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とほうもない





とほうもない時が流れ
あの時の笑い
あの時の悲しみ
全てが流れ
としてまた
とほうもない時を迎える

世界の始まりを人々は渇望する
 ....
                   130802

あのころはちょっと引き籠もりになっていましてね
名の知られた作家がぼそっと語る
今では引き籠もりも認知される時代に ....
鶴見の高架駅から電車に乗る
走り始めたと思ったらホーム跡

下り階段も残るその場所は
七十年前に廃止された本山駅の跡

未だ遺構が残っている
こと自体に驚いてしまう

侘しい高架駅の ....
心を見た人はいません。  
心に手をふれた人もいません。  
それでもみんな 
心の場所を知っています。 

もしも心がなかったら 
今日のあなたは、笑わない。 
昨日の私は、涙を流さな ....
何も感じない事です
ここでは
ここでの正しい過し方は
何も感じない事です
痛みなど
そのうち何でもなくなります
恐れなど
全く意味の無い事です
ただ能面の様な顔をして
毎日を過ごせば ....
きみの声を
遠くで聴いた
きみの眼の中
僕はいなかった

誰のものでも
なき人よ
誰かわからぬ
その人よ


遠くの声に
きみが響いた
多くの眼のうち
きみだけ光っ ....
葉月の昼下がりのどうしようもなくもてあました窓の
したで、たったいま、わたしにできることをすべて思
い浮かべてみても、ただ、雨の日の猫のように四つ足
を投げだして眠ることしかできなかった。
 ....
一円にもならぬ詩を書いて寝ている おれの家にはカミサマがいる
毎朝公園を散歩する
おれがよりそって歩くので
怪しげな影は近づかない
近所で揉め事だ
カミサマを守っておれが出ていく番だ
言葉に気合を入れる
四十年近くも会社 ....
     ゆっくりと目覚めた休日の朝
     起きるとテーブルにはもう目玉焼きができていた
     おはようを交わしたまではよかったのだ
          
     目玉焼きの ....
会社の女の子は俺に緊張している

いつのまにか会合でも

年下の奴には偉そうになっている

出会うひと

出会うひと

もう自然体で偉そうになっている

いつ頃くらいからだろ
 ....
アルデヒドの香青紫
腹式呼吸が囁く息遣い

鐘が透き通り鳴らす
いつも奴がやって来る

登場人物の証明書を手に

今から会議だと言う
出席決行な目線で誘う

アルデヒドNO5をつ ....
いまさら、あきばではないだろう。そのくらいわかってる。まきばの朝でもない。こそばゆいメルヘンみたいで絶対ありえない。むしろ上野だな。まだまだあまちゃんだし、じぇ!が足りないし、

夏ノ雨にとけたトイレ ....
海馬が海を欲しがる
海馬が馬を欲しがる
僕は君を欲しがる
非常に脈絡がないが整合しているさ
君の内臓を貫いて心臓へ達する
もちろん致命傷だ
それが僕の返礼
海馬は賢いんだから
海馬は透 ....
未聞の覚えを悟情の親指と人差し指 編んで図る
負ける訳にはいかない されど 落とさずに拾って手渡す

無心が斥力を浴び 彼方を駆け巡る とりわけ宙に趣く

 そんな浅はかな脳はいらない 無心 ....
その時、私には見えたのだ。
彼の繊細なすべての指たちから薄く透き通った白い糸が出ているのを。
彼は己のリズムに体をくねらせて、黒い母体の敏感な部分に触れているのだ。
そしてその彼の指は決して ....
今日は
久しぶりの休みだが家賃の振り込みやら
することたくさん
洗剤もなければ砂糖もない
あの店この店買いものに行かなくちゃ
髪はぼうぼう
お茶パックもそういえば
あっ免許更新に行かなく ....
罌粟は魔性を見開いた
空の喀血の真中から
影だけが祈る 青く
静かな蜥蜴のように

