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!「タッチダウンゴール!」!
そう言うと、この小さな動物は太い幹のエサに飛びついた 。
手にしたときの崩れた笑顔はサクランボのようだった 。
笑うのに理由がいるだろうか。校庭の隅で始ま ....
バチバチ
ステージが変わるよね

「ババーの乳首が湯船をたゆたう」って言われても
萎んで来たけれどまだたゆたうほどじゃないし

てか、
ボーイ!
乳首がたゆたう湯船をどこで見た ....
そよ風が四月を渡ってゆく
ぼくの探し物は君に決まっているだろう
公園のブランコに座っていた
同じリズムで揺れていた
ツインテール

いつか大人になってゆくんだけれど
しろいブラウスの胸が ....
寒暖を繰り返しながらも 
季節は、僕等を乗せた舟のように 
羅針盤の指す方向へ 
今も流れているのでしょう 
この夜の向こう

蒼白い悲しみに凪いだ街から

漂着した片言に縁どられ

幽かに像をなす空白

難破した夢

偽りという救命胴衣を着けずに

真実という黄金を抱いたまま

 ....
またたく
瞳はまたたく

昏い夜の底でまたたく


ぐるぐるのもり ぎるぐる

ペルディーダ

そこできみは

あたまとあしがつながっている

パノプティコンにどんな酷いこ ....
 
 
5と6と7は同じ価値
かもしれないし
かもじゃないかもしれないし
シーソーに乗れば
5は浮き
7は沈む
高層の建物では
7は上
5は下
この6でなし
と言えば
5と7 ....
ストローで空気を吸うと

喉までスースーストロベリー

仄かに染まる肌の色

ストローで空気を吐けば

夢は膨らむスースーストロベリー

シャボン玉のように浮かんで

空まで高 ....
季節の日がもう少し昇れば アイスコーヒーがやってくる
マグが夕日に帰ってゆく また今度と

今年もデビューを待つ 氷とブレンドされる濃いめのブラック

記憶の貯蔵が一色に目覚めるだろう
カ ....
黒いマントばかり羽織っていていいのかしらん。アイルランドの空みたいくるくるう天気に傘はいらないと思ったからなのですが。月曜日のうすら寒い朝には必ず道にサザエさんの頭が落ちていますし、ワカメSoupにい .... 世界からわたしが消えたら
悲しむひとはいないだろう
そう口にすると
「親御さんが悲しむよ。」
必ず誰かが
醜い笑顔で鬼の首を取ったように言ってくれる
ナニモシラナイクセニ


母は生 ....
宝船から突き落とされる 甘いキャラメルを
舐めながら
遠い未来を想像する

舌で蕩ける甘味が
想像を溶かしていく
未来なんてあるのだろうか

いまここ
見えているもの
味わっているもの

それは僕が感 ....
  世界を変えたければ
  自分を変えなくちゃならない
 
  なんて面倒くさいんだ
  そこには見方の問題がある

  今夜
  雨上がりの空を見上げる時
  誰も同じ角度からは
 ....
きょうもいちにちよく恨まれた

恨まれてることがいっぱい分かった

精一杯してきたことは

むこうにはあたりまえだった

むこうにとってこっちは

足りないか過剰だったのだろう
 ....
ときどき饂飩を無性に食べたくなる
とくに関西風のダシの効いた薄いいろのスープが好き
それにお揚げと葱をのせていただく

幸せな饂飩の世界に恋してしまう親父約一名

ときどき蕎麦も無性に食べ ....
世の人びとが
忘れ去る
ひとつの生を
受けている

何者でもない
宿命しょって
止むに止まれず
生きづらさ

すれ違う
路傍の人びと
石ころどうし
外す目線

見 ....
何度振り返ってもあのタンポポ
踏まれる場所に咲いている
アスファルトから芽を出して
どうしてもそこが良かったんだね

風からの問いに頷くように
そよいでもみたそうな
けれど地に這って咲い ....
ぼくはそもそもひとりでぼくなのだから
ぼくのみているせかいをこわさないで
ぼくのたからものをこわさないで
たいせつなものはぼくにしかわからない
まちがってる?
いいんだ ぼくはぼくをまもりた ....
さようなら を言えるのは
一人じゃないから
さようならを 言う時は
一人じゃなかったから
あなたは何を待っている?
誰と何を知って来た?

