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夕闇、空色の風の中に、秋が香る

湿った土を踏みしめて、葉の枯れゆく帰り道を思う



郷愁、夢色の記憶の中に、君が香る

泣いた土を踏みしめて、涙の凍りゆく冬の日を願う
あんたと寝たことはないけれど誰とSEXしてもいつも相手はあんたですよ
あんたがわたしとできないせいで誰とSEXしてもいつも相手はあんたなんだよ

パンツを無理やり脱がしたらあんたが泣きじゃくるか ....
ほんの気紛れだった
マンションの折込みチラシで
折紙しようなんて思ったのは

最寄駅徒歩7分を山折り
南角日当良好を谷折り
指紋の間にかすかに残る
あどけない感触を頼りに
無骨な指 ....
感覚を駆って
熱と湿度が飛び交って
ふたつの身体を高めていく

星間飛行の鈍色の船体が
故郷の水を恋しがって
恒星の配列をなぞるように
五感が跳ねて
目を閉じているのに  ....
見えないものに
なりたいな

癒えないものに
なりたいな


光らぬものに
なるもよし

至らぬものに
なるもよし


切れないものに
なれるかな

消えないもの ....
きみのペースに生きている
ゆるまったり急いたりして
かたちを自在に変えながら
音楽を奏でるいきもの
春の空をゆびで容易くひろげて
降りてきたきみなのでしょう
川辺の花に鼻をよせ
草にむし ....
落ち葉は舞い上がり
私の心を吹き抜けた

はらはらと
はらはらと・・・

舞っては落ちるその作業を
何度繰り返してきたのだろう?

木漏れ日が頬を射す
目を細めれば 見えるあの空
 ....
四つ目は両手の拳を突き上げて「御節が来たよ」と駆けまわる
階段を望みながら
節々に音楽室のまえ
渡り廊下から滑り落ちてくる気配
たまに体育館のマットの上に寝そべり
(紙きれに書か ....
街の中は喧噪に溢れているので
街の中からゆっくり街道沿いに歩き出す。
季節が素通りしている並木道に
まだ落ちてこない銀杏の葉が茂っている
銀杏の樹肌はゴツゴツしているが
何も物言わずに
 ....
もうにじゅうにさいになったの
せいじんしたのはにねんも前のことで
お母さんお母さん、わたしもうおとなになったのよ

たばこがいつのまにかシコウヒンになって
コーヒーもお砂糖さんばいだけで ....
/
あの静けさにはどこぞの野良犬たちも眠れる夜だった 。
誰も覗きはしない冷やかな部屋だから
浮かびあがる「死体」は見なかったことにしよう
駆けつけたときに男が倒れていたのは宿命で、決し ....
世界が死んでいく
街は秋に包まれている
その上空で冬が旋回しており
朝晩につめたい息を吹き込んでいる

秋の煌きは陽射しのやさしさゆえ
イチョウは金色に輝き
紅葉は真っ赤に燃え上がる
 ....
言葉は
人の心を犯す細菌にもなる

心の中と言う 見えない場所に
どうにもならない感情を巻き起こさせる

時に 心を感動に導く事もあるが
人はどうしても 苦しみに焦点を当て
いつまでた ....

