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さらさらと吹く風に
合歓の花が揺れている
北半球の夏は今

南半球の夏は今は
こちらから見て太陽の向こう
地球の軌道の
ちょうど反対側

赤道の向こうの
コットンツリーやブーゲンビ ....
黒の陰から
太陽の中へ出てゆこうとするなら
透明なゲートをくぐらねばならないよ
どんな不正直者でもくぐることはできるけど
ああ
真っ白な雲の中に
一筋の黒をみつけて安心する

海のない ....
死にたいがナイフが無い















救いたいが愛が無い














 ....
     若)まろがふたり でそろった!
     いまからね、バチバチッと
     かっこいいとこ見せあうからね
     その間に 逃げるんだよ

     面白そうだからって見ていて ....
         



経糸の波が島に打ち寄せ
砕けた珊瑚の欠片が筬の羽の隙間を通る  
浜は白く織り上げられ
降っては降りてくる日射に
転がる岩岩は奪われた影を慕っていたが
素足 ....
             



淡い夢をみる夜がある
夏休み庭に植えたブーゲンビリアに
いつの間にか背丈を追い越され
生い茂る葉がどれだけ季節を重ねても
記憶は夏しか残らなかった
 ....
男も女もセックスが好きで



違うのは





男はセックスを愛するが



女はセックスに付随するオプションを愛する


 ....
曇った硝子窓。
向こう。
記憶。

ブランケットで身を包みながら、探し物。星屑、蜂蜜。水煮の缶詰。
そして、おやすみなさい。の、声。ため息、一つ。
あたたかい事から思いだしてし ....
ふぁ〜あ
Wake Up This Morning
朝だ 朝のブルース聴いとくれ


歪んだ空間に像を結んだ視線の先に
必ず潜んでいるネズミにご挨拶
ネズミの寝起きは良くない。
  ....
あなたのくちびるから海がこぼれる
塩からい水が胸を濡らすから
わたしは溺れないように息をする
そっと息をする


空の高みが恋しいと指先をのばし
両手を広げてみるけれど
あなたの海が追 ....
{引用=


最近
ずっと
考えていた

部屋の隅に
うずくまって
考えていた

考えることの
テーマは
その日ごとに
違う

まるで
飽きないように
作られた
 ....
想っても想っても あなたの影さえ踏めなくて
近づくたびに遠くなるよに 赤い瞳が見たいのに
暗い部屋へと消えていく背中をただ見ているだけしかできない
弱虫でごめんなさい あなたの幸せを祈ることしか ....
おはよう
君の声が聞こえただけで
こんなに朝は踊るよ
眩しいのは
陽射しが口笛吹いているから
朝露垂れて木琴を叩く

こんにちは
君の笑顔と弾んだ君の声
僕はおかげで嬉しくなって ....
初々しく純粋な目 
心輝かせた稚い微笑みの 
幼きあなた

あなたの微笑みが
あなたの目の輝きが
私の胸を愛の歓びで貫く…

あなたのことを想うと
我が胸は甘い切なさが溢れ
心に温 ....
きみは ぼくの かおをして
ぼくの きらいな ことをする
毎日 付き合う こころとことば
ぼくらはきついお酒を注ぎ合って
ぼくのつくるものときみのつくるものとが
似て重なって重苦しい

