すべてのおすすめ
生命とはなんだろう。

父母を―私がまだ光だったころ―なんとなく選び、
生まれてからする「一つのテーマ」を神様からもらって、
おぎゃーと生まれてくる。涙。

年は残酷な程に大急ぎで ....
ぼくは
ちいさなてのひらで
ちいさな熱を
にぎって
突っ立っていた。

そしてぼくがそのドアを開けたら
そこにはちいさな少年がいた

ぼくよりももっともっと熱い熱を
あふれさせた少 ....
晴れた日 銀の洗濯棒は陽射しに熱され
光を宿し 立ち尽くしている
光を受けない所は 銀棒のまま
横にかけられた 渡し棒とまかれた鎖を支える

重しにはめこまれ 土の上に立つ洗濯棒
洗濯物が ....
プラナリアに会いたい
永遠の命かもしれないプラナリア

世界は、春霞ではない 黄砂だ
降り注いでいる微妙な沈鬱が 世界を覆っている
それでも 季節はまだ めぐっている
水仙の花は ....
露天の さまし湯に 独り

寒緩む月の右側に 一番星

やがて 一つ二つ 


あとは


何を思うわけでもなく 
考えるわけでもなく

湯煙と たわむれながら

 ....
商人だった父が
売り場に行くたびに
まだ高い
勉強が足りないねと
売り場の人を困らせていた

その日から
足りなかった
売り場の人の勉強は
進化していった

その進化 ....
絶望のしずかな荒野に

インスツルメンタルが鳴り響いていた

降りつもる痛みや悲しみ

こぼれ散るひかり

ゆっくりとゆっくりと

絶望のしずかな荒野に

インスツルメンタルが ....
頭からすっぽりと

覆面をした人たちが歩いている

何十年か前には

こんな恰好をした人たちはいなかったのに

今では当たり前になっている

街は砂で埋もれている

身体の中に ....
椅子に腰掛けて目をつぶって。
ほら、これが私のあげる幸せよ。

くちびる、柔らかい感じだったでしょ。

そうかい、僕は、君とともに生きるよ。
そうすることで君の心と体に、答えたいんだ。
 ....
そろそろ櫻井和寿みたいにしてください   毒は出ていった
  二階の部屋の窓から
  小さくてかたい何かが
  机にしまわれる音をのこして



  ゆうべの雨がつくった
  川になりきれぬ、ささやかな
  水の ....
靴下一日一足

一旦帰宅し脱いでも またそれを履く

靴下一日一足

不思議な私の掟

 今日の靴下レースのエリザベス ズボンで隠れる乙女の秘密
 そう 赤い透けるランジェリーと同じ ....
深い森の中で
木々を揺らす風

風が耳をふさぐ
轟々と
ただ轟々と

この美しい国は
毎年何万人の人が
自ら死んでいく

あの森の奥で
あの部屋で
あの構内で
あの屋上で
 ....
十億光年の彼方から
飛来した一枚の花びら
一生をかけて旅しても
たどり着かない遠い星

送られてきた切れ込みの
入った桜の花弁から
感じる宇宙の拍動

地球は丸く
銀河は楕円
さ ....
               130309



私怨団体の方に言われた
逃げてきただけではないかと
支援団体の方の後ろに隠れる
2011年3月11日以来
どんな厳しい環境でも
踏み ....
〜隣にいる 可愛げなお妃様のお話〜

薄く掌の温度 撫でる
紅く火照る頬 触れたいよ

水際で待っている その間が余暇となり
淡く 互いを焦らす
「それでも」
彼は言う 
「果たして ....
川沿いの道を歩いていると

川面で魚の跳ねる音

気のせいだった


子供が投げた

いたずらな小石


空を舞う鳥が嘴から

落としてしまった

子に与えるはずの ....
鳥肌実の美しい右翼
小田実の美しい左翼
何でも良いが信念ならば
身・銭切るべし幻想にはな
本買う程度の小銭でなしに
街宣車買え
対戦車砲撃て
腹かっさばいて噴水になれ
生恥の身投げて人 ....
 
