寂しい夜
短角牛

無音 寂しさ あけた窓

網戸を通りくる

ひんやりと 爽やかな毒

いつ終わるのだ この

淡々と浅はかな枠の占有

急かされるように いや 

急かされたせいにして 席を空ける

届くあてもない挨拶 哀しい寂寞


こんなに星の綺麗な夜なのに




自由詩 寂しい夜 Copyright 短角牛 2021-05-24 01:13:19
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