柳4*19-11-5
花とあなた- 水宮うみ自由詩1*19-5-4
涙ちゃん- 水宮うみ自由詩3*19-3-2
なな- 水宮うみ川柳2*19-2-11
パンケーキ- 水宮うみ散文(批評 ...13*18-9-27
遠いところに光- 水宮うみ自由詩2*18-7-26
きみ- 水宮うみ自由詩2*17-10-3
あるところにて- 水宮うみ川柳1*17-9-1
平仮名- 水宮うみ自由詩10*17-9-1
君は宝物- 水宮うみ自由詩5*17-2-18
分かりたい- 水宮うみ自由詩3*17-2-3
詩のはじまり- 水宮うみ自由詩3*17-1-28
インターネットの交差点で待ってる- 水宮うみ散文(批評 ...4*16-12-26
二十年- 水宮うみ自由詩6*16-12-19
生きていく- 水宮うみ自由詩1*16-12-17
小さなわたし- 水宮うみ自由詩5*16-12-11
寂しさ- 水宮うみ自由詩5*16-11-26
生きた目- 水宮うみ自由詩1*16-9-25
眠ろう眠ろうあたしは元気- 水宮うみ自由詩2*16-9-20
自分にとっては- 水宮うみ自由詩2*16-9-17
カタカナ- 水宮うみ自由詩1*16-9-13
日の光が肌を黒く染めてもこころは白- 水宮うみ自由詩1*16-9-11

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