 
こおりをわる
こおりをわる

ほねをひろう
ほねをひろう

ふゆをほうむる
ひとをほうむる

ふゆをじょうぶつさせる
ひとをじょうぶつさせる

ことばなく
こおり ....
週に二、三回ほど通る道の豆腐屋さん

ほんのときたま買って帰る

綺麗な水の中でひっそり漂う豆腐や

甘くてじゅわっと口の中で広がるお揚げさん

グレープフルーツぐらいに大きくて

 ....
シンプルなフォルム 裸体を描写する
集中力が頭の上でピラミッド型に整う

さあ 何を感じ何を観る 何を思い何を空気に乗せる

散乱したアンテナのオスの孔雀のhigh扇子
欠けて裸体が乾燥し ....
今日という一日に数え切れない
(ありがとう)が、隠れている。  

よく晴れた日の夜空に 
いつのまにか姿を現す 
あの星々のように―― 
亀とは
亀のようにゆっくりなペースで成長中の私の長女
この間9歳になった

その亀
学校以外の場所では
とっても朗らかでおしゃべりなのに
小学校入学以来
教室で全く口を利けない
少人 ....
土曜の朝 午前6時
寝不足気味の眼を擦りながらカーテンを開けてみれば
そんなあたしを嘲笑うかのような 雲ひとつない晴れやかな空


昨夜食べ散らかした 冷めてしまったデリバリーピザ
コロコ ....
私は食事の後の洗いものが嫌いだけれど

洗濯は好きである

もう十年以上使っている洗濯機には

特別な愛着がある訳ではないけれど

頼りなさそうなのに音だけはでかく

ウォンウォン ....
       小さなあなたに逢いたくて
       路線バスを乗り継いだ
       海を追って風を切り
       バスは走るどこまでも
       裸足のすがた追い ....
月は語る、語るね
なん億年と見守ってきた思いを、キラキラと反射させる
雲がかかってもなんにも変わらない
地球人として、月にお礼を言いたい
そうやって、いつまでも見守っていて
どんなひどい殺し ....
私がかなしいのは
海が波立つからではない


海が波立っているのは
私がかなしいからではない


あまりに遠いところから注ぐ
あまりにも薄い光を反射して


波がしらのひとつひ ....
ヴィンテージギターを手にいれたが
一万円と格安のヤマハFG-130という
1972-74あたりに製作されたもので状態もいいし
かなり響きが良く豊かに音がでる

男はそういったおもちゃを幾つに ....
夜に積み上げられた箱階段が
複製を繰り返す(発芽)
その上を
じゃばらの形に折れ曲がりながら
わたしの影が長く伸びつつ登っていく
星々が裏声でささやきあっている(給水)

そうやって
 ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生命、- 田園自由詩4*13-3-10
できごと- うんち自由詩2*13-3-10
銀の棒- 砂木自由詩14*13-3-10
小宇宙から流れくる- るるりら自由詩21+*13-3-10
露天風呂- ぎへいじ自由詩17*13-3-10
勉強- 小川 葉自由詩613-3-9
絶望のしずかな荒野に- 吉岡ペペ ...自由詩613-3-9
砂の街- 灰泥軽茶自由詩13*13-3-9
愛する幸福- 黒髪自由詩2*13-3-9
そろそろ櫻井和寿みたいにしてください- 北大路京 ...自由詩113-3-9
- 草野春心自由詩513-3-9
靴下のサマンサ- 朝焼彩茜 ...自由詩1013-3-9
メモ- 佐藤伊織自由詩113-3-9
_小宇宙から流れくる- 木屋 亞 ...自由詩4*13-3-9
小宇宙から流れくる- あおば自由詩7*13-3-9
箱庭_六晩目_〜惠み〜- 黒ヱ自由詩1*13-3-9
まーるく_まーるく- 芦沢 恵自由詩26*13-3-9
思想碑- salco自由詩4*13-3-8
氷割り- 小川 葉自由詩6*13-3-8
豆腐夫婦- 灰泥軽茶自由詩5*13-3-8
散蘭裸体- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-3-8
ありがとうの星_- 服部 剛自由詩813-3-8
亀のいちばん長い日- 夏美かを ...自由詩34*13-3-8
シミ抜きお願いできますか- 涙(ルイ ...自由詩613-3-8
ロートル洗濯機- 灰泥軽茶自由詩10*13-3-7
バスに乗ってどこまでも- 石田とわ自由詩10*13-3-7
月の語り- 黒髪自由詩6*13-3-7
かなしい海- Lucy自由詩26*13-3-7
サウンドホール- 梅昆布茶自由詩18+*13-3-7
夜の箱階段- そらの珊 ...自由詩22*13-3-7

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