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ちいさな
ことばで
優しさ一つ
ください
愛してる
愛してる
愛してる

なぁんだ
いくらでも言える
意味さえ考えなきゃね

愛してるよ
これから帰る
でも、待たなくていいよ
帰り道が分らないんだ

電車を待って ....
 150928

ひとつしかない
だいじなそらが
のんびりと欠伸
そんなのは怠慢
それいらい空は
地上を離れだし
だんだんたかく
たかくたかくね
欠伸したら転寝
ころがりおちる
 ....
月がふくらむ

まってる間に

青いまどべに

光ってばかり

雲がわれてる


かなしい足音

駅の路

つっと立って

揺れる

振り向いてよ


月が ....
さびしさだけのおにぎりに

今日はおかかをつめた
鳴き声が障る

テレビの音量が障る

夕方 食事の準備をするか 外の洗濯物を取り込むか
どちらを先に行うか迷う容量空きのない思考が 障る
SDなんて持っていない 機械なんて障れない ....
差し伸べられた手の
ひとつひとつを
丁寧に断って
きた

そうしなければ
いつかの謀反が挫かれる
いつかの糾弾が挫かれる

差し伸べられた手の
ひとつひとつを
丁寧に ....
窓硝子の向こうに
しがみついている一匹の虫
短い発車ベル
いくぶん傾いた駅を電車が出てからも
飛び立つことをせずに
じっとしている

終点を知らされていない線路はゆるやかなカーヴを描き
 ....
       150928

黄緑の苗を植えた
可愛いアブラムシを潰し
汁の付いた指先が
ほのかに香る
これで大丈夫だよ
6月下旬には実が熟れる
紅いトマトをもいで
町に売りに行く
 ....
なんで 棒立ちの彼は小学生だったか
帽子をとった手に光を無駄に感じる
声がなにより高い
しゃべるたびに大きな枠ができて
そこから何かが始まってしまいそうなくらい
シャキシャキとしている。
 ....
      000902

古い写真を見ていたら
君の家が写っていた
緑の屋根に白い窓枠
林の陰にひっそりと
日当たりの良い畑を眺めてる
9月になって陸稲の花が咲き
コスモスの花も揺れ ....
目を開いて感じてください。
同じことばは二度と書けない私の
たったひとつのことばを。
目を閉じて委ねてください。  ....
僕たちの冒険

年甲斐もなく夜更かしをして 寝ぼけ眼で
真夜中にやっていた とある映画を見たんだ
汽車にはねられて 死んでしまった青年の死体を
探す冒険に出る 心に穴を抱えた少年四人のお話
 ....
旅にでよう
おれは空っぽの植木鉢
枯れた川底の石っころ
風の一筆書きなのさ
蜃気楼から現れた古代人が
すべてで触れて 無知のまま
時を違えた恋人を追うように
たった一人 旅をしよう
帰 ....
負けられない

負けられない

立ち向かう

立ち向かう

めんどくさいけど

立ち向かう

それで終わる訳でもないけれど


お腹の底に貼り付いた

それは意地のよ ....
そうと決めたひとに
なにを言う必要があるだろう
挙げた手を下ろせずにいる臆病なわたしが

終わりのない下り坂がないなんて
言えるのかしら
いいえわたしは幸せです、
という答を常備して ....
わたし ほんとは
エビフライ食べれないんだよ
アレルギーとかじゃないけど
嫌いなだけだよ
食いしん坊だけど
嫌いなものもちゃんとあるよ

わたし ほんとは
君のこと大事にしてい ....
同じマンションの
上に住む人だと思って
シャボン玉をした

階下に住む人と思って
花を降らせた

どうしたんですか、
と言われて振り返ると 君は
君は
同じ階の人だった

 ....
そんなことより聞いてくれ
母と大声で喧嘩して
家を出て行く夢を見た
母は僕の靴を隠し
どこにも行けなくしようとしてた
母は途中で謝って
仲直りしようとしてくれたけど
僕はそれを振り切って ....
フェイスブック
ライン
メール
電話も
手紙ですら
もう つながることはない
遠い人

色づくことの葉 散り積もり
掻いて 集めて 徒然に
燃やしてみる その 煙の
立ち振る舞い ....
金属光沢を放つ 一枚の直方体が
荒野に立っている 寒風が吹き抜ける
怒りに任せて 猿人が草食動物の大腿骨を打ち下ろす
粉々に砕けて 寒風に散る頭蓋骨


叫びは 直方体に反響して 増幅 ....
親からもらった名を
30数年飼っているが
これがなかなかなつかない
気づくとどこかに行ってしまうので
私を呼ぶとき
みんな仮の名で呼ぶ
仮の名は20個くらいあって
ずっと傍にいるもの
 ....
パレードの音がする
雨なのにね
いってみようか
雨なのに?

