すべてのおすすめ
こんな世界で
生きていて
どんな世界が
待ってるか


違う世界にいながら
同じものを見る
同じ世界にいながら
違うものを見る


世界はあまたの
パラレルワールド
 ....
みおろす私は水に似て
あるく人びとは胸いっぱいの記号を抱えている

穴のあいた人間にばかり恋をして
たどりつく知らないまちで
気が付けばまたみおろしている水のさみしさよ
末広は吸い込まれて消えた、平凡の象徴として
ありとあらゆるものが末広と化した
末広がりという社会現象

末広という名前の子どもが急増し、末広に改名するものが続出した
ある調査によれば国民の ....
六月の朝に好きな人に会う。

新しいときの創造は過去を手放すことなのに、音をたてて崩れる国のまえで、いまは少しも淋しくなれない。

ほんの小さな単語たちにも特権は与えられる。神は完全な意味で公 ....
クリスマス以降
全くやる気が起きなかった
どうにか今日で仕事納め 
やっと時間が心に追いついたのだ


裸婦像みたいな街路樹の肩にカラス


除雪車に削られた白い壁に車を着けて
ふ ....
蟻を奥歯でかみつぶし
くるぶしを白くいじめていた

ここにはなにもない

あまりに寒く
はく息を凍らせて
楽器のように鳴らしている

見たことのない誰かの部屋の窓が
すこし
 ....
あの頃よりも綺麗になった君を
呼び止められなかった右手

苦し紛れの甘い褒め言葉に
不覚にも照れてしまった右手

掴み損ねた夢みたいなものを
慌てて誤魔化そうとした右手

振り返 ....
まほろばが うたいはじめるのです
フライパンの中は カタクチイワシの まほろばなのです
心が自然と フライパンに降りてゆき
放物線をえがいて 炒られて対流する香ばしい香りに
うたいはじ ....
水色の瞳に黒が大きい
いつも獲物を狙う 鼻くそ模様をつけた うちの次男

血の繋がりのない拾った子供
アパートの下で必死でアピールしていた 健気な子
頭にコーヒーの染みつけた けれど匂いは獣 ....
得体のしれないものが浮かんでいる
球体なのか
立方体なのか よく分からない
時々 雀がとまる
もう一年以上浮かんでいる
雨で落下するわけでもなく
風に流されていくわけでもなく
そこに 浮 ....
夕焼けに向ける背中にいつも話しかける
あなたの白く暗い眼のなかに
今は何が映っているのか

細く響くラジオと
揺らすグラスの氷の音に
あなたはいつも
何を思うのか

わ ....
書き散らかした
言葉のきれはしを集めて
布団にしていたけれど
とうとう
足の踏み場もないほどになってしまったので
優しく重ねて
クリップで留めておく

クリップが
あなたの詩集だよ、 ....
茶色の液体を溜めている 冬の間
白く染まるわけでもなく 雪が積る

 この冬はコタツは出さない
 丸くなるのは 代わりのマイクロファイバーのチビモーフ
 君サイズ

本物の毛皮身につけて ....
貴方に抱かれたい日は
甘い色の下着を身に纏うの

少しだけ香水をつけて
薄く彩った顔で笑うの

堪らなく愛しいから
理性なんて丸めて棄てて
無骨な指を絡めて ほら
もう 覚悟は出来て ....
新年がやってくる
お腹にいた君も
来春には中学生
中学生ってどんなだったっけ?

お母さんは中学一年生のとき
素敵な仲間に囲まれて
ときにはいろんなもめごとに巻き込まれたりしながらも
 ....
耳が三角なだけで かわいい
縁あって飼い猫も 道端でひょっこり見つめる猫も

一方的な私の挨拶に 光速凝視永遠のシカトでも かわいい

 時にトラなる事もあるけれど かわいい
 内出血の私 ....
たたみかける波のように
訪れる悲しいできごとを
わたしたちは
もう 不幸せとは呼べない

昼夜を問わず
ドアは開けられ
手渡される花束
拒むことはできず
両手いっぱいに受けとめながら ....
その叫びは
のどもとを切り裂かれても
大地を揺るがしつづけた
橋の上の
絵巻の中の真理にも似て非なる
声を失った叫びよ
先端に棲みついた幻想が
路傍の杖を振りまわし
あらゆる影のかたち ....
夜の天幕はマグネット
キミが蹴ったつまらない石ころを
引き寄せて
星にすりかえる
朝が来るまで
せめて忘れたふりしてる

