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掲げた手首に引かれた風コンパスと炎の赤道は喉を掻き切り流れ出す椰子の黄色い核が浮き沈みする痕では半人半霊の拝む太陽の焦点も焦げている瞳孔と溶けるチョコレートの肌に押し寄せる波濤そして火傷するほど疾 .... ずっと昔、夜、天から水が…… 


……記の底に溢れている 憶
地名を襲う大洪水
聖穢なく
隆起しながら鼻筋を形成していく
雨の島
渇きながら灼熱を求めていた
亜種、獣
めくら ....
雨に流された街は、
洗礼を受け
軽妙なステップを踏む猫が
聞き覚えのある昔の歌を
口ずさんでいる
 

秋はもう病んでしまっていたのです
倒れたショウカセンは、
( どんな英語の綴り ....
具象抽象或いは送話
そして叙情
もうあなたに呼び掛けるのは止めよう
ことばに頼らない詩
いま 宇宙に語りかける
新たな結晶の始まり
わたしだけの ことばを
今夜も貴女は結構キレイで












貴女は実際問題大台越えてるししゃもの毒リンゴで
 ....
中古カメラ屋の
ジャンクボックスの
古い壊れた写真機は
壊れても
そう安々とは死なない

数え切れないほど
フィルムを通した自負がある
シャッターが落ちる瞬間の
記憶が
擦り込まれ ....
さぁ
拾われにおいで
カムオン・ビーチコーミング

海の家はすっかり片付きました
波打ち際には
広い砂浜が帰って来ています

明るいクラゲのような
お日さま
掘り出し物になれるかど ....
甘やかな森の一時の香
健やかなる花々
貴なる宝玉の稀なる輝き
鉱山の豊かなる富
玄妙な不思議の数々
阿古屋貝の映し隠せるわだつみの陰
真珠の煌きたる光






 ....
夢みるキノコがはえていた
山の奥深くのじめじめ谷に
夢みるキノコはおかっぱで
ひざすりきれたジャージの娘

夢みるキノコは暗闇で
ラジオをきくのがすきでした
朝のぶさいく覚悟して
まく ....
あなたを思うのは
まだ青い霧がたちこめる夜明け前
それとも名も知れぬ花が香る陽のひかり
夜がやってくる吐息のまにまに


あなたを求めるのは
後れ毛が風に震えるようにひそかに
梢の青い ....
遠く時空を超えると
幼い君がいた
「おとーたん、どうじょ」
ぷつんと もいだ野紺菊を
ぷるぷるふるえる手で差し出す
薄紫の舌状花をつけた花
稲藁のにおいがする午後の柔らかい日差しの中
君 ....
頭で理解しても心がわかってくれない
心が理解しないと命と繋がらない
3つが一つになった時に初めて大切な事が響くんだ
そして拡がっていくの

眼で見えるもの
鼻で匂うもの
 ....
まるで鏡のように人のこころをさまよいながらわたしは包まれている
海岸線を
どこまでも
きみと青いプリズム
昼間なにもないような顔していつもはぐらかすのは
潮風に寄り添いながらあなた ....
蜂に刺された事はある
蛇に咬まれた事はない
犬に噛まれた事はあっても
狂犬病を伝染された事はない
ライオンの檻には近づかない
骨折はあるが、頸椎や脊髄の損傷はない
指は切ったが切断に至った ....
ふたりでぼくの追憶を旅した

おりた駅はさまがわりしていて

33年まえの町並みは

もう少し長かった

もう少し広かった

ぼくが大きくなったのだろう

記憶も比例していたの ....
なじみの中華屋さんへ行き
日替わりを頼み
こころを込めて作るので
時間がかかる場合があります
という貼り紙を見つめ
ぼんやり
この世のはかなさについて考える


ふととなりを見ると
 ....
ずっと寄りかかっていた
揺るぎない背もたれとして安心しきって
あなたが感じている重たさも
慈愛で受け入れて
融かしてくれているのだと思っていた


いま、青に導かれて去ろうとしている
 ....
ハーリーガニ が高らかに鳴り響けば
雨が上がったばかりの濡れた砂利道を
南風にまぎれてサトウキビの匂いをまとう
誰もが浜辺に集まって来る
普段は森の奥に潜んでいる精霊や屋敷神さえ
肩を組 ....
望月

謡うもの。
遥か彼方より天が下まで。降れて。
方位は陽の沈んだ場所より東であり
影から岬の先端まで。
いつか必ず絶えるからこその
願い。
月を枕にし給いて
気の踊り。
 ....
 響き

(響き)
朧夜が鳴いている
  乳白の温もり
 掌の母の心音


   (迷い)
  蝶に吸われて
    ひらり
   闇夜に零れる


 (嘆き)
 蓮の華 ....
女は
出会ったときから

過去の女だった

偶然が偶然をよび
不思議なリンクが
リンクをよび

過去を現在と錯覚させ
未来まで見せようとした

それ・・・

女の脳は過去し ....
街が滅ぶ前に
草原へ移動した
光を失う前に
海を見た

右目だけで出会う世界に
違和感は覚えなかった
走り出すときに半身を
庇うことを除けば

音楽が鳴り止まない
バランス以前に ....
 
 
みあげると
よぞらである

ほしひとつない
わたしのひふの
うちがわである

こえがとどく

あなたのよぞらから
わたしのよぞらへ

ろっこつを
ひからせるのは
 ....
―高架線の脇を潜れば/車道 。 昼間 蒸発したはずの微熱が沈殿する 。 (朦朧と)宵 ( 吐き出される触媒の黒い誘惑 )らぁ げ ( そして 深く蒼く/ 夜を待つ )倦怠 。
肌 ....
になったよる  そして よる から よる まして よる にても よる あえて よる 12ねんぶりだいこんやくしゃずらかるしずおか20101009ふたあけてふける 高崎線に乗り換えると
電車の調子が悪いのか
モーター音がいつもより大きい
回転数の上昇に合わせて甲高くなり
惰行から力行に入れるとまた悲鳴をあげる

あぁ懐かしい
吊り掛け駆動だ

 ....
彼のことは好きだけれど
彼女のことは嫌いなの

彼には有りったけの優しさ
彼女には有りったけの悪意
平等にあげましょう

与えるものの
大きさは同じなのです
ただ少しだけ
種類 ....
空には虹色をした魚の天使たちが満ち
人々は時々輪郭を失くしながら行き交っている
その人々のあいだを
宛名を手書きされた手紙たちが
それぞれの行き先へと急いでいるのが見える
街はずれの丘の上で ....
真っ直ぐな道は歩きづらい
かと言って迷路みたいでも困るのだけど
適度に曲がりくねっていて
ちょうど昔ながらの畦道のように
赤い帽子によだれかけしたお地蔵さんが祀られているとか
時には肥だめみ ....
坂のある町
ノスタルジー
暗い戸口であなたは待つ
幼い私の影法師
ランプのともしび心に刻まれ
手の温もりは記憶に刻まれ
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
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