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目覚めて時計を見る
2:30
まだ夜だとため息出る
近隣の家からいつもの爆音が聞こえる

3:00
時の流れが高速に感じる
静けさの繭に包まれる

4:00
夜明けを思う
不意に ....
忘れた頃にやってきた
なす術もなく
崩れるままに
パニックが生まれる

数々の教訓
忘れないで
どうか
備えていて



{引用=
楽曲は下記から聴けます
https:// ....
明かりのない地下に下りていく
睡魔が両手を広げて待っている
言いなりになって体投げ出す朝

今日の予定を注意深く確認して
いなくても大丈夫と判断したら
仮病を使ってあとは布団に潜る

 ....
もみじの赤のグラデーション
花よりも鮮やかに
寒い空気を温める

ひとりよりふたり
ひとつのポケットの中
つないだ手

知らん顔して
ふいに手を引く
はじまりの魔法
一瞬で体ごと ....
アサリの砂抜きをしている時
舌のように貝殻からはみ出す
足を見ると食欲をそそられる
ちょっとセクシーなのもいい
伸びしろみたいなニクいやつ

短い足で遠くまでは行けない
けれど移動する時 ....
明るい方を見上げたら

淡い色で照らしてる
夜に深い影をつくる

自分くらい自分の言うこと聞いてあげよう
休みたいこと
食べたいこと

影が踊る
Adoみたいに
月が見ている
 ....
親の上に胡座をかく
言い訳ばかりしている
自分のために生きることが
どういうことなのか知らない

親とは違う類
進化したと思うけれど

搾取される存在に変わりない
今すぐ立ち上がり自 ....
正しい不正解
妄想みたいな過去
嘘みたいな現在
知りたくもない未来
間違った正解

やわらかく挟まれている
誰かが決めたあるべき姿
安心を得るために着ぐるみ着て
本心ゼスチャーしても ....
時間は川に流れ込んで
海に注がれていった
思い出は沖の方の
船が網に集めている

オレンジ色が海面を揺らして
波の音がだんだん寂しくなる
水平線に飲まれていく太陽
思い出を吹き飛ばす風 ....
あなたが指輪を外す仕草に
嫉妬と優越感の混じった
欲情が込み上げる

ギター掻き鳴らすみたいに
あなたを掻き鳴らして
クライマックスにはいかせてあげない

熱を帯びるほどに
冷酷な気 ....
生まれたくなかったかもしれない世界に
大きな泣き声で
生まれてきたのだから
つらいことがあったら
思い切り泣けばいい
そんなことを
普段忘れて固まってしまう
ツボに思い切り指を食い込ませ ....
どこへ向かうかわからない駅で
本当にひとりになったとき
何も信じられなくなったとき
ひとり遊びしながら電車に飛び乗った

お父さんを演じる
お母さんを演じる
子供を演じる
僕は私はここ ....
走り出す
そして飛ぶ
逃げた日々を飛び越え
選択する前に戻れたら
現在地は変わってた?

私たち透明になって
過ごしてきた時間の中
遡っていく
タイムリープ



{引用=
 ....
リモート会議でミュートする
切り離された静寂に
妄想に近い想像が被害的

意見を聞かれてしまったと思った
集中できずに上の空だった
あまり関係ないと油断した

答えられずにミュート
 ....
落ち葉
散った花びら


キャンバスに並べてみると美しい

失ったような気がしても
与えられているようだ


{引用=
楽曲は下記から聴けます
https://youtu.b ....
齧って初めて知った事務の味
同じ林檎以上一心同体未満
従い先回り責任はワタクシに

黒子みたいに
忍者みたいに

齧った林檎が海上を滑る
同じ速度で海底を移動する
林檎が沈んだ時にキ ....
スターターピストルが鳴った
言葉がフライングしても
やり直そうとしない
怒号や罵声が飛ぶ
失格になった
おかしな未来がゴールで揺れている

一度発した言葉は
なかったことにはできない
 ....
ブォーンと唸る吸引音
君は戦場にいるみたいだ
急に居場所をなくす僕
いつもよりヒステリックな音に聞こえるのは
気のせいかな

