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体に絡み付く蔦
爪を立てるようにして肌に食い込む棘
否応がなしにそれらの思うがままに身を任せ
赤く染まりつつある姿を晒す私
放射線状に幾重にも映る我が身は
醜い一匹の老獣
微睡のなか
みた真実は果たして真実か
吹き消された橙色の尾っぽのように後は一筋の煙と化し
目の前で展開された走馬燈は煌びやかな夢
緞帳をめくり舞台裏覗けばそこはコンクリートの壁肌
冷たい灰色 ....
新しい詩を探していくつ旅をすればいいだろう
溢れる想いを言葉に乗せてリズミカルに詠う強さを僕は持ちたい
頭の先から足の爪先まで創造の神が渇れ果てるまで
迸る激情(パッション)を筆に込め白い草 ....
「ありがとう」
涙を瞳に滲ませながら何度も何度も
乾いた手で私の手を握った
病室の孤独なベッドの上で
「来るとは思わなかったから会えて本当に良かった」
ひととき虚ろな目が活気づき
感謝 ....
ひだかたけしさんの栗栖真理亜さんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
老獣
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栗栖真理 ...
自由詩
5
25-7-24
終焉の幕
-
栗栖真理 ...
自由詩
4*
25-6-7
創造の旅路へ
-
栗栖真理 ...
自由詩
3*
25-4-19
病床の光
-
栗栖真理 ...
自由詩
2*
24-11-13
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