こんにちは は日和見ことば
人に投げておしま ....
まえより
おおきくなったんだって
わかる
なんてうれしそうに
あたまをなぜるの
おとうさん
でもなんて
おもたい手なの
なんてしずんでくるの
おとうさん
マニキュアを塗って

少し特別な気になっていた

真っ赤なマニキュア

小指だけは黒

趣味が悪いと笑われた

それでも

特別な気になっていた



あなたの ....
君と初めて
手をつないで歩いた
赤錆びた鉄橋の上の
線路づたいに
まるで世界のはじっこに
流れ着いた人のような気分だった
空は重く
カラスが頭上を何羽も
飛び交い
柱の上からこちらを ....
相変わらず僕は
たいていの場所へ
行けてしまう

羽ばたかない翼にしがみついて
南の島に不時着することだって
くねらない蛇に飲み込まれたまま
海峡の下に潜り込むことだって

軽過 ....
消したいのか取り戻したいのか
未来と言う名をつけたのは知らない
いくら石を投げつけても跳ね返ってくるのはわかっていた 。
それでも止められないのは閻魔と交わした契約だろう
予感と引きかえに ....
{ルビ弓弦=ゆづる}が啼いている
火と風の言葉で
戦いはもう終わったと
あのひとはもう帰って来ないと


裸足で駆けてゆく濡れた樹下闇
白い裳裾を引きずりながら
胸には冷たい雫が流れ込 ....
?公園に女の子が八人いました。
さらに後から男の子が何人か来ました。
全部で子供は十五人になりました。
公園に男の子は何人いますか??

レスリーは両手の指を曲げたり伸ばしたりしている

 ....
 
 
職場に行くと
体臭が匂うと言われる

みなマスクをしている
それほど匂うらしい

家に帰ると
息子が帰りを迎えてくれる

お父さん、臭いか
と尋ねる

息子は
う ....
さよならを言えば
全てが終わりになるのなら
世界はもっと淡く出来ている

何も選ばないのは悪ですか
何も残さないのは罪ですか
けぶるような空が少しずつ
それでも紺碧に光るので

未だ ....
どこかに鳥はいますか?
空にいないことはわかっています。

ああそうか


だからみんな 

空をとぶんだ
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14758)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
自然と××を笑う- アラガイ ...自由詩1*13-4-27
16才と30才の同級生- 鵜飼千代 ...自由詩15*13-4-27
愛しのツインテール- 梅昆布茶自由詩1013-4-27
航路_- 服部 剛自由詩413-4-26
漂着物- ただのみ ...自由詩18*13-4-26
ペルディーダのために- 2012自由詩4*13-4-26
5と6と7と- たもつ自由詩913-4-26
ストロベリーストロー- 灰泥軽茶自由詩4*13-4-26
カウントダウンコーヒー- 朝焼彩茜 ...自由詩813-4-26
確かに、春は- 阿ト理恵自由詩8*13-4-26
世界からわたしが消えたら- 伊織自由詩8*13-4-26
宝船から突き落とされる- 北大路京 ...自由詩713-4-25
事実を分け合う- kauz ...自由詩5*13-4-25
ザ・真っ当な主張- まーつん自由詩8*13-4-25
ガラスのあなた- 吉岡ペペ ...自由詩813-4-25
饂飩- 梅昆布茶自由詩913-4-25
失われた人- シホ.N自由詩313-4-25
靴とタンポポ- もっぷ自由詩1313-4-25
あのね- うんち自由詩6*13-4-25
さようならの子守唄- salco自由詩5*13-4-24
のびてくる僕とおとうさんの手- 美砂自由詩513-4-24
マニキュア- 永乃ゆち自由詩8*13-4-24
ダイブ- Lucy自由詩8*13-4-24
アシカセ- nonya自由詩16*13-4-24
月と哭け- アラガイ ...自由詩3*13-4-24
馬酔木のうた- 石瀬琳々自由詩6*13-4-24
中庭のある小学校で- 夏美かを ...自由詩26*13-4-24
加齢臭の季節- 小川 葉自由詩6*13-4-23
うしろがみ- Mélodie自由詩213-4-23
- 佐藤伊織自由詩113-4-23

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