掃除機襲来
空いてる部屋へ
右往左往

怒ってる?
 ....
タップしたら入れる世界で
羽根を伸ばしても
影に溶けている現実が
どこまでも追いかけてくる
放っておいても
いつかは向き合わなければならない
笑ってしまうほどの深刻さが
滑稽だな
 ....
土曜の朝
夢の中で計算していた
資料の動画を作成していた
まるで休日出勤

休みなのに
仕事のことばかり考えてる
好きかと言われたら
そうかもしれないし
違うかもしれない

心は ....
昔戦場だった野原に
ススキが生えている

百姓なのに雇われて
怖がりながら
斬られて逝った命たち

風でススキが揺れる
手招きみたいに
たくさんの無念が

教科書には載っていない ....
泥水に塗れたいと言いながら
肩書きを武器にしようか迷う
そんなあなたに
ふと愛想が尽きた

ニセモノだった
ファッションとして
上手く着こなしていただけ

辛酸舐めた人間を知ると
 ....
最後に君と会った日
別れた後で泣いた
もう二度と会えないことを確信したから

いつかはもう来ない

命が消えてしまう
どうして
子供みたいに問う
どうして

君の写真を見ながら
 ....
地球観測は地上から行える
月と星の下で地球を見下ろし
地球のヌードを通り越して
植物の種類
光合成の程度
土の種類まで判別して分析する

ドローンで配達が当たり前
今日も通行人を避けて ....
(生きている)

前にしか進めない
立ち止まっている時も
一方通行の時間に乗って
細胞を殺しながら
生きている

乗り越えれば乗り越えるほど
壁は大きくなってゆく
問題も難しくなっ ....
グッと入った
ツボに指
自然と涙が滲む
痛いのに嫌じゃない

この金属のようなカラダを
神のような手でほぐして
どうしようもなくなるまで
耐えてきた

グッと入った
ツボに指
 ....
寝不足だから
寝ぼけたことを言うのか
相手をブチ切れさせて
戦前に突入していく

嗚呼頭が痛いよ
最低最悪
選んでもいないのに
その面が国を汚していく

ずっと前からわかっていたの ....
知らないうちにミサイルが
説明もなく
市街地に配備される
守るのか的になるのか
紙一重

ミサイルめがけて
ミサイルが飛んでくる
そういう日は
ある日突然に



{引用=
 ....
小数点以下にぶら下がっている
おまけみたいな存在
それが僕だとしても
四捨五入で一の位に片足入れるように
坂道を息切れしながら上ってゆく

割り算に散々悩まされる夜
整数だけではいられな ....
休日は早送り
眠りすぎたツケは
月曜日の朝やってくる

眠れなかった早朝に
家を出て駅へ向かう
すでに家の前を掃き掃除している人がいる
何も特別じゃなかった
これでいいんだ

平日 ....
ひだかたけしさんの海さんおすすめリスト(413)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜明け前が一番眠い- 自由詩5*25-12-11
Earthquake- 自由詩5*25-12-10
地獄をサボる- 自由詩6*25-12-9
はじまりの魔法- 自由詩625-12-8
伸びしろ- 自由詩525-12-7
優しさ- 自由詩625-12-6
My_Next_Life- 自由詩4*25-12-5
本当を失っていく- 自由詩725-12-4
時と思い出- 自由詩8*25-12-3
仄暗い欲情- 自由詩4*25-12-2
泣きツボ治療院- 自由詩1125-12-1
劇団海- 自由詩825-11-30
タイムリープ- 自由詩5*25-11-29
孤独の細胞- 自由詩4*25-11-28
拾い集めてきたもの- 自由詩825-11-27
誰かの秘書- 自由詩6*25-11-26
言葉が走る- 自由詩725-11-25
掃除機襲来- 自由詩5+*25-11-24
いまここ- 自由詩9*25-11-23
土曜の朝- 自由詩425-11-22
揺れるススキ- 自由詩8*25-11-21
ニセモノ- 自由詩425-11-20
またね- 自由詩625-11-19
数年後- 自由詩425-11-18
生きている- 自由詩625-11-17
ツボに指- 自由詩6+*25-11-16
The_worst- 自由詩625-11-15
物騒- 自由詩4*25-11-14
存在の証明- 自由詩8*25-11-13
疲れはループする- 自由詩8*25-11-12

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