すべてのおすすめ
痩せ太った私
体は痩せているのに
神経が太くて鈍い私

痩せ太った私
財布は痩せているのに
見栄ばかり大きくなる私

痩せ太った私
やる気は痩せているのに
仕事が膨れるばかりの私
 ....
 なんでかな ひどく苛々してる
 チョコレート食べたら口内炎にしみる
 すべて君のせいだよ
 君が約束の場所に来ないせい

 忘れるために寝ようとしても
 君の笑顔がちらついて
 そ ....
あちこちの葉陰に
星たちがひそんでいたかもしれなかった
小さな噴水は
古い歌のリフレインを奏でていたかもしれなかった
白い日時計は
誰も知らない刻限を指していたかもしれなかった

アーチ ....
ファミレスで
天丼とうどんを食べて
わたしと息子は
お母さんの財布に潜り込んだ

使い古された財布は
いつだったか
わたしがお母さんに贈ったもの
暖かいけど
すきま風が寒い

白 ....
  外国語で書かれた小説と 掃除の途中で放り出された電動ひげ剃り
  その二つだけが あなたの部屋の丸テーブルに置かれていた
  それらが如何なる数式を形づくっているのか 見定めようと 私 ....
病んだ月が欠けない 朝はこんなにも鳥の声であふれている
それが
そらみみでないことを知ったあと
染み出てくる
当惑を
奥歯でそっとかみしめて
(愛おしいシーツの皺を伸ばすように)
こんなふうに
人は日常に ....
人魚のことばは あぶくです
なにを しゃべっていても 語尾はいつも 
めるふぇんて わたしたちには きこえます
うろこののこる おみあしは めるふぇん です

人魚のゆびさきは 笹船のよ ....
{画像=140510184346.jpg}


丸い小さな石が転がった。

その時なにかが動いた気がした。


ほんの小さなことが
世界を動かしている。
宇宙を動かしている。

 ....
【九連宝橙】


目を奪われるような荘厳な展開だ
鳳凰の風が 吹いている
いち早く 声をあげるべきか

二度見をするが やはりそうだ
三度三度負けを繰り返してきたが
四方 ....
日々を複雑にしているのは
自分自身

定規で線をひいて
はみ出さないように色をつけて
出来あがった図形に名札をはって
似通った図形をひとくくりにして

複雑にせずにはいられない
 ....
過去の経験から
また起きるのではないかと
不安になったりする

良い経験ならば良いイメージがあり
前よりも上手くいくだろう

全て忘れることが出来たら
新しい経験として受け入れられる
 ....
黒い心がどかっと居座り

そのゴロゴロが鳴りやまない

ときどきピカッ

続けざまにピカッ

優しくされても

黒い心がどかっと居座り

そのゴロゴロが鳴りやまない


 ....
君はクラスの中でただ一人
輝く褐色の肌を纏った男の子

幼児部の時は
「お母さんに会いたい」とよく泣いていた

お母さんはさぞかし優しい人なのだろうか?
遠足の日 君のお弁当は
ポテト ....
猫でした
まちがいなくねこだったと思うのですが
定かではありません

幸せだったかもしれませんし
そうじゃあなかったかもしれません
宿無しだったのはたしかです

いまでもたいして変わり ....
なんだろな
被災地つらかろに
思って見てたら

こっちも同じ
つらさがあるよ
と思いはじめていた

だから
そこにいたら
あかんよと

いつしか
おしえられる立場 ....
やまいは 至る所に
色をぱたっぱたっとつけていって
足あとのように
きれいに残っている
雨にぬれて溶けて
しまえばいいのにね
つながり つながっていく私と
切れないきずなを
ゆるしてね
中央線の人身事故を
今日も見て見ぬふりをしてやりすごす

誰かの血で洗われた今日という日の肌を
おざなりに撫でることでなだめすかしても
誰かの死んだレールの上ではくつろげないから
今日も夜 ....
辞書で引いた、誰も知らない昔の言葉より
たった1人の
きみの名前が世界でいちばん美しいのに
今日こそすばらしいことを発明できるような気がして
また赤い日記帳を開いてしまうから
その白い空白が ....
朝の美しい光の中へ船出しようと窓際に帆船が停まっている。
今まさに新しい航海が始まるのだ。
周りを見渡すと思いも新たに船出しようとする人達のなんと多いことか。
口惜しいのは、この朝の光が決し ....
ブラックボディのノートパソコンを開け
キーボードに伸びる手を追い越して
パネルに伸びた指が
無作為にキーを叩く

