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ひぐれ ゆるやかなひかり 
花火のか遠き子音 
あおぐ空で煙りとかくれんぼする月に ああ
そこにおるんね と あいそ笑う  
懐かしいね ともに見たあの日の火花は ほんの少しだけ本当だった 
無くなった事に気が付いたのは、花火大会の日だった。


いつも財布に入れていた指輪。


付き合って初めて買ったペアリング。



金属アレルギーだから、特別な日以外しなかった ....
古いものは
新しいものと入れ替わる
自然の流れに逆らえない

気持ちも感じ方も変わり始まる

新しい年が始まって動き出す
何の邪魔もなく順調に動き出す

自分が創造すれば
いつでも ....
あれは炎だ
理由も道徳も求めない炎だ
まごうかたなき赤い炎だ

怖れを知らぬ
黒い鳥が炎を目指す

命とはそういうものだ

せめて美しい君を覚えていよう
たった一日でしぼんだ朝顔
 ....
八月。

私たちの街は。少し空気が、変わる。
街宣車が増える。黒塗りの車。
スピーカーから、流れるテープ。

ツーリストが増える。
大型バイクが空気を、揺らして。

外国人が、増える ....
床に寝そべって
抱きしめてたあなたは
朝になったらゆっくり消えるのね

世界に見つかっちゃいけないから
死んだつもりにしなきゃ
明るい中では生きられないから
夜明けまでの命
 ....
青い陶器瓦の下に埋もれた
記憶を掘り出してどうなるというのだ

焼け落ちた家の跡の
現実と幻想の交叉した風景の中に
私が立っていたあの日
陽光に照らし出された井戸の
湧き出る水に沈んでい ....
黄昏のような明け方、夜の今際
悲しみに暮れる夕焼けの如き早朝は
空の青と昇る陽の赤が
混ざり合い織り成す紫
また明日、と言って君に背を向けた
その明日が今日だ
染まる雲の柔らか ....
銀河のほとりには
ため息たちが花開いて

湖面は
ゆらめく



つかの間の風のなかに
つかの間の風のそとに
言葉の実る予感、が
色づいて

瞳の奥を波が走る

 ....
誰かに
あたえられた価値観で
装飾したわたしだった

真実を直視するのは

思っていた以上に
重くて
でも
おかげで
地に足が着いたような気がするよ

自分を知るたび


 ....
抑えて抑えて
気持ちを抑えて

高ぶったって何も良いこと無いんだから
得るのは終わった後の空虚感

今目の前にいる人も
いつ私にナイフを突き刺すかな

所詮他人だもの
気持ちな ....
雹かな?と思ったけど、シラウオだった
晴れマークの天気予報が
小魚が 朗らかに ピチピチはねて
アスファルトの下で壊死していた イノチも復活

死者だって降ってきて 必死に飛び跳ねて ....
繁みの間から語りかけてくる友だち

幼いころに拾い集めたら
食べるとどもりになるよ
あの子はきっと
食べたんだよ
という子がいた

友だちの中にひとり
どもる子がいた

きみはド ....
いま
ここ
この身に
起こっているコト


きて
ゆく
この世の
トキのほころび


きのうの脳内
傷に気付いて
痛みに至る


明したを超した
時間の軸の ....
いつも午後4時になると
岬に現れるセーラー服

いつも裸足で
そこの海に足だけつけて
泣いてるんだ

どうして 泣いてるか
理由はわからないけど
いつものように綺麗で ....
夜の黒が
何時だって怖かった
だけど僕は知っている
夜空に浮かぶ月を

三日月は美しい
それはもうすぐ消えてしまうから
だから美しい
だから耐えられる

でも新月の夜は無理 ....
風に運ばれて
なつかしい匂いが
辺りを
湿らせる


葉の裏
こもれび
ガラスの小瓶

窓枠
ベンチ
まっすぐな歩道



言いかけた、名前



少し ....
携帯電話のディスプレイは
血の指紋であふれている
無数の未完成のことばの指紋
指でなぞれば
嘘に近づく

皮を剥けば剥くほど
なくなっていく野菜になって
うすい記憶の皮膜 ....
釣り上げて 逃がして
逃がして 釣り上げて
ぼくら大口バスが外来種だとしても
これは非道なあそびじゃないか

スポーツだって言うのかい
スポーツと遊びの違いはさっぱり解らないな
いずれに ....
僕らは社会の文体を学んで成長してきた
はたまた親の文体に反撥しながらも生きるために
それを受け入れて

今度は自分自身のフォーマットに縛られながら
それとの葛藤にちょっと疲れているのかもしれ ....
フィヒャアー
フィヒャアー

ぼく泣いちゃうもん
ママにだっこじゃなきゃ泣いちゃうもん

フィヒャアー

ぼく泣いちゃうもん
電気を消したら泣いちゃうもん
でも眠い時は暗くしてほし ....
清々しい朝の光に芝の緑が艶やかに萌える。
美しい旋律は時代の背景となり、
脈々と流れ、
粘りを含んだ人々の呼吸の中で発展する。

季節の花々が咲き乱れる様は
まるで人間の感情のようだ。 ....
並ぶつもりで
並んでいるのではないし

何億光年も離れた小さな星の住人が
語り伝えた
神話など知らぬ

集まって
輝いているように見えても
それぞれ
果てしなく遠い

線でつな ....
いるわけがない
いつもの夕飯時のはずが
食卓に投げ出される、突拍子もない弟の主張
あの丘で恐竜を見た
家族みんなの一笑、からかいに
きみはひとり意地を張りつづける

 うっすらとほの暗く ....
霞みゆく視界を薙ぎ払って私の手に触れたのはあなたなんでしょう。
どれだけの犠牲を払って私は此処に居るの。
どれだけの悲しみや怒りを私は打ち消してまで。
それでも此処に居る事に何の疑問も抱かずに。 ....
きみの炎は
燃えていますか

なにを
失くして
燃えていますか



きみの炎は
燃やしていますか

だれの痛みを
燃やしていますか

だれの寒さを
燃やしています ....
蝉時雨が
それほど新しくない記憶を
影縫いするものだから
そのまま置き去りにもできず
立ち止まる

吹き出す汗
ハンカチを忘れたことに気づく
いつもそうだった
肝心な時に何かが欠 ....
君が隠すあの娘(こ)は誰だろう
そんなことまで整ったうたにしたい
わたしの心はまた自殺未遂
かなしさやさびしさを拾い集めに

また旅支度
帰ってくるつもりもないのに
旅先で帰り支度
お ....
……大昔には「阿万湖」と呼ばれ昔「浪万湖」と改名された……………
今では「O ― 0000 湖」と呼ばれている。
………………昔「詩人」と呼ばれた人類が今では「空想学者」と呼ばれるのと同じく ....
 薔薇の花が一輪
 掌に横たわっている

 棘だけが未だ鋭く
 チクリと私の皮を刺す

 死して尚
 痛みを与える
 美しさ

 庭仕事を終え、
 麦藁帽を脱いで
 額の汗をぬ ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
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