冬の光
アタマナクス

しんと冷えた朝
射し込んだ光
体を通り抜けていく

呼んでもいないコーディネーターに
窮屈な服を着せられて
愛想笑いをしたことに
何故だか酷く傷付いている

裸の君を風に感じたい

命がひとつそこにただ在る
自然にココロが溢れている
波立つことなくただ静かに
自然にココロは溢れていく

俺は湖に小舟を浮かべ
墜落するカナリヤの落下速度を測る


自由詩 冬の光 Copyright アタマナクス 2016-11-19 04:53:43
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