すべてのおすすめ
二千何百年かまえ

私はあなたのやはり傍観者だった

それは生まれかわりの思想ではなかった

いのちに宿る追憶そのものだった


珈琲か口臭かうんこの匂いか分からなかった

その ....
この像もまたなにかのものまねをしているのだ。

ここにいつまでもいたいと思った。

存在のものまねをする存在への、それは畏敬であるにちがいなかった。


重要文化財でもある東寺の五重塔は ....
もう
よっこらしょ
なんすよねー
後ろ姿は去年と同じ

おひさし
やっちゃったねー
はいー
やっちゃいました
猛スピードで
あはは

疎開出産
じゃなくて
いや
ほんと ....
)黒い大きな瞳が笑う
滴りおちる (汗
軟体動物のように腰をくねらせるのは
生き物の快楽を知っている証拠
歪んで照明に輝いたのは
僕の影じゃなかった
)隠せば
隠す ....
なら、「行間」がいい。
先行する1文とその後に続く1文
その間に生まれる窪み。
文章や言葉の向こう側に置かれる感情は、
そこに潜っている。
潜水は得意な方で、肺胞一杯の息を連れて、
深くに ....
眠りによりそう
咲きおくれた百合の白い想い
写真のなかにおさまったあなたは、
昔見せた笑顔のままで
私をみつめる


じゅうぶんに苦しんだのですから
もう休んでもよいのです
生き ....
22年まえも自粛が日本を覆っていた

コマーシャルが口パクになってNHKは夜中も天皇の下血の量とか血圧とかを画面に表示しつづけていた

そこにはクラシックがながれていた

えんえん、えんえ ....
)苔むした街のなか
足跡を追いかける傘の滴
まぼろしだと(夜はすぐにでもやってきて
(泣きたいときに
君はもういない

(一杯の珈琲じゃ足りないとわかってた
)ドアが鳴る度 ....
眠い
眠い

とろとろと

こんな時
脳は

あちら の
世界と
相談をしている


残酷なのに
血の赤が見えない
モノクロームな夢ばかり
見続ける


都下の森 ....
現在完了で私は部屋が片付けられない
夏休みの宿題は その日のうちに書きとめられずに
お天気欄は空白のままだ
(そしてその結果、いまでも宿題は出せずにいる)

宿題を片付けられないまま思春期に ....
また太陽が沈む
ふと淋しくなる
やがて朝が来て
夜が来て
日が昇って
夕焼けを眺めて
奇妙な夢をみて
目覚まし時計を止めて
目を閉じて

やがて死ぬ
僕は無くなる
君も無く ....
禿頭にパンチパーマが生えてきたような

夜の街路樹に仄見える青葉は外灯にてらされて

現実世界にうまれた幽霊のようだった

コンビニは看板を消していて

さっき接待に使った天然ふぐ屋も ....
見上げれば、空は青く


明日のことはおろか
一呼吸先でさえ、不確かだってことに
鈍感だったのかもしれない

足元の奇跡は
叫びたくなるほど脆いというのに
気がつかずにはしゃいでいた ....
ジョン・デンズモアは口数の多い方ではなかったが、
思い出についてドイツ語で語るとき、
多少語彙の少なさを補うように、
饒舌になりがちな朝があった。


そんなときシナモン入りのアイリッ ....
ゆっくりと寛ぐ
夕食後
時間がまったり
流れる

ジャズの音
エレキ
ブランデー飲んで
楽しく

笑って
泣いて
怒って
忙しい
俺はゴキブリみたいな愛し方しか出来ないが







 ....
わたしの奥にあなたがいるの
あなたが知っている扉の開け方

あなたの嘘が
わたしのこころに深くささって
そこに木がはえて
大木となって居座っている

あなたの嘘は
わたしのこころ ....


暗くないんだって *
何度言えばわかるんだろう
―*
〉エレクトロニクス 〈 エレクトロニクス *

(曼陀羅に浮かぶ釈迦は横になっている)

宇宙にはこんなにたく ....
いつものように夜を歩いている

星の瞬きをながめながら高台からくだってゆく

車や帰り道のひとと二三すれちがう

街のあかりは傾いている

最初の信号に出くわすと

すっかり道を歩 ....
むかつく

むかつく、なんて、
うつくしくないことばだろう


もし、このむねのせつめいのつかない破綻を、
正確に、
かつ精妙に、
表現できることができるなら、
むかつく、
 ....
墓地の芝生の上を
早春のあかるい風が吹き

ある白い墓標のかたわらで
小さなデイジーの花束が
微笑んでいた

そのことをくりかえし思いだす
私ひとりの影と
しずかな陽射しと

そ ....