自分が永遠に満たされることのない
闇であることを

さみし ....
軍手の布地が手の水分を奪う

支給品は きゅと引けば地肌が見える粗悪品

レースの手袋じゃあ無いんだから

指紋の汚れを爪で掻き出そうとしても これは染み付いた汚れだ


あかぎれの ....
ヒツジが眠っている
先を越されてしまったので
きみはなかなか眠れない


ヒツジの夢を追いかける
かすかに指のさきが温かい
温もりはだんだん体じゅうにひろがり
いつもの草の道に迷いこむ ....
終わったショーがぼくを呼んでる

一度目は朝焼けに
二度目は真夜中に

三度目はきみの声に引き戻されて

終わったショーがぼくを呼んでる

今度こそ逃がすまいと
ぼくの想いが世界の ....
自転車を走らせながら

夜空を眺める

近くて軽い

感触が迫っている

もう少しで届くよ

立ち上がり私は伸びていく

ビルよりも高く

今日食べたラーメン

箸です ....
無量無辺のこのことを
寄る辺なき時代の卵白が包んでいる

さかさまつげを背にして眠る
わたしたちの
やさしい負けはいつの日も決まっていて
いつか必ず
だれの目にもとまらない場所で
 ....
さみしくたって
あいたくたってねぇ
きみのうたを
きいてたら
まるであした
あえるんじゃないかって
もしかしたら
もしかしたらって
ちょっと
ほーんの
ちょっと
だけ
うふふっ ....
寒いからさ
ほら
もすこしちかづいて

おしりを
少し
近づけただけなのに
不思議だね
二人の白い息は
まるで湯気のようだよ
この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは関係ありません


佐藤:私の名前は佐藤亜美。この物語の主人公。
   北大路学園に通う17歳の高校3年生。
   これはある日の教室 ....
海まで歩いて五分
日当り良好の 
離れの寝室の
大きな窓辺から
隣の国が見えてくる

そんな気がして
今日は霞がないから
風来坊になって
紙切れのように
軽く飛ばされてみた

 ....
子供が生まれて初めてのクリスマス・イブの朝
旦那がプレゼントは何を用意したか?と訊いたので
「絵本とぬいぐるみ」と答えると
「そんなんじゃ、全然足りない!」と言い放って家を飛び出して行き、
ま ....
暖かい所を探す 本能のままに我儘に
日向の窓辺 現在のテリトリーにマーキングはしないが

暖かい所を探す 倒れたロールケーキの様に包まる
日向の窓辺 洗濯物の揺れる影 本能のままに追いかけなく ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いつかどこかで- シホ.N自由詩312-12-30
みおろす- はるな自由詩412-12-30
末広がり- 木屋 亞 ...自由詩3*12-12-30
六月の朝と植物- 乾 加津 ...自由詩15*12-12-29
連休熱- ただのみ ...自由詩15*12-12-29
- はるな自由詩512-12-29
まねきねこ- nonya自由詩20*12-12-29
末広がり- るるりら自由詩18*12-12-29
うちの次男- 朝焼彩茜 ...自由詩8*12-12-29
浮遊物体- 空丸ゆら ...自由詩1412-12-29
『母へ』- あおい満 ...自由詩812-12-29
クリップ- そらの珊 ...自由詩18*12-12-29
それでも清潔なのだ_冬- 朝焼彩茜 ...自由詩612-12-28
シュガーレース- 愛心自由詩312-12-28
新しき- 桜 歩美自由詩4*12-12-28
三角の耳- 朝焼彩茜 ...自由詩1012-12-28
ほほえみ- Lucy自由詩12*12-12-28
叫び/岸辺- 綾野蒼希自由詩3*12-12-28
マグネット- そらの珊 ...自由詩20*12-12-28
あかぎれ- ぎへいじ自由詩18*12-12-28
眠るヒツジ- yo-yo自由詩912-12-28
幕間- Mélodie自由詩312-12-28
軽い夜には自転車はよく進む- 灰泥軽茶自由詩6*12-12-28
陰をあたえる- 平井容子自由詩1712-12-27
よぞらみあげて- こころゆ ...自由詩212-12-27
寒いからさ。- こころゆ ...自由詩112-12-27
女子高- 北大路京 ...自由詩11*12-12-27
海まで歩いて五分- subaru★自由詩21*12-12-27
サンタになんか永遠になれない- 夏美かを ...自由詩14*12-12-27
昼寝子- 朝焼彩茜 ...自由詩612-12-27

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