すべてのおすすめ
強くゆきすぎるものがある
  揺れる信号機
 交差点を走るのは
   車ばかりじゃなく
あまりの
 (不可視の)
 存在感に
  帽子をおさえる
    目をつむる
   スカートを ....
走り出す 雨が降っていた
真っ黒の空を見て 安心したらぼんやりした

散漫になって 視界がぶれて
水滴と水滴が重なる瞬間に私は外に溶け出した気になった

温かい雨が降っている
私は走り出 ....
今この瞬間に 寄せ集める手書きのランプ
間接照明の生成りの厚み 手触りに感じる

今この瞬間に 今宵のプロローグかもし出す
飴色姿の影の立体感の揺らめき ブランケット

  眠れる波にハン ....
  ガラス製の灰皿が
  テレビの色に瞬きしたとき
  遣る瀬ない日々に君は
  重たい欠伸を隠した



  朝陽は
  その優しさを
  皺くちゃのハンカチに包んで差し出 ....
きこえてる
うまれてる

おと
おと

からだから
けしきから

くうきにあふれる

すう
いき

まざる
けしき

おしえたい、な
みせたい、な

うでを ....
五つ並んだ水の出口には
五首の水蛇が
棲みついていた

あの水には
たくさんの酸素が
溶け込んでいるから
呼吸は無問題

あの子は端の出口が好きだった
でも端にある出口は
誰から ....
唯一が突き抜ければ

見届けてやりたい

其方が想いでしか届かぬ領域まで

見届けてやりたい

 唯一が突き抜ければ

無二に近かれ遠かれ

似た色合いを乗せて ....
こがね色の麦畑に群がる恋心 戯れる
少女を追いかける青年の瞳は 青い

少女が戯れるのは 恋を問えない みつあみ

何が嬉しいのか さやさや揺れる 麦の穂の温もり
何が楽しいのか 微笑む少 ....
親心を
揺らしながら
春の野に立ち尽くしている
子どもらは
既に
旅立って
再び逢うことは
叶わないというのに
心配の種はつきないのでしょう

親心を
揺らしながら
じっと耳を ....
つきましたら季節を短めに揃え
天然に液体化を試みる
執念より地割れのひきつけが裂く
泥水の底溜まり
髪は性質上二股は気化
すぎたのが逆切れて地肌が近い
哭く哭く、四六時中あたまを掻いて ....
            気をつけたまえ
            背中を向けて
            眠るとき
            寝首をかくかも
            しれ ....
     雨の匂いがする
      川沿いを下る道すがら

     梅も桜も木蓮もまだ閉店中
      一度に咲こうとしめし合わせているのだ

     雨の匂いがする
      ....
 デイリーテレグラフ

空の下
ナマズは沼の生活に不満をかこつ
淀水に護られる生態をかえりみず
ナマズは


 デイリーミラー

窓そとを眺めては焦がれ騒ぐ
ミラー部屋で暮らすM ....
青層の灯明を眺めながら
ゆっくりと煙を吐く
海が近いので潮騒が響いている
懐かしいと、ゆったりとした気持ちでくつろいでいる
すべての命が沈んでいく
夜のあいだにまぎれていく
鳥の鳴き声が控 ....
まず魂のくせを矯正します
今世のくせも後で清算する予定ですが...
とりあえずお世話になった想いの数々に手土産のひとつももたせて
さっと湯通しをします

その際肩をおもみしても構いません
 ....
夢でもし会えたら
とても素敵なことで、
そのために眠りに落ちるのも悪くない

昼間に会ったところで
思いのままにはならないし
一緒の気持ちになるにはとても時がかかる


春にあなたに ....
客観的なまなざしで見つめてくる
霧に日があたり 乾燥を加えた
チューブから煙を立ち上げ

 瞳の笑わない中に 安心感を示し
   まなざしを 浴びせてくる 客観的に


 同性の皮膚が ....
空を見上げる君は
とても無防備だ
尖った顎先から
なだらかなカーヴを描いて
道が現れる
これから
戦いに出向くにしては
哀しいくらいに
無防備だ
それは
最後まで手放なせずにいた
 ....
月に腰かけ 太陽を{ルビ的=まと}にして
流星のダーツを投げる
唯の退屈しのぎだが すこしばかり はた迷惑な気晴らしかも
俺のエゴはでっかくなりすぎて 地球の中には納まりきらなくなってしまった
 ....
我を張っている
我を忘れて