不憫にも
後々悔やまれることがあるとするならば
自然とは(我々を全く理解しようなどとは思わない)ということ 。
人々は突然愛する誰かを失ったときの哀しみを、時化に受け立ち向かう ....
片方の翼が傷ついた水鳥

もう思うように飛びたてない

仲間たちと一緒に飛びたいのに

舞い上がることができない


あの青い青い空に向って

もう自由に羽ばたけない

黒い ....
転んだはずみで
地球のコアに近づいた

膿みたいに
どくとくと脈打っている

心臓の周りにへばりついてるみたいだ
ポンプが上下するたび
わたしは息をする

わたしと平行に
地球は ....
また 泣いている
性懲りもなく

言葉をかくものは
言葉でやられる

ソングライターが
急性ストレス障害になる

画像プラス言葉は
激しい

揺れる
揺れる

心も脳も
 ....
感情 (使いきりタイプ)
ロボットになることを躊躇わずに、ロボットとして生まれることに罪悪を感じず、ロボットが生活を営むことを赦し、


私は、人間と共にありたいと 
私は、人間と共にありた ....


(真に燃えるのは
アルファの星が降る夢だろう *

俺さまを散々利用しといて
いまさら逃げようなんて
虫がよすぎるぜ

(同意したはずだ
)光りとなり
闇となって ....
ゼロなんてあるのだろうか

幸福なんてあるのだろうか

桜ぼっちの三月

もう二度と会えないひとなんて

ほんとうにいるのだろうか


街道のところどころに桜を見つける

オ ....
うずらのたまごの
からに
お花を挿して
ちいさなちいさな窓辺に飾る

窓はまだほんのぽっちり
かすかなあかりを入れるだけ

川べりをそっとあるく
ふたりで
手なんかつなげたらいいけ ....
無音 やがて そして



銀に回転する木霊を破壊する金の雷鳴
その雷鳴が回転して赤土色の轟鳴となる
その轟鳴が崩壊して土砂のように大地は捻れる

酷い眩暈が頭痛へと直結する
感覚神 ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14758)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
傍観者- 吉岡ペペ ...自由詩111-4-3
畏敬- 吉岡ペペ ...自由詩311-4-3
9months- umineko自由詩6*11-4-3
誘う女- アラガイ ...自由詩3*11-4-3
贈り物- 電灯虫自由詩2*11-4-2
陽だまりに- 月乃助自由詩21*11-4-2
不幸な自粛- 吉岡ペペ ...自由詩511-4-2
エメラルド色の街/- アラガイ ...自由詩3*11-4-2
モノクローム- 森の猫自由詩9*11-4-2
花を植えるための文法レッスン- N.K.自由詩7*11-4-1
繰り返して、繰り返して。- 青井とり自由詩111-4-1
悲しみ- 吉岡ペペ ...自由詩511-4-1
- 涼深自由詩311-4-1
The_Doors/Autumn_Has_Come- はだいろ自由詩111-4-1
タバコ片手に- ペポパン ...自由詩5*11-4-1
やつらの足音の- TAT自由詩2*11-4-1
嘘つき- みのりつ ...自由詩411-4-1
××年」宇宙停電- アラガイ ...自由詩3*11-4-1
悲しみのかたち- 吉岡ペペ ...自由詩511-3-31
むかつく- はだいろ自由詩211-3-31
デイジーの頃- 塔野夏子自由詩2*11-3-31
失うひとの哀しみは__(仮連作)- アラガイ ...自由詩3*11-3-31
もう一度- 橘祐介自由詩311-3-30
脈打ち- マフラー ...自由詩2*11-3-30
やられた- 森の猫自由詩5+*11-3-30
きみを揺りおこすアンドロイドの時間- ayano自由詩211-3-30
No_94- アラガイ ...自由詩2*11-3-30
桜ぼっちの三月- 吉岡ペペ ...自由詩511-3-30
うずらのたまご- ふるる自由詩6*11-3-29
enjoy_the_silence_/_****'04- 小野 一 ...自由詩6*11-3-29

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492