 ミツメルカワタシヲ

陽炎を纏った男がひとり
抱えた鞄は石ころだらけ
左手で心臓を握り潰 ....
【恋するシーラカンス】


次ニ カラダガ アクノハ イツ?
湿った瞳で 体の中をのぞいても さあ
青天も 深海なのよ

るりいろが ひるがえるパチンコ屋の銀の壁面 巨大魚に想える
あ ....
ならぬ日に
ふくしまを通りゃんせ

傘は開いたまま


ヒロシマは暑いけえの


海が見えるじゃろ


沖縄はもっと遠いけえ
めまいがする

にじんでいる

なみだがとまらない

さけびたいのに

おれのせいなのに


こころなんて蟻さ

きよらで柔らかな生き物に

知らぬまに踏み潰されている
 ....
)))))ゴキブリが這いまわる
((目がまわり
)夜がまわる
助けてよ
熱がまわり
わたしの部屋の時計が止まる

風がまわる
猫もまわる
壁は空と
屋根に止まり
花の咲き ....
楽園の門が閉ざされて久しい
寝室には潰れたふたつの枕だけ
ふたりは台所にいる
夏は不快な熱で部屋を満たして
居座っている
まるで昨夜着いたばかりのように

テーブルには缶詰がひとつ
ふ ....
この人間社会で 僕達はたった二人猫だった
その学校なら猫でも入れるというから
僕は早速転入したんだ
それが出会いだったのだけれど
だけれど クラスメイトは犬ばかり
僕ら二人とも やかましく吠 ....
眩しく光る太陽は
喚起ばかりの痛手
仏桑花の花咲いた

日は刻々と過ぎて
暮れては明け行き
向日葵は微笑んだ

何事もないように
見た目には淡々と
大きな首は揺れる

太陽が眩 ....
今日はコーヒーショップで
売買契約を結ぶことになっている
しかしコーヒーをひと口飲んだ途端
売るのだったか買うのだったか
金額はどのくらいで
そもそも誰と何を売買するのか
きれいさっぱ ....
高原に風がそよぎ、象徴の塔の輪郭を撫ぜる時、
私の感覚はあるひらめきと邂逅する。
詩作の種は私の心に蒔かれ、芽を出すのを静かに待つ。
風がその種を遠くに運んでしまわないように見守りながら。
 ....
ぼくはきのうまでのじぶんは嫌いだ だからブログをはじめようとおもった

ぼくはあなたのブログがだいすきだ だからブログをはじめようとおもった

金魚のことや植物のこと 夕陽のことや病院のこと  ....
一度も私のものだったことがない君を
果てしなく喪いつづけている
その喪失が胸に生む波紋の美しさに
{ルビ彩=あや}なす言葉でうたわずにはいられない
撹拌されて
まじりあう
フラスコの中の
時間が
わらわらと踊っている

次第に
重さを帯びた幸せは
底で沈殿する

浮かびあがる
透明な
うわずみ
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14758)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
とほうもない- 田園自由詩5*13-8-2
ファイナルしあわせファンタジー7- あおば自由詩4*13-8-2
鶴見線- kauz ...自由詩7*13-8-1
地球の夢__- 服部 剛自由詩8*13-8-1
煉獄の歌- 和田カマ ...自由詩4*13-8-1
きみの声- シホ.N自由詩313-8-1
雨の日の猫は眠りたい_2013- たま自由詩29*13-8-1
一円にもならぬ詩を書いて寝ている- 北大路京 ...自由詩313-8-1
おれは番犬だ- 殿岡秀秋自由詩813-8-1
目玉焼きの皿がからになったらキスをする- 石田とわ自由詩14*13-8-1
出会うひと- 吉岡ペペ ...自由詩213-8-1
アルデヒド勧誘- 朝焼彩茜 ...自由詩5*13-8-1
Let's- 阿ト理恵自由詩8*13-7-31
海馬- 梅昆布茶自由詩713-7-31
悟情を組む- 朝焼彩茜 ...自由詩613-7-31
創造する者- ヒヤシン ...自由詩4*13-7-30
今日すること- 灰泥軽茶自由詩513-7-30
終わらない夏- ただのみ ...自由詩13*13-7-30
恋するシーラカンス- るるりら自由詩20*13-7-30
通りゃんせ- アラガイ ...自由詩2*13-7-30
こころなんて蟻さ- 吉岡ペペ ...自由詩813-7-30
)_))が- アラガイ ...自由詩8*13-7-30
失楽園- salco自由詩9*13-7-29
人間社会でも猫の事務所- Neutral自由詩9*13-7-29
インドの憂愁・・・- tamami自由詩513-7-29
九官鳥- 壮佑自由詩11*13-7-29
高原の風- ヒヤシン ...自由詩7*13-7-29
君のブログが好き- 梅昆布茶自由詩413-7-29
- 塔野夏子自由詩9*13-7-29
うわずみ- そらの珊 ...自由詩16*13-7-29

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