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うすら寒い夜にはホットジュピター
地球人はずっと宇宙人を探していたので
まず宇宙人のいそうな星を探すことにしました

ぼんぼこ燃えてる恒星よりは
生命体には惑星だろうと
まずはカニ座の55 ....
             あつかましいとか
             じぶんをしらないとか
             いうことだけはごたいそう

             とか

     ....
あなたはとても照れくさそうに笑うそれを見るとわたしは無性にいとおしい気持にあふれる

(わたしたちの愛に余裕はないのだから)

偶然だねとかいっしょだねとか聞くとどうもその手には弱いみたいあな ....
夜明け前の空の色が
好き


深い群青からじょじょに
混ざり合った茜色
朱色
明るい赤みを含んだ水色へ…


私たちは今
夜明け前なのかもしれない


今日への希望をはら ....
人の声がしていた
気のせいかもしれない
聞かなければ、
聞かずにすむのかもしれない

鬱蒼とした密林の獣道らしかった
薄日の差し込むそこは、鳥が時折 過ぎていく
朝ならばもう、あたしは学 ....
 
 
母の家までいくと
まだ幼い母が
家の前でひとり泣いていた

なにか悪さして
家に
入れてくれないのだと言う

私は扉をたたいた
悪いのは
この娘ではなく
私なのだと
 ....
久しぶりに実家へ行った
1年ぶりのことだ

改装したとは聞いていた

 ただいま

真新しい 木目の引き戸を開け
急な階段をずんずんと
上がっていった

あれ?
あたしの部屋で ....
電話がかかってきて
行ってしまった
幸せになるんだ
といって

コケリンドウの
花をみつけた
ちいさな青
の付け根のあたり
淡く
消えそうなものに
私はいつも憧れる

たくさ ....
台湾人がやっている置物屋で買った
誕生石にまつわるブレスレットを腕に巻いていたら
霊能者にさんざん罵倒され
軒下に巣食っていた日除けの蜘蛛
ジリジリ逃げる
堕胎した子を洞穴まで連れて ....
べつに
どうということはない
どうということはない
どうということはない
どうということはない

どうということはないものが
日暮し座敷で首を伸ばして
どうということはないものを
ど ....
 
麦わら帽子の片思いは
たんぽぽの種になって飛んで行った

新調仕立て背広の恋愛は
勿忘草となって枯れていき

覚悟を決めた愛情は
ブーケの花となって咲いていった

白髪交じりの ....
{引用=



夏がころがりおちてゆくのを
陸橋のうえから
ぼくは
ずっとみていたんだ
いつかかならずくる
嵐が
ニンジン畑のどこに潜んでいるのか
だれも知らないことが残念でなら ....
あたしは 猫

ココのママに7年前
野良でいたところを
拾われたの

それから
ずっと お腹の空くこと
ないわね

たっぷりのミルクで
ママが育てて
くれたの

にんげんの ....
俺は九日ほど前に




















『ま ....
お菓子はね、子供や、それから男のためにあるのよ。
甘いお菓子のにおいに騙された子供は従うようになります。
とろけるようなめまいの中で男は幸せになります。
子供も男も基本は同じです。
ホームメイ ....
きょうは 間に合った
帰り道
この街のタワーは
光って 迎えてくれた

紫色だ
明日も晴れだ

緑は曇り
青は雨
天気予報タワーだ

タワーのある街に住んだのは
初めて

 ....
或る朝、彼は



























一匹の巨大な ....
君が入れて呉れたコーヒー
スティックシュガーを 半分入れる
甘すぎるといけない

君は「残りちょうだい」と言い
残り半分のスティックシュガーを使う
「だって、ダイエットしてるから」
 ....
あたしはほとんど翅でできてる
だから考えなくても躰でわかるの
あたしをずっとつけ狙う
あのいけすかない三角頭の待ち伏せとか
南海上の低気圧が颶風に変わる
その瞬間とか
考えなくても躰でわか ....
狐につままれたようだった
あたしは
都内の街を1時間を過ぎても
ふらふらと迷い歩いていた

