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黒塗りの雨が心地良い

静かな夕立
水びたしの街

揺れ惑う灯りだけ
ひとりぼっちの僕を見てる

光が洩れた
バスルーム
子供の声が
はねかえる

ファミレスの奥で 語り合う ....
向かいあってつながっていた

ユディットがめのまえで揺れていた

しりの肉をつかみ上下に揺すった

目をほそめたユディットが弛緩していた

すすり泣くのが絵からこぼれているようだった
 ....
泣きじゃくりながら
坂道を登っていた

気がつくと
そこは
深い森

森の中だった

緑 緑 緑の渦
苔むした木々

鳥の声

時折さす
きらめく太陽の光・・・

声 ....
砂時計を クルクル回す
そうしたら
帰れるような 気がしていた

何処に 還ると 言うのでしょう

幻の場所を 探し続けて
何時までも 彷徨うのです

さ迷いの旅人に 相 ....
(私はいつも仰向けで寝入り
 決まって仰向けで目を覚ます)

その日天井のしみは、妹のクラスメイトの顔だった
昼下がりに学校を早引けしたきり妹は姿をくらました

(私はいつも仰向けで寝入り ....
まぁ僕の近隣にゃ誰も現代詩フォーラムにログインする人は居ないだろうし

『あれ?これってあの人?』ってなる危険性も無いだ ....
いつか通った雨は 何処

逃げ出した 木陰の檻
巻きつけた 小さな青い淵

黒い蜜に ひたす
重ねた 背中の羽 
おお!惨めな言葉よ
食い千切られた月の破片
ヘロデ王に捧げられたパウロの首
銀の皿の上で
罵られる美徳の使者よ


 ....
草が萌えていた
道しるべ。

週末には罠をかけるぞ

輸入物のスコッチを片手にベンはサムに声をかける
彼らが操ったオークランド産の馬はずいぶん年老いてはいたが
お互いに意志の ....
にんげんが痛みを知ったとき

他の動物たちは

それ見たことかと

手をたたいた

森の聖人がリスやキツネに

『見ていてごらん。彼等は今に誤りに気付き ....
雨 雨
切々と うたう

わたしはピアノを弾いている

絵も描けず
詩も書けず
下手な暮らしをしているが

わたしはピアノを弾いている

今この瞬間
いくつもの
想いが
浮 ....
ふたつの魂は
暗い
音も無い
宇宙に
溶け込んでいた

彷徨っていた

魂の居場所を
探して

そのちょっとした
魔に

ふたつの魂は
ふれあった

いや
ふれあっ ....
雨は

あたしを眠りに誘う

悪夢をみた夜
空を飛んだ昼

気がつくと
もう
外は闇

眠りは死に近い
いちど 死に

また
生まれ変わる
ために

眠る
眠る
 ....
なんと愛しいこの眺め 
物憂げな愛しい人
君の綺麗な
頭の先から爪先までの
揺らり揺らめく布地のような
肌の煌めくその様子

深々とした君の髪
つんと香りを漂わせ
まるで香る流離いの ....
最近何とも鬱気味で
鬱気取ってる自分が嫌い
誰もお前の事なんか気に留めてないんだから声も出さずに
黙々と手際良く
自分で自分の墓穴を掘って
そん中でちっちゃくなって丸くなって死ね ....
かたちのない宝石を
手のひらで転がす九月の午後
孔雀たちはまどろんでいる
淡く実る葡萄の夢を見ながら
妖気漂う刺青の白い肌
石熱に浮かぶ唐草模様
殺し殺されても/あなた
死人には
口があるとは
思いませんか
/
あの日
あの夏の夜
呼び出された倉庫で
確かに僕たちはあい ....
さめているあたたかさが
いいのかな

