すべてのおすすめ
適当に流さないで噛みしめること

爽やかにカリッとでもいいからとにかく流さないで

自分の実体験として受け止めたい

目を逸らさず血肉の経験となることを願って噛みしめるのだ


たと ....
気がつくと
幻影は去っている
残された静けさが
開放感と
自分であることの証しの取引が済んだことを
物語っている



 不思議なもので
 心の中から自由がきたとき
 彼は門の鍵 ....
おばあちゃんが

この牛乳ヤバイ、と言ったら

その牛乳は本当にヤバイ

でもみんなが使うヤバイは

本当のほうではなくて

その逆のほうが多いような気がする


おばあちゃ ....
  投げつけた白球が
  君に届く前に
  風にほどけて
  宙に舞うリボンになる

  草むらに転がって
  土のにおいを嗅ぐ
  俺はここから生まれた


  ミツバチの羽音が ....
  

  のばした指先の向こうに
  サクランボが揺れている
 
  それを
  掴むことができる

  噛み 食んで
  味わうことができる


  幸せが揺れている

 ....
ちいさなちいさなわたしだけど
ここでわらっていることしかできないけど

あなたにあげたい
かけがえのないえがお
ほんのすこしのやさしさ

あげられるものなど
なにもないこと
わかって ....
雨編む朝は天邪鬼
いま忌む意味を遺書にして
嘘に倦んでは海に埋め
えにし選べず益を得ず
恩は怨へと惜しみなく

春は華やか白知の波乱
昼の日中に日照りの蛭か
古き深井戸腐の吹き溜ま ....
寝言聞いて欲しい   ひかえめな大きさの
  山の中腹に建つ小屋で
  ハリネズミと時を共にする
  ところどころに開いた隙間から
  緑色に澄んだ風がしのびこんでくる
  ひどく惨めな小屋
  私 ....
ちいさなころ
そだたなかった
相互理解のうえに
築かれる
友情という名の
つながりを
恋するあなたがいない場所でも
ひとりで
作っていけるように
なりたいと思う

足りない
足 ....
菜の花の咲く
野の道よ
橋の高みより
見る魚影


名の無き者の
乗る風よ
端の深みへと
身の射影


空気はたたずみ
見渡すかぎり
のっぺらぼう


勇気は ....
昔々の記憶辿りに いくつもの合格印を押された 自分自身に

振り返れば 優しい向かい風が顔を触る 
振り返れば 眩しい流れ星の中を泳ぐ

肯定の印の背骨をしゃんと伸ばす 見渡す見渡せない全て ....
二十六時の幻想協奏曲
メールの着信音はアフリカのサバンナ
飛行する
     (ここは何処でもない
      北極点から南十字星への瞬間移動)

       *

明日は三十四億年 ....
【 桜の散った街を往く 】

立ち止まるしかない 踏切では
たちどころに 遮断機がおりて
多くの人の思いが 通り過ぎる

伝えようとした言葉が
伝えられないときは
立ち止ま ....
たくさんのどきり

わたしの世界がくるり

ころりころりと転がっていき

すっかり忘れていくうちに

ここはどこだか見覚えのある馴染む感覚が

ぽたぽたと濾過していく仕組み

 ....
      歯磨きを
      玄関のドアを
      シャンプーを
      あなたを

      ためらいはいつだって此処に在る






 ....
明日が来る前に
思い出す人がいる
眠る前のひとときに
浮かぶ笑顔がある

届かなかった場所に
それだけで幸せになれる人がいる

僕の勇気や誇りが小さく萎むとき
いつも思いだす人がいる ....
あんぱんとカレーパン

明日の食ぱんを買って

パン屋さんを出ると

とっても可愛い白くてパンのような女の子が

こんにちわとあいさつしながら入って行った

毎日ふわふわの出来たて ....
{ルビ深閑=しんかん}とした井戸の底で 
今夜も私は、{ルビ蹲=うずくま}る。  

遥か頭上の丸い出口の雨空に 
嵐はごうごう、吹き荒れて 
木の葉がはらはら、鳴っている 

遥か ....
                130416




フェイスブックでもみんな書き込みをするようになりました
ネット解禁で【ジバン(地盤)、カンバン(看板)、カバン(鞄)】のフォントも工 ....
 