 ....
          羅漢頭をペコリと叩きゃ 大人の漫画の声がする



        1998.04.07.     YIB01036 Tamami Moegi.
     ....
チェロが重低音を響かせる中
正座した理屈が
墨を含んだ筆をとり
大きな美濃紙の中央に
ごつごつとした岩山を

描く



モノトーンの岩山は
山肌の陰影だけ 浮き上がり
山の際 ....
              わたしたち たぶん
              ふたりとも

              相手のひくつさを感じるところに
              身を置くことが ....
オルゴールの音が止んだ
世界は 静寂と暗闇で満たされた

行き場を失った悲しみは
僕の中で ぐるぐると巡る

『あの高い塔に登ろう』

君が好きだった
この街の景色を
もう一度見よ ....
カムパネルラの瞳が
どこからかしずかにみおろしているような星空

君の沈黙 君の横顔
それはなにかうつくしく けれどものがなしい
予感に満ちているようで
僕も黙ったままでいる

僕の脳 ....
言葉よ、さようなら
わたしの中に、在ったものが
まったくちがう世界へ、ゆくのです

イメージや感情や
そういった、見えないものが
見えるようになって、現れるのです

意味を持たされても ....
コウモリが泳いだって、
ネズミが空を飛んだって、

いつしか僕ら驚かなくなった

生きる理由は失したけれど
生きる意味なら此処にある

生きる理由は失したけれど
生きる意 ....
開け放たれた窓からは
初夏の高台から望む
雨上がりの小さな街が一望出来る。

マッチ箱のような小さな家には
色とりどりの屋根が
張り絵のように
斜面にへばり付いている。

空は真っ青 ....
よんで こたえて

コミュニケーションと
むずかしく言わなくても

ほしいものは
みんな同じでは
ありませんか


目の前の
花にきく 風にきく

一人の私の
つぶる目に ....
硝子のセキレイ、鳴き声が届く、彼方、遥かの、
もういないあなたの鼓動、
耳の奥の回廊、すべて、ではない、
稲穂、誘い追う、昆虫たちが歌わない夏、
あふれる、記憶の洪水を押しとどめる、波、
な ....
強い日差しを避けながら

独り並木道を歩く

風のないこんな日は

鳩も暑くて一休み

一年前

夏服の君と歩いた並木道

あの日の笑顔を思い浮かべて

『サヨナラ』の切な ....
恋は未必であるがよい
いちいち詩にはせぬがよい

俎板の上で涙のあらい
泳げよ空にコイのぼり
喉元すぎれば熱さを忘れ
こいこく
かんろに
かぶらむし

自分の恋をネタにするなら
 ....
僕のしがない手を
君への花向けだと思って受け取ってくれ

僕の干からびた足は
君への愛着だと思ってくれ

僕の垢だらけの耳は
君への差し入れだと思ってくれ

僕の乾いた眼球は
 ....
風が駅前の野原に吹いている。
野原に生えた野草の葉は
優しくうなずきながら
隣の葉にお辞儀をしている。

風が駅前に優しさを運び
優しさで満ちあふれた
空き地の前に僕は独り佇む

風 ....
ざわざわする
ほんとは 誰とも
繋がれないのではないかと

ざわざわ する
自分のことで 手一杯で
優しくなれない

ざわざわする
約束は果たされず
勝手なこと言って 浮いている
 ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14758)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
合歓の花_揺れやむとき- 海里自由詩210-7-17
私なりの夏- 朧月自由詩410-7-17
週間少年ジャンプみたいにゃ行かねぇだろ?って話- TAT自由詩2*10-7-17
まろまろ- 鵜飼千代 ...自由詩10*10-7-16
布晒- 楽恵自由詩17*10-7-16
常夏常世_- 楽恵自由詩8*10-7-16
セックスについての悪魔の私見- TAT自由詩2*10-7-15
ねこといっしょ〜デゴルジェ〜- おっぱで ...自由詩510-7-15
朝のブルース- ……とあ ...自由詩6+*10-7-15
海のあなた- 石瀬琳々自由詩20*10-7-14
_輝けるものは……- 真島正人自由詩7*10-7-13
『紅い花』- 東雲 李 ...自由詩3*10-7-13
挨拶- 乱太郎自由詩11*10-7-13
私の愛するあなた- 一 二自由詩310-7-13
生活- 坂井ハナ自由詩510-7-12
文明開化の凍り豆腐- 鵜飼千代 ...自由詩4*10-7-12
自尊心- ……とあ ...自由詩10*10-7-11
内憂外患- 鵜飼千代 ...自由詩6*10-7-11
さよならはいつものように- 結城 希自由詩3*10-7-11
カムパネルラの瞳- 塔野夏子自由詩8*10-7-11
「言葉よ、さようなら」- ベンジャ ...自由詩5*10-7-11
ロストワンダー- 秋助自由詩1*10-7-10
この街- ……とあ ...自由詩12+*10-7-10
微笑- 朧月自由詩610-7-10
なつのひかり- ふるる自由詩7*10-7-9
今年の夏- うずら豆自由詩110-7-8
未必の恋- 海里自由詩210-7-8
僕の手- 乱太郎自由詩15+*10-7-8
駅前再開発2- ……とあ ...自由詩12+*10-7-8
ざわざわするの詩- アザラシ ...自由詩910-7-7

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