駅のベンチで
キス出来るくらい
顔近づいているのに
まるで意識無く話していたり
笑っていたり
はしゃいでいたり
ひとしきり

背中を丸めると ....
突然
ばっさりと
胸から斜めにやられた

ぱっくりと開いた
傷口
血は出ていない

だか
奥の奥が
深々痛い

痛い 痛い 痛い
痛む 痛む 胸

このまま
雷雲にさら ....
泣きはらした

I miss you
I miss you・・・

何回も
何回も
歌い 涙をながす

ココロの中身を
ながす

ながしだす

そのまま
眠った

気 ....
光りをなくした
名もない星たちが
うつむいては 化石のように
眠っている



ちゃんと笑ってあげたら
隙間に触れることだって できたのに
平穏という残酷な家の灯りに
夜の積み木を ....
我が家には
保護者は
ひとりしかない

年かさのオンナは
子は3人産めど

まるで
永遠に思春期が
続いているようだから

扶養家族4人
保護者 ひとり

保護者は
朝は ....
海岸通りを飛ばせば
忘れられた緑のなかに館があったよ

どこにでもあるようなメルヘン

車で通るたびに見ていた

どこかで見たような顔はもう思いだせないよ

幸せか不幸せ ....
現場じゃ糞の役にも立たねぇロマン主義












実際には用途の無い耽美派の五行詩





 ....
西の話し言葉がすき

京都より西の
やわらかい
少し 
イントネーションの
あがった
言葉が

関東平野で育った伯父は
西のひとになった

従姉妹の結婚式で
久しぶりに会って ....
ハチ公口を抜けると
そこは大きな
スクランブル交差点

あたしは
道玄坂へ向かう
キミと待ち合わせた
バーに

でも
うまく渡れないんだ
何度も通っているのに

何人もの人に ....
俺思うんだ
死神って奴は男だろうか
女だろうか
一度パンツ脱がせてみてやりたいな
まあるいきれいなお尻でも
真ん中にかわいいちょうちんぶらぶらさせてても興奮するんじゃないかって ....
ルパンしょうがねぇ奴だ





 ....
あたしたちは
薄茶色のぺらぺらの紙を
役所に出し

南へ向かった

そこは
あたしが
なん度も なん度も
夢に見ていた
風景だった

コバルトブルーの海
水平線と空が
重な ....
この夏は
すごく暑かったから

キャミとレギンスで
過ごした

冬でも
ぺたぺたと素足で
フローリングを歩く

身体を締め付けるものは
キライ

アクセサリーはしない
アナ ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14694)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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座位のセレナーデ- 吉岡ペペ ...自由詩310-10-2
森だった- 森の猫自由詩7*10-10-2
さらさら- 藤鈴呼自由詩2*10-10-2
しみ- 豊島ケイ ...自由詩17*10-10-2
夢を食む虫- TAT自由詩4*10-10-2
黒揚羽- 砂木自由詩7+*10-10-1
ワルキューレの騎行- 乱太郎自由詩8*10-10-1
週末のカウボーイ- アラガイ ...自由詩1*10-10-1
俺何か間違ってるか?- TAT自由詩4+*10-9-30
pianissimo_words.- Akari Chika自由詩8*10-9-30
ふたつの魂- 森の猫自由詩2*10-9-30
雨は- 森の猫自由詩2*10-9-30
愛すること_褒め称えること_闘うこと- 一 二自由詩210-9-30
【急募!】電信柱を曲がってくるマリア_時給〜応相談〜- TAT自由詩3*10-9-29
中_庭- 塔野夏子自由詩17*10-9-29
あの日あの場所で- アラガイ ...自由詩3*10-9-29
COOL- 鵜飼千代 ...自由詩6*10-9-29
カマイタチ- 森の猫自由詩4*10-9-28
傷心- 森の猫自由詩2*10-9-28
姦婦- 月乃助自由詩13*10-9-28
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メルヘン/ドッグ- アラガイ ...自由詩3*10-9-28
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西のことばで- 森の猫自由詩3*10-9-27
雨のスクランブル交差点- 森の猫自由詩4*10-9-27
死に神はお金持ち- アラガイ ...自由詩4*10-9-27
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南へ- 森の猫自由詩1*10-9-26
あたしは- 森の猫自由詩3*10-9-26

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