すべてのおすすめ
男はそれからかなしいくらいに震えて灯りをけした。
蝶々はどこで死ぬのだろう
鳥の眠りは浅いそうだ
凍りついたまばたきに春が来ないことはわかっていたが
それでも男はここにいたかった
愛を込めて野菜を育てる
すくすく育ち嬉しさが込み上げる

育ててみたい野菜がいっぱいある

水をあげながら
話しかける
色んな言葉が帰ってくる

感謝しながら頂く よく噛んで味わう
 ....
こんなことを昨日から考えている

診断の結果異常のないはずの子供が

なんらかの障害をもって生まれてきたら

なんらかのミスでそんなことが起こってしまったら

ぼくならどう思うだろう
 ....
次に接近するのは60才後半かな?
その次は90才近く?



そんなんで大丈夫?
って、
年季が入っているから
大丈夫なの。



衝突して
どちらかが消滅するま ....
にぎやかな群衆に気づいて
「好き」だの「可愛い」だの言っていて
その中心にいるひとがあんまり不憫だから
みんな帰ってあげなさいと言えば
皆さんいっせいに振り向いて
わたしたちはただ愛している ....
化粧を落としても
わたしは見えない
そこには
皺と染みの増えた顔があるだけ

わたしはまだ
様々なことに怯え
かたかたと震える
小さな小さな
わたしだというのに

化粧を落として ....
僕らの青春は
あの一瞬のなかに

まだその青さに
気付けていなかった
まだまだ春なんて
来ちゃいないと思ってた

きっと振り返ることでしか
見えないんだ、僕のキセツ
今の暦はなんだ ....
微熱があって
今朝はブラックのコーヒーが
舌でざらついた
飼い猫は冬になってからというもの
こたつを定位置にしている
決まった居場所というのは
誰しも安心するものだろうか

手の ....
「ある」

どこに?

「どこか」

世界に?

「ある。」



じゃあそれは実在する。

「なにが?」

それが

「それのなにが?」

なにかが

 ....
{引用=
冬がとどく
 

真夜中のようにしずかに
  誰にも 気づかれることの
  ないように


技師のつめたい指をして
  冬は、いつもきびしさで やってくる


翳ろ ....
  テナガザルが白い顔をひきつらせて けらけらと笑っているような
  摩訶不思議な雨が きょうは降っていた
  いたるところで石を打ち 草を濡らし 心をかなしくして



  きの ....
ひとはそれぞれの色を持つ
混ざるもの混ざらないもの

それぞれの色がキャンバスのうえで混じったり混ざらなかったり
様々な色調とタッチでそれぞれの場所を見つけて収まりひとつの風景をなす

そ ....
   透明な空に
   透明な鳥が
   飛んでいる

   草を蹴って
   跳ねる子供が
   捕まえようと
   手を伸ばす

   晴れた空は入口
   空想の世界への入口 ....
散り敷かれた落葉に半ば埋もれかけている公園のベンチが私に語る。
この人間の抜け殻のような落葉達のお陰で私は寒さをしのげるのだ、と。
お前はお前のその心を寒さから守ってくれるものを持っているか、と。 ....
時折 挫折します

嘘です

いつでも挫折しています

そのうち挫折があたりまえ

嗚呼 挫折こそわが人生わが歌

骨折も痛いが

挫折も痛いああ痛い

坐骨神経痛を略 ....
同行二人 つれづれの空
あたらしい道
いざ行かめやも

同行二人 耳許を
かけすが一羽すれちがう
同行二人 木漏れ日は
形を変えてまた消えて
同行二人 道端の
名もなき花に立ち止まる ....
ね、といって目を閉じた
静かにその翼を閉じるように
ね、あなたの見る夢のなかに
白い鳥、翼をひろげて飛んでいった
その羽ばたきがかすか、耳もとにくちづける