すごい 熱
汗はふきだす
アタマはもうろうとしてきた

持ってたペットボトルのお茶を
が ....
みえないものは
たいせつなもの

ココロはみえない
キモチはみえない

でも それを
あたしは
言霊としてつづる

コトバだけでは
つたわらない
みえないものもある


 ....
遠く山の{ルビ頂=いただき}で
待ち焦がれた炎は消え
緑立つ少年の波は
今や金色の秋に燃え
激情は嵐を忘れ
ただ思い出を吹きすさぶ

燐光、空たかく
せいのびせども
つまさき立っても ....
{引用=

( 乾いた木のままでは つらいのです )
( 秋がやってくるなら なおさら )


通り雨の大粒な なみだのような冷たい滴に
もうこれで 夏が終わるのを知りました
すぐにや ....
触れるのはまだすこし怖い
けれどずっと見ていたい
近くに来ようと 遠くへ行こうと
わたしにはすぐわかるのよ
あなただけを見ているから

手をつないで キスをして
緩やかにあなたを包んで
 ....

ここ
という
現実質感


正午
真夜中
唯だ過る


実存
微睡む
頭蓋の内


天道
経巡る
宇宙の理
その子は

”太陽のようこちゃん”と
呼ばれて 育った

あぁ 自分は太陽みたい
なんだな
と ぼやんとおもいながら

思春期を過ぎ

闇の部分をココロに
かかえはじめた

 ....
ねえ
私今日
気付いたことがあるの
私の心
まだ死んでなかった



ねえ
私いつも
実は泣いているの
愛する人の幸せを願えないって
なんて不幸



服のボタンを
 ....
「The end of end」

いつも、夜が明ける頃には羽ばたいている、僕の羽。
(小さな卵の中の、予め雛鳥と記述された雛鳥)
いつも、夜が明ける頃にはふるえている、僕の羽。
 ....
実際問題

 ....
春から夏が過ぎ
秋になった

秋とは名ばかりで
残暑は容赦ないけれど

あたしの想いは
どんどん育つ

大きく 大きく
なりすぎて

手にあまるほどだ

もう やめよう
 ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ホットジュピター- 小池房枝自由詩610-9-8
そういうひと- 鵜飼千代 ...自由詩3*10-9-8
日向のころ- 豊島ケイ ...自由詩8*10-9-8
夜明け前- 森の猫自由詩4*10-9-8
密林からの- 月乃助自由詩11*10-9-8
風の記憶- 小川 葉自由詩510-9-8
帰れない- 森の猫自由詩3*10-9-7
りんどう- 佐野権太自由詩21*10-9-7
洞穴墓- 楽恵自由詩9*10-9-7
どうどうめぐり- 古月自由詩3*10-9-6
恋の花- 乱太郎自由詩13*10-9-6
犬もみていた、夏のおわりを- 石川敬大自由詩1810-9-6
- 森の猫自由詩3*10-9-6
松竹新喜劇- TAT自由詩1+*10-9-5
お菓子づくり- 西日 茜自由詩8*10-9-5
タワーのある街- 森の猫自由詩4*10-9-5
グレゴール・ザムザ- TAT自由詩2+*10-9-4
スティックシュガー- アマメ庵自由詩110-9-4
ナミアゲハ- 夏緑林自由詩410-9-4
すきなひとに会いに行く- 森の猫自由詩2*10-9-4
みえないもの- 森の猫自由詩1*10-9-4
あまりりす- 瑠王自由詩4+*10-9-3
ピノキオ- 月乃助自由詩12*10-9-3
オイオトシ- nick自由詩2*10-9-3
ことわり- シホ.N自由詩110-9-3
太陽と月- 森の猫自由詩8*10-9-3
秋なんだって- さき自由詩410-9-2
絶語- 古月自由詩4*10-9-2
詩は女と代替可能である- TAT自由詩4*10-9-2
育ちすぎた想いは・・・- 森の猫自由詩2*10-9-2

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