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* まご

孫という字は
花に似ている
近くで見れば
込み入っているのだが
遠視眼で見れば
花に違いないのだ

わたしは間違っていた
孫を見ていれば
それがわかる
虫けらもあり ....
水面を自在に動き回っていた
水すましはどこへ行ったのだろう
少年の高慢や恥辱など
とっくに澄んでしまっている

池に沈むしがらみは
百舌や川蝉のように
とび越えねばならぬものだった

 ....
 名もないような
 草花があるのだろうか
 たとえ雑草にしても
 知らなかっただけなのに

 心にとまったなら必ず
 名を呼ばねばならない
 気にとまった草花の名を
 知らなければそれ ....
鵜飼千代子さんの合歓木さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花ことば- 合歓木自由詩310-2-2
古い池- 合歓木自由詩110-1-18
名を呼ぶ- 合歓木自由詩310-1-10

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