すべてのおすすめ
瞼の奥で失っていたことに気づく。しかし、
それが、髑髏を巻いていたひと夏の感情だ
ったのか、それとも、行きずりの女が床に
棄てた水着の匂いだったのか。朦朧と立ち
込める喪失感だけが、ドラム ....
森を乞う
雨というサークルがあるなら足を踏み入れてみたい
それは穴という穴から
窪みという窪みに媚びりついた悔恨の手垢が
思い出の活性剤となるようきれいさっぱりに落としてもくれる
 ....
足元がぐらぐらするようだった
すがりつこうとしていた
カタチ がよかった
なくならない ものがよかった

みえない
もの大事にして
きこえない
もの求めて

悲しいなんて言葉は使わ ....
雲に乗って東へ流れ
風に吹かれて西へ流れ
人波に乗って南へ来たら
巨大なネオンに食べられた
大きな口をポッカリあけて
私をまんまと呑み込んだ
星の隠れた夏の夜は
そっちへ行っちゃあいけな ....
ひび割れたコンクリートの上で彼と彼女は

10年前からあるようなありふれた言葉で罵り合って
100年前に流したのとまったく同じ塩辛い涙を流して
1000年前から進化してない古びたやり方で許しあ ....
重ねると傷になるからね
特に完熟

「桃太郎」は品種名
「トマト 妻せつ子」はブランド名

品種による
大玉、ミディ、ミニは、あるけれど
それだけではない、育て方で
品種の普通より小 ....
手つなぎしはじた

たわけた空

ジャン・ポール・ベルモンドのくちびる

かじった林檎からおやゆび

ぬるり

かわいたかわ

勝手にしやがる
少女達は駅の回りでたむろしていた
少女達は皆乾いていた 
全てのものが無機質な情景の中で
既に前からそこに居たように乾いていた

見えない虫の魂がボウと浮かび上がり
それはまるでカゲロウの ....
嬉しいトキも 泣きそうなトキも
どんな瞬間も、
なんでもない ココロも
君と分かち合うことが幸せ なのかなぁ

わからなくなって

前も見れなくて 暗くてもう
でも 君が持ってる光 ....
クラフトワークに銀河鉄道を乗せ 飛び越えてゆく箒星
デスバレーの石が動くまで土が渇き切ったら
プーさんのマグカップはディズニーを裏切らないかしら
たけくらべ 古語じゃ読めない 現代子役
哀しい ....
君のことを
煙草1本分だけ考える
はずだったのに

君のことを
煙草3本分考えてた

煙草の煙は
君への

想いのように
柔らかく漂ったり

ため息のように
切なく漂ったり ....
バス停の上に
誰かが置き忘れた写真のような
最後の夏空が広がっていた

空の青は澄んだ水色
まるで海の子

雲はこねた白いパン生地のよう
見えない硝子板に等間隔で並べられ
底が平ら  ....
ひび

なくなり

ひび

よくなり

こしまでのびた

かみ

じょきん

かみ

切ったぶん

カミングホーム
鬼は五稜郭を目指す






パイプオルガンのバッハ







小フーガ ト短調



 ....
細くても勁(つよ)い芯に
四枚の葉が大きく広がっている
四つ葉のクローバーの形は調和と安定の象徴
故か
かつて飛行機のすべてにプロペラがついていたころ
最終的に四枚羽が理想とされ
それ以外 ....
奥深くで疼く痛みを別の痛みで誤摩化す

何の解決にもならないけれど今のわたしにはこれしか方法がない

ピアッシング

周りは医者でやれだのピアッサーを使えだのと五月蝿いが

わたしは針 ....
渇いていたい

最後まで

渇いていたい
才能のない手合に限って方法論をぶつ
その持論は概して誰の役にも立たない
自分の役にすら立っていないものを


頭の悪い女はウザい
確かに、見方によってはご愛嬌でもあるのだろう
頭の悪い男 ....
親子で罵りあいの口げんかした後は脳みそがカラのまま膨張したみたいで
このまま大見得を切って飛び出してやりたいと思うのだけれど
空を見上げれば虚しくて
大地はちっともわたしの味方をしては ....
くろとみどり
まざったら