  集める炎の中心に 焦りに煮た冷や汗
  額から離れぬ 汗の辿り 焦げ匂いがする

我を張っている
我を呆けて

  ピンポン玉が姿に似合わず 人々の ....
胸のあたりに
なつかしいうたが溜まってしまい
病院へいったが
ておくれだった

それ以来
胸のあたりに
うたを一匹
飼っている
あの日とよく似た景色に
ぼくは取り残されている
すこしだけみじめで
信じられないくらい自由だ
長い髪をしていた
君がここにいない

「ゆうがたにも匂いがあるね
晴れた日と
雨の日 ....
メダカは気弱な小魚だって
それが定義だと
それが憐れだと
勝手な思い込みが押し並べて

それがあまりにも{ルビ酷=むご}いと
両手で包み込もうとする
君の余計な優しさが
彼等の胸まで押 ....
大きな蓋がひとつあれば
こと足りる
あれは
実に包容力のあるヤツだから

けれど
ここには
とても小さな蓋しかないのだ
あろうことか
私のキッチンには
小さな蓋しかないのだ

 ....
ホンマに? 
ホンマに。

ホンマにホンマ?
ホンマにホンマ。

これ、
エンドレスです

美しい季節を
嘘だと思うから

哀しい現実を
嘘だと思いたいから

ホンマにホ ....
当然のように
瞼を閉じれば
まつげの先から
スカートの中まで
そこはまっくらな
宇宙と一緒で
わたしのスカートの中には
宇宙
冥王星も
氷の山も
そびえたって
太陽を恐れている
 ....
わたくしが
ブロッコリーの作付面積比、堂々の全国第三位
この{ルビ片岩志=かたいわし}村の長となった暁には
まず、村名をブロッコ里ー村に変え
村民の皆さんにはブロッコリーの里の住民
ブロッコ ....
安い服を何枚も持つよりも
高価なお気に入りを一枚
好きなものを大切に
とは言うけれど
やっぱり数には惹かれるし
お気に入りだって
毎日着てればくたびれる
第一 本当に大切なものって
ど ....
会社をたたむと決心して以来
もののたたみ方に注意するようになった
これまで自分でたたまなかった布団を
たたんでみたりするようになった
いつもはそこら辺に放り投げている
パンツや靴下もたた ....
希望は
あちらにありました

あの中へ
入りたくて

走って
走って
走って

でも距離が
縮まらなくて

きっとあそこは
居心地がいいんだろう

そう思っても
走り ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
三月の街のためのオード- 佐々木青自由詩512-4-27
春雨- 加藤自由詩112-4-26
今宵のプロローグ- 朝焼彩茜 ...自由詩4*12-4-26
ハンカチ- 草野春心自由詩712-4-26
踊る- ミゼット自由詩2*12-4-26
横並びの蛇口- yuugao自由詩312-4-26
雲の上の唯一- 朝焼彩茜 ...自由詩5*12-4-26
実りの瞳色- 朝焼彩茜 ...自由詩9*12-4-26
蒲公英草子- そらの珊 ...自由詩912-4-26
鬼の根- アラガイ ...自由詩7*12-4-26
背中枕- 石田とわ自由詩11*12-4-26
_いつかは虹を見るだろう- ただのみ ...自由詩12*12-4-26
デイリー××- salco自由詩8*12-4-25
静かな青- 黒髪自由詩4*12-4-25
魂の浄化のレシピ- 梅昆布茶自由詩1912-4-25
「夢で逢えたら」を歌いながら- ……とあ ...自由詩4*12-4-25
性のまなざし- 朝焼彩茜 ...自由詩5*12-4-25
希望- そらの珊 ...自由詩1012-4-25
太陽を的にして- まーつん自由詩10*12-4-24
冷やし汗- 朝焼彩茜 ...自由詩5*12-4-24
うた- はるな自由詩1012-4-24
ゆうがた- はるな自由詩512-4-24
メダカ- subaru★自由詩18*12-4-24
蓋についての考察- そらの珊 ...自由詩10*12-4-24
ホンマ?- そらの珊 ...自由詩8*12-4-24
出会ってしまったね- c自由詩712-4-23
次期村長選マニフェスト- salco自由詩11*12-4-23
ないものねだり- マフラー ...自由詩1*12-4-23
会社をたたむ- 壮佑自由詩39*12-4-23
- りり自由詩4*12-4-23

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