 SACK DON SEX…

夜明け前の画面に触れた指先から
水が泡 ....
真実ばかりの積み木は ゆっくりと嘘になる
やさしいばかりの囁きは やがて毒になる
嘘ばかりの言葉が 思い出のすべてになる


時間をかけて選んできたわたしの体が
あなたの嘘のおかげで
 ....
眠れ眠れ愛しい子

海原に漂う船の上
船は揺れる揺り篭
仰向けに寝そべり
青い空を眺めては
転寝を呼び寄せた

眠れ眠れ愛しい子

程よい船の揺れは
母親の心地好い腕
温かさの ....
ソースが汚ならしく
白い皿に残っている
綺麗に盛り付けたけど
終わってみるとこんなもんだ

しゃしゃっと水で流して
網かごにセットする
ナイフもフォークもお箸も
「汚れ物」になって ....
青いドームを突き破れ!
そうして憧れは
宇宙の彼方まで飛んで行くことだろう

僕らは青いドームの下にいる
まるで手の届きそうな天井に
僕らはいくつもの夢を馳せる

あの青い空間は一体何 ....
箱根でモジリアーニ展を観ました。とても良かった
ほっそりとした首の、はかなげな女性像
瞳をブルーで塗り込めて、
それは
彼女を静止させていた
あらゆる他者とのコミュニケイトを
拒絶するみた ....
野原の道でもつれて、転び
膝から血を、滴らす
少年・吾一は
埃を払って立ち上がり
拳を握り、天に叫んだ

「我は世界に、一人なり…!」

その時
背後の川の何処かで
ぴちゃり、と銀 ....
{画像=140506151840.jpg}

ぼくはズンズン身長が伸びて来て
視界が俯瞰して行くんだ。

小さな町の煙突を抜け
東京スカイツリーを抜け
視野が120度、180度、、、、3 ....
窓辺にひかる緑

きのうの雨ときょうの光で

新緑が緑になっていた


無垢なもんはすぎてゆく

こころはここに留まっている

無垢なもん

無垢なもん

重力みたいな
 ....
覚えたての縦笛から
頼りない汽笛のような音が
飛び出したから
思わず笑って
私は手をふる

どこかへいくの?
またかえってくるよ

音を作るこどもたちが
今でもほら
とても楽しげ ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
痩せ太った私- イオン自由詩4*14-5-11
口内炎- はるこ自由詩414-5-11
Heart_of_the_Garden- 塔野夏子自由詩4*14-5-11
母の日のランチ- 小原あき自由詩4*14-5-11
数式- 草野春心自由詩314-5-11
病んだ月が欠けない- 北大路京 ...自由詩314-5-11
カミツレの花- そらの珊 ...自由詩13*14-5-11
めるふぇん- るるりら自由詩18*14-5-11
繋がっていくものたちへ_/_小さなアリが地球を回す- beebee自由詩19*14-5-10
我牌はロンである_三篇のオムニバス- るるりら自由詩8*14-5-10
一粒- nonya自由詩16*14-5-10
忘れる- 夏川ゆう自由詩114-5-10
黒い心の雷たち- 吉岡ペペ ...自由詩314-5-9
君に与えられた色- 夏美かを ...自由詩28*14-5-9
猫でした- 梅昆布茶自由詩33*14-5-9
せやな- 小川 葉自由詩914-5-9
病気- 加藤自由詩3*14-5-9
電車が参ります- ユッカ自由詩214-5-8
赤い沈黙- ユッカ自由詩314-5-8
旅立ちの朝- ヒヤシン ...自由詩10+*14-5-8
連休明けの- イナエ自由詩10*14-5-8
ゆっくりと嘘になる- はるな自由詩514-5-8
青い小船・・・- tamami自由詩1014-5-7
食洗機- 藤原絵理 ...自由詩12*14-5-7
青いドームを突き破れ!- 未有花自由詩10*14-5-7
ビギン- umineko自由詩6*14-5-7
絵本の風景- 服部 剛自由詩614-5-6
地球の先でノックダウン_/_ぼくは想像する太いモヤシだ- beebee自由詩22*14-5-6
無垢なもん- 吉岡ペペ ...自由詩414-5-6
楽隊- そらの珊 ...自由詩1914-5-6

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