Yの充たされた世界の中に
「赤ちゃん」というものが登場した
期待するように長くトレーニングされていた
?印のものを待つ日々

ぷるぷるの柔らかな
泣いたり笑ったりするオトート
その ....
逆手にとられて
すまし顔

ちいさな指さき
ふんわり
帽子

空のふしぎは
まつげに揺れて

きらら、と
さよなら

あしたの
吐息

せせらぎの


 ....
布団の中で広げた架空の地図さえも
ままならない
実際の世界は
もっと歯がゆい


おい魔物
わたしの胸に居座るのなら
おまえの目で
見えるものはいったいなんなのか


吐き溜め ....
腐った精子を腐ったおまんこにぶち込んで今の日本の出来上がり 与えられた運命を背負い続けながら
どうしてもこのまま生きねばならぬというのなら

どんな苦悩さえも
受け入れてなおこの胸を引き裂いて
それでもそれでも
苦しみを受け止めて

涙は1滴も ....
触れると
ひやり
身悶える

絡ますと
ふわり
癒される

冷たくて
そして
温かくて

手を繋ぎ
一緒に
歩めれば

白い息も
きっと
温かいよ
夜の街にダイブしたなら
何かが見えるだろうか?
掴むことのできない
見えない何かが

暗闇と街明かり
静かなる鼓動と
張りつめた空気

夜の孤独と葛藤を
織り交ぜたような空間に
 ....
  児童公園は
  冬の日暮れ
  とうめいな影がつどい



  塗装のはげた
  ブランコの揺れる下
  ついたりきえたり
  ついたり
  きえたり



  ....
ひろげたお店を片付ける

そしてトイレで用を足したなら必ず水を流す

便器の底を覗けば
生きてきた私自身の素性が判る




早や店じまいの季節になったものだと
ひろげすぎた店 ....
冬に病むひとは夏を惜しむひとだろう
夜明けにみた星たちのきらめきが似ている
片想いのまま誰かに語りかけるそれは(嘘だから)
(嘘)と知りつつ生きている死人だから
試しに一筆で銀紙 ....
ーー序章ーー
Yが父親の佑司と出会ったのは
三歳ごろだった
「お父ちゃんはどこ?]
「マルシャンスク」
それはソ連のどこかの寒い町だ

木炭バスに初めて乗った
佑司が帰国を許されたので ....
若葉は青臭くていいと
老いた葉が
羨ましげに
鑑賞している

尖っていた葉は
あなたを守るため
傷つけるためじゃない
でも 遠ざけたのは

青くて頼りない葉だったから

そ ....
ドは横たわっている音
いつまでも重い音
太りじしのオダリスク

レは小さな女の子
たんぽぽ色で爪先歩き
笑ったね?無邪気なお目目

ミは若草のさざめき
さ緑の丘 駆け下りる若者
涼 ....
どんなに難解な熟語を知っていても、
ムズカしいことを言っているとは限りません。
どんな言葉をどう操っていても、
それが根っからの本心であるとは限りません。
僕にとって僕が僕であるように、
誰 ....
新規事業として計画しているレストランについて

既に上場を果たしているレストラン経営者に話をしたとき

素人が手を出して成功するような甘い業界ではない

僕の名刺を裏返したりしながらそう憎 ....
寝転がってかいだ土の匂い
イチョウのじゅうたんを踏む音
冬を呼ぶにじんだ雲が浮かぶ空

「覚えていますか」

誰かと同じだった歩く早さも
いつの間にかずれて響きだす

”忘れよう”
 ....
マンションの手付け金、
10万円を、払った。
彼女と、手打ちパスタのお店を、
ランチできのう今日と食べくらべた。
なにも、
面白くない。
テロリストにさえなれない。

水天宮に、
戌 ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14694)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Re:fall- さつき自由詩111-11-30
できない- カチキ自由詩211-11-30
折紙- nonya自由詩24*11-11-30
星にかける虹- あまね自由詩1311-11-30
うてな- 千波 一 ...自由詩5*11-11-30
生まれたことについて- たちばな ...自由詩23*11-11-30
移ろいゆく心- 菜穂自由詩4*11-11-30
ブラボーだんだん- アラガイ ...自由詩1*11-11-30
鼻唄_ー道9ー- ……とあ ...自由詩611-11-30
おとなになれないこどものひ- c自由詩311-11-30
「虚体- アラガイ ...自由詩2*11-11-30
まだ眠らない秋の寝顔- 木屋 亞 ...自由詩1*11-11-30
コトノハ- 菜穂自由詩3*11-11-29
はじかれたけれども- 木原東子自由詩5+*11-11-29
白雪- 千波 一 ...自由詩2*11-11-29
歯がゆさと切望- マフラー ...自由詩3*11-11-29
三分クッキング- カチキ自由詩211-11-29
生きねばならぬなら- 桜 歩美自由詩2*11-11-28
- りり自由詩2*11-11-28
夜に紛れた夢想- 菜穂自由詩5*11-11-28
児童公園- 草野春心自由詩411-11-28
旬なひと- 恋月 ぴ ...自由詩2311-11-28
その年は「暮れ- アラガイ ...自由詩211-11-28
誰のせいだと言いたいのか- 木原東子自由詩411-11-28
柊と人- subaru★自由詩17*11-11-27
1オクターブのバイエル_/_ハ長調- salco自由詩6*11-11-27
雑草の云々- faik自由詩11*11-11-27
鉄人の言葉- 吉岡ペペ ...自由詩511-11-27
引き出し- 森未自由詩7*11-11-27
テロリストの咳- はだいろ自由詩411-11-27

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