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机の一番上の引き出しから 幾つかの星を取り出して夜空に貼った。
二番目の引き出しから 三日月を持ってきて3時の位置に張り直した。
引き出しの一番下から太陽を持って来ると 枕元に置いて明日に備えた。 ....
蝉時雨の光。七色の雨が降り注ぐ街にて、潜水艦が飛行する夜。
寝静まった住人が起きだし、徘徊する街にて。夢を壊さないようにぼくらは
足音を立てずにこっそり歩き続けた。赤い風船が飛ぶ、夜。
窓から窓 ....
僕は閉じた片目で
海を引き剥がし、
青の翡翠の深海を
手に入れたんだ

風から風へ色を贈り
東から西へ光を沈め
海から海へ船を済した

君は乾いた片眼で
空を引き剥がし、
灰色の ....
あの星とこの星とを繋ぎ、ぼくと踊ろう。
星を録音した60分のテープを永延と流し
て。光って、また消えてゆく、星の数を一
緒に数えてください。銀色の円盤が、光っ
ては消える。夜が深まり、息を深く ....
僕は本を君に聴かせながら、窓の外を眺める。
星は今も流れ続け、夜空が部屋に入り込む。
無音の60分間、でも確かにこのテープに星を
録音した。彼女が僕に銀色のヘッドフォンを
貸してくれないから、 ....
部屋に雪が積り、川が流れている。真っ白な部屋で僕は一人、翼をもいだ。
君の背中に僕の、羽根を付け足して、人差し指で星を描いた。
人魚姫の石化した歌。ぼくらはきっと、石に戻れる。
空から石が降って ....
 砂の楼閣。白昼夢の続き。暗黒巫女の暗黒舞踊、白い窓、白い景色、白い歌。

 遠くの水溜り、赤い空、滲む夕焼、曇った片目と光。海。空。掲げた腕と祈。

 近く、歌う鳥。消えた。光った、あの星の ....
白い難民。風。
横たわった老人の靴。埃塗れのテレビ。折れた傘と
マンホールからの臭気。
痛み。
二人組の赤い子供。ナイフ。
蹴り上げられた、少女の小さな悲鳴と、蒼い光。
雲。遠くから聞こえ ....
鵜飼千代子さんの岡崎師さんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
巨人族の朝- 岡崎師自由詩210-2-16
赤いプラネタリウム- 岡崎師自由詩810-2-7
旧い空- 岡崎師自由詩510-1-23
隻眼の月- 岡崎師自由詩2*10-1-18
夜のキス- 岡崎師自由詩210-1-14
#バースデイ- 岡崎師自由詩310-1-10
#白昼- 岡崎師自由詩210-1-7
_#_Grave- 岡崎師自由詩110-1-6

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