ね、あなたは今も孤独なのだ ....
iroirorz

ikinari
rock on

ishitsubute de
rock on

ring ring
zing zing

kaneganar in my h ....
スープ付きの秋はとうに横切って 手にしたスプーンの冷たさに思わず手を離してしまった


ありふれた夏、紺色に吐き出された雲のなかでバスに押し込まれた午前七時 見上げる彼女の表情は水色 ....
かすかな風は髪とタオルを揺らしただけだった
裸のまま 心のままで
僕は霧深き海を見下ろして立つ
天気は病みあがり
光が降って
かろうじて息を
吹きかえす


空気は冬じたく
影が伸びて
ひそやかに息を
吐いて吸う


世界の境が裂けるとき
時は遠く
ときはなた ....
表情の少ない
甥と姪が泣いている
眼を腫らしてはにかんでいる

泣くことなど想像もつかなかった
山男の義兄が
もう少し生きて欲しかったと泣いている

葬儀の場は
涙の大きなプールで
 ....
雨は雪になり2週間降り続けた
そこから先は灰だった

手のひらで溶けることのない
真っ白な灰は
強く握っても固まらなかった

光をほとんど通さない厚い雲
沈んでいく石の群れ

影が ....
懐かしむ 振り返る過去が増えてくる
決してしがみつくものはなく 黄昏は生まれながらにもっている

私の夕刻の風

四季の問わない八方へ広がる 無菌空間の感情
誰にも晒されない 寂しさをずら ....
もう
たぶん来ないと思うんだ
あれほど

不安だった喪失も
なんだか
親友めいていて

あなたがいない

けれど
私は生きていて
おはよう、って挨拶をして
手にしたカバン
 ....
私のなかにある悪は
時おり人に石を投げつける
それはどんな惨さか
それはいったいなんの憎悪か
私のなかの悪は
時おり両手に盗みをそそのかす
それはどんな貧しさか
それはいったいなんの ....
時を経て散り行く枯れ葉

地に落ちろうとする姿は

その間際まで心奪う様に

我を忘れる程の美しさを

見せ付けては舞い落ちる

少しの風にひらひら落ち

強い風にも優雅に落ち ....
放射冷却の始まらないうちに

まだ暗いうちに出発しようか

太陽ののぼるまえ暖かいから

澄み沈んだ空気きれいだから


高速を西に走る

お月様が山の端だ

ビルのあいだだ ....
あなたを指した指に
刺されたあなたの
痛みが刺さり

腕を駆け
胸に針刺し
脳にとどまり
誰もいない真夜中に追い込まれている
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
物語B- はるな自由詩413-11-23
家庭菜園- 夏川ゆう自由詩413-11-23
ぼくなら- 吉岡ペペ ...自由詩1113-11-23
彗星- 鵜飼千代 ...自由詩17*13-11-23
※愛ではありません- ユッカ自由詩313-11-23
仮面- 小原あき自由詩9*13-11-22
springtime_of_life- なきり自由詩313-11-22
笹舟の行方- かんな自由詩5*13-11-22
ある- 佐藤伊織自由詩113-11-22
冬情- 月乃助自由詩8*13-11-21
古くからの漁法を使って- 草野春心自由詩413-11-21
colors- 梅昆布茶自由詩1213-11-21
霊感の鳥- まーつん自由詩9*13-11-21
冬に立つ- ヒヤシン ...自由詩9*13-11-21
挫折の人- ただのみ ...自由詩23*13-11-20
山道を行く- 伊織自由詩8*13-11-20
白い鳥、飛んでいった- 石瀬琳々自由詩12*13-11-20
iroirorz- 2012自由詩113-11-19
ベビーベッド- ayano自由詩313-11-19
露天風呂- Neutral自由詩313-11-19
十一月- シホ.N自由詩4*13-11-19
葬式- ……とあ ...自由詩22*13-11-19
lid- mizunomadoka自由詩313-11-19
懐かしむ風- 朝焼彩茜 ...自由詩11*13-11-19
バジル- umineko自由詩12*13-11-19
- 月形半分 ...自由詩413-11-19
落葉・・・- tamami自由詩913-11-18
まんまるお月様- 吉岡ペペ ...自由詩513-11-18
人差し指- イナエ自由詩9*13-11-18
誰もいない真夜中に追い込まれている- 北大路京 ...自由詩313-11-18

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492