きたない

くろはくろうして

うみだして

とうめいな湖

もぐる

そこはみどりだ
地球にない道を僕はオルゴールとともに歩いている
そんなことを想い描いていると、うしろの誰かが遠い神秘な世界を指差しながら僕の小さな肩をポンとひとつたたいた。
「おまえの遊び相手は田んぼの蛙に ....
あの子の
頭脳はノーベル賞級の学者も認めるほどだ
そのくせ
恋に落ちたら
頭脳も体も
全部溶けちゃう

あの子の
恋はいつも正面衝突
背の高い男が好みで
体当たり ....
こんばんわ。いつも美味しいコーヒーをありがとう。突然こんな手紙を渡してごめんね。
お姉さんの淹れてくれたコーヒーを飲んだ日はビックリするぐらいよく当たるので我ながら驚いています。知ってま ....
夜空に視線を移さなきゃ
涙が零れるのを隠せやしない
本当に孤独という奴は
どうしても現の後に訪れるのやら

生きているその理由を尋ねられれば
永遠で無限の静寂を恐れるからと答えよう
早く ....
イエローサブマリン
を聞いていた
煙の向こう
私が生まれる前の出来ごとは
当然知るはずもなく
知らないことだけが
美しいのだと
信じていた
あの頃
私たちは若かったのか
知ったかぶ ....
正社員だし、
役職あるし、
見た目より若いって言われるし、
趣味らしき趣味は一応あるし、
休みの日には友達と出かけたり、
時には男の子とデートしたりするし、
合コンだって誘われるし、
ア ....
貴方があたしのサンタクロース
ずっと ずっとあの日から
北の国からやってきた

背の高すぎるサンタクロース
家の玄関から
入れるかしら

寒い寒いイヴの夜
貴方はあたしに
プロポー ....
一日に一度は玄関を開けているだろう
仕事に向かうためだが
僕は薄汚れた透明な抜け殻を羽おり
「僕」の言葉を放り投げる

外に出れば
そこは樹木の生い茂る密林だ
昨日通ったはずの道は
 ....
直線的な飲み方をしたら
その酒は喉を焼いた
甘美な味わいの後の
ヒリヒリした後悔は
終電後の情事

一杯飲めば十分で
それ以上求める気はない
倦んだのでは無く
違う刺激に酔っている
 ....
オレは
うまい詩を書くより
うまいごはんが食べられれば
それでいい


オレは
詩に対する対する向上心より
人間性に対する向上心を持つことが出来れば
それでいい
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14758)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
喪失感は地面を掘っていって- 乱太郎自由詩14*10-11-5
酸性雨- アラガイ ...自由詩6*10-11-5
ゆるるる- 朧月自由詩310-11-4
行き先- さつき自由詩2*10-11-4
ひび割れたコンクリートの上で彼と彼女は- 亜樹自由詩210-11-4
トマトのはなし(改訂)- 鵜飼千代 ...自由詩15*10-11-4
ぬるり- 阿ト理恵自由詩2*10-11-4
乾いた少女達- 山人自由詩10*10-11-4
嘘っポイ- Izm自由詩210-11-4
平成女子日記- Wasabi 自由詩210-11-4
煙草1本分- ミサイル ...自由詩710-11-4
カメラチック・ワーズ_#_-_最後の夏空- 佐倉 潮自由詩210-11-3
ひび- 阿ト理恵自由詩1*10-11-3
国道2号線に捧ぐ- TAT自由詩2*10-11-3
四つ葉のクローバー- yumekyo自由詩2*10-11-3
ニードル- ミスフラ ...自由詩3*10-11-3
どちらかといえば- BOOKEND自由詩2*10-11-3
文化の日に剥け皮向く- salco自由詩4*10-11-2
因果- アラガイ ...自由詩7*10-11-2
まざらない色- 阿ト理恵自由詩4*10-11-2
_道‥(端)- アラガイ ...自由詩6*10-11-2
あっちゃん- yumekyo自由詩8*10-11-1
コオロギが便せんに止まった_失礼なやつだ- TAT自由詩6*10-11-1
ほのおがきえるまで- 松本 卓 ...自由詩310-11-1
光陰- さき自由詩310-11-1
底無し大丈夫- 池田実緒自由詩410-11-1
サンタクロース- 森の猫自由詩2*10-11-1
玄関- 乱太郎自由詩11*10-11-1
Kiss_OF_Fire- ……とあ ...自由詩9*10-11-1
芸術紙上主義- 寒雪自由詩510-11-1

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