 
耳の奥の
遥か彼方から
青い空が
聞こえてきます
それが
歌でした

鳥は少しの記憶
むかしあったのに
触ろうとすると
水にも
よく溶けました

雲がぼんやりと
 ....
桜の散り枯れた花びらが道端を汚していた

街道はツツジの赤や白に埋められて

木々は煙りのような新緑を纏い始めていた


移りゆくいのちの景色よ

あなたは無常ではない

私がい ....
打電

僕は打電する

手紙を書くのはめんどうだから

ごめんね 僕は打電する


未来の僕へ 

君に手紙を書くのは結構めんどうくさいんだ



覚えているかい

 ....
零れ落ちる花弁を無碍に季節の風が運んでゆく

ちょっと絡めただけの指先が愛しくて

君の名前をそっと呼んで見る

僕は花盗人君の唇を奪うろくでなしさ

君にあずけたこころはいつか返して ....
青空の埋め立て地に粗大ゴミの山
私はクレーンを操作して
はさみでゴミをよりわけ
何かの電線に絡まりながら
つややかに光り生えている
赤いリンゴをもぎとり吊り上げる

そのリンゴは生きてい ....
  夜には涙を流し
  昼には歯を食いしばり
  そんな 見苦しい表情を
  想い出の中に焼き付けてきた

  大勢の自分達

  心の物置に積み上げた
  記憶のフィルムに踊りだ ....
流れている
あの冷たい鋭さも
巻き上げるすこし生ぬるい風に
変化という言葉の意味を知らされる

数多の言葉をもちながら
いちばん汚い形容詞を選んで
残る、取り残されたような感覚に
停滞 ....
私はあなたを愛さない



私はあなたを愛さない

あなたは雨土に包まれない
あなたを信じない

私の世界には眩いくらいの星空と
晴天朗らか山々がある

あなたの効 ....
ドローフォーで突く 失恋って
誰かと共有する必要が
あるのかな?

一人飲み
布団かぶって寝るので十分
明日は
誰もそんなことがあったなんて知らない

そんな顔で
リセットしたいね
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
噛みしめる- 梅昆布茶自由詩913-4-18
青春- 乾 加津 ...自由詩8*13-4-18
戦争反対- 吉岡ペペ ...自由詩413-4-18
グラウンドにて- まーつん自由詩8*13-4-18
サクランボ- まーつん自由詩813-4-18
「_散り逝く前に_」- 椎名自由詩213-4-18
戯言/口元のゆがみ- ただのみ ...自由詩21*13-4-17
寝言聞いて欲しい- 北大路京 ...自由詩513-4-17
ハリネズミ- 草野春心自由詩313-4-17
ちいさなわたしへ- はなもと ...自由詩3*13-4-17
名の無き者- シホ.N自由詩313-4-17
過去も未来もこの世もあの世も・・・・・・・・・・・- 朝焼彩茜 ...自由詩4*13-4-17
- 乱太郎自由詩13*13-4-17
【さくらの_ゆくえ__その二_桜陰編】_三篇- るるりら自由詩22*13-4-17
濾過装置- 灰泥軽茶自由詩6*13-4-17
もの想う- 石田とわ自由詩7*13-4-17
明日が来る前に- うみこ自由詩4*13-4-17
パン屋さんにて- 灰泥軽茶自由詩9*13-4-16
井戸の底にて_- 服部 剛自由詩6*13-4-16
成長を見守る春- あおば自由詩5*13-4-16
歌は- たもつ自由詩913-4-16
無常と常住- 吉岡ペペ ...自由詩513-4-15
打電する- 2012自由詩113-4-15
花盗人- 梅昆布茶自由詩813-4-15
リンゴもぎ- 灰泥軽茶自由詩3*13-4-15
空に浮かぶ棺- まーつん自由詩613-4-15
- AquArium自由詩113-4-15
私はあなたを愛さない- 田園自由詩3*13-4-15
ドローフォーで突く- 北大路京 ...自由詩4*13-4-15
リセット- 鵜飼千代 ...自由詩13*13-4-15

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