雨なのに 乾いている
パレードは
ここからは見えないが
音だけが
さびしく 響いている
逢う約束をしていても
仕事の都合で逢えなくなったり

お互いの都合で
逢えなくなったり
時は流れる

電話が繋がらなかったり
急な出張が入ったり

擦れ違いが続く
いつまで続くの ....
 木々の隙間を縫って滑り込む木漏れ日に太陽と緑の匂いを嗅ぐ。
 足元の緑はいつしか真っ白な絨毯になる。
 気がつけば木々の葉も色付きはじめている。
 夏は過ぎ去ったのだ。

 秋を想い、 ....
やわらかな森に、
ゼリー状のものにくるまれて、
ふるふると
うみおとされた
泳ぎつづける
とがった季節の
ことば。

とけることのない氷のなかで、

うすれてゆく

花という名 ....
眠れない夜には 僕とお話しようよ
季節の風に乗って眠気が近づいてくる

声が出せなくなったら聞いているだけでいい
羊が長い旅をする物語がいいかな
それとも宇宙が丸い理由でも話そうか

君 ....
空気も澄んだ冬の夜空には
四人の天使にまもられて
三つの卵がすやすやと
仲良く並んで眠っています
あなたも気づいて御覧なさい
この夜は宇宙でお星さま
いつかは降りて地球のこども
そうして ....
四季の最後の花野が
まぶしく閉じようとしている
たそがれが迫っている
そよぐ草の実も
褐色にこぼれ落ちてゆく
やがてみえなくなって

たそがれが迫っている
森では気の早い獣が
冬のね ....
おだやかな午後を歩くなら
ゆるやかな上り坂がいい

日常の片隅に
忘れ置かれたような
近くて遠い坂道がいい

陽光と、微風と、なつかしい匂い

その再会は
ひとつの約束を果 ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
lullaby- もっぷ自由詩415-9-29
愛の通過駅- ひさし自由詩415-9-29
空が落ちてる- あおば自由詩7*15-9-28
振り向いてよ- 吉岡ペペ ...自由詩515-9-28
ひとりの献立- フユナ自由詩8*15-9-28
障る- 朝焼彩茜 ...自由詩18*15-9-28
念のための武器- 千波 一 ...自由詩515-9-28
旅の道づれ- そらの珊 ...自由詩10*15-9-28
春の日に- あおば自由詩4*15-9-28
待合- 佐藤伊織自由詩415-9-28
君の家- あおば自由詩9*15-9-27
未来へ- あおい満 ...自由詩8*15-9-27
僕たちの冒険- itukamitanij ...自由詩2*15-9-27
いざなう声がする- ただのみ ...自由詩15*15-9-27
負けられない- 吉岡ペペ ...自由詩415-9-27
くだりざか- はるな自由詩215-9-26
ほんとは- 瑞海自由詩5*15-9-26
- フユナ自由詩315-9-26
取り返した靴- Neutral自由詩415-9-26
つながらないあなたへ- ただのみ ...自由詩23*15-9-26
名辞以前- 藤原絵理 ...自由詩5*15-9-26
名づく- 小原あき自由詩8*15-9-26
パレード- はるな自由詩215-9-26
擦れ違いの一ヶ月- 夏川ゆう自由詩115-9-26
秋を想う- ヒヤシン ...自由詩10*15-9-26
花_氷- 草野大悟 ...自由詩3*15-9-26
眠れない夜には僕とお話しようよ- 北大路京 ...自由詩7+15-9-25
輝けるオリオンに寄せて- もっぷ自由詩215-9-25
たそがれ- もっぷ自由詩215-9-25
古き良き坂道で- 千波 一 ...自由詩215-9-25

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