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朝の光を見る高台に
虹色の涙を流す
羽が生えても
君みたいに
うまく飛べないみたいだ

君が教えてくれた
おまじないを唱えて
靴のつま先をトントン
星が流れ落ちる

人の ....
喚き立てる音を無視して
救急車が行く

ああ、あの車に乗りたい
ああ、同じようになりたい

私とあなたの同じ生活は
破綻した

同じようになりたい
あなたと同じようになりたい

 ....
誰かのことなんて
話したくない。

例えば、

好きな本。
好きな映画。

好きな音楽。
好きな景色。

そんな話をしたい。


間に、優しい時間が流れている。
 ....
「それは、違う。」と

言いかけた・・・・。

「それは、違う。」と

遮った・・・・。

「それは、違う。」と

平手打ちをした・・・・。

「めんどうくさい。」と言われたら ....
花は好きです

酸っぱくてもレモンは好きだ

固くても林檎は好きだ

果物は感じがいいから好きだ

花を食べるあの果物の香りが好きなのです

だから果物の香らない人は嫌いだ
 ....
真冬のリビングに
玉葱の皮がひらり
落ちている。
昨夜、
母親が手探りで
カレーかポトフーを
つくろうとしたときに
すり抜けたのだろう。



浴室で、
 ....
こどものころの道

それはまだ土を固めたようなのが多かった

そんな道がまだ残っていただけなのかも知れない

そんな道にあった水たまりが映していた空はきれいだった

青くて水色で白くて ....
溺れている
心しおれている

腐れ落ちた視界
遊びのなくなった頭の中
キシキシの頭の中

窓に見る古びた老人の顔
私の鏡に不健康な女の顔

吐き捨てられたつぶやき
昔の人 しな ....
うなずいてはみたもののぬるい秋桜ぬるい秋桜 気をつけてねって云われて火をつけてしまったぼくらはどんな色も内包することができない孤独な白であるところのたてしまという島へ行ったらしまうまになってしまった ぼくたちはうまくいっていた。春のにおいするような冬の休日のあったかい午後には中庭のハンモックにゆられ、ひなたぼっこしたり、ウクレレで大橋トリオの歌をうたったり、しゃかしゃかふった缶ビールの泡をかけあっ .... 七月のある日 兄は ぼくを呼んだ
風通しの良い部屋に一人伏せていた兄は
「今度は帰れないかも知れない」という
「弱気なことを…」
ぼくはそう言ったきり次の言葉が出ない

幼少時父も母も病で ....
ほんとうに神様は
誰かだけに罰を与えたり
誰かだけに祝福を授けたりするのかな

真っさらな清い心の流れにしか住めないのかな

真っ黒に濁ったヘドロの川を
諦めないで掃除している

も ....
翻弄されたくないのです。

嵐の夜に
波に飲み込まれた流木は
人の様相を呈していました
唯一の導きである昴さえ
雲に隠れて
あの日花の種は暗く
水底に沈み込み
死んだのでした
溺れ ....
いつの間にか
胸の辺りの歯車が
狂ってしまって
ドキドキが止まらないです

大きくなった歯車は
大きな鼓動を生んで
私の身体を固くする

顔も赤くなって
恥ずかしくて
ま ....
前略、お元気ですか。こちらのバニーガールは二等辺三角形の集合体なので、商店街を歩いていると一枚、また一枚と欠片を拾うことがあります。小学生の頃にBB弾を集めて回ったことを思い出したりもします、透明なの .... 山を登り汗をかき
服を脱ぐ
上半身裸で
身体から湯気が出る

冷たい風が
木々を揺らし
光がまばたき
葉脈の枯れ葉が
ひらひらひんやりと
肌に沁みこみ
私は透き通る
葉脈のよう ....
遊び星
なんのための遊び星
空を飾る星々の
いらぬ光をもらってる

ゆらゆら軌道を変えてはまわる
空に模様を描いている
空に羽を描いている

空から落ちるたくさんの星屑
冬の蛹が、
春になると、
蝶になって夏に舞う。

心のなかは、
なにもなくなって
風が吹き抜ける。
それでも白いワンピースは
新たなる期待を孕む

生まれては ....
露天風呂に冬と押し込められている シロいのとクロいのをかっている

シロはなんもかんがえてないから
わたしもなんもかんがえずにすむ
ただかわいくてにこにこだく

クロはいつもいろいろかんがえている
わたしはクロのむねをさ ....
頭に計算機を詰め込んで
公園でチャンバラごっこをする
ヒーローたちは
世界を救うはずもなく
砂の城を蹴り崩した跡に
旗を突き立て
誇らしげに胸を張る

「ひとりはみんなの為に、みんなは ....
一面の雪の朝
私は
兄とかまくらを作る
田んぼ中の
雪を集めて

できました
私たちの秘密基地
しゃがんで入れば十分余裕
通学路からも
はっきり見える
不格好な雪の家

それ ....
ごはんできたよ と 声をかけても
テレビから離れられないでいる
夜の器に盛られた農場は テーブルの上で
少しずつ ふけていく


ブロッコリーの木に
間違えてよじ登った子豚は
降ろ ....
冬の小窓から
零れる ピアノの音

ファの音は寂しくて
シ♭の音はすれ違う

声を出すのはこんなに簡単なのに
気持ちを伝えるのは難しい

触れ合えば
なにか変われる
 ....
朝の五時半を少し回ったころでした
六畳の畳が漂流し始めたのです
思わず活けようとしていた椿を咥えましたの
そうしてうんと股を開いて立ち上がりました
初めてですこんな太ももの上まで晒しちゃって
 ....
時々思い出す
二段ベッドの下のうすい隙間に
うつ伏せになって潜りこんでいたこと

とても気持ちが落ち着きほっとする
目を細めると
奥の奥へその先があるような
私はぺらんぺらんになって
 ....
若者が過去を振り返るのは
夢を実現するため
老人が過去を振り返るのは
夢を楽しむため
でも 
若かった過去へは行けません

***

別れるまで一度も名を呼ばれなかったからっ ....
{引用=
二月の夜空から零れ落ちる
無数の星影が
か弱い肩に降り積もり
窒息してしまう前に
宙に投げ出された
誤解を掻き集めて
真実の結晶を作り上げたら
きみの冷えた心臓と取り替えて
 ....
ふしあわせは
雨のように降ってくる
不穏な空から予定通りに
稲妻をともなって突然に

傘も持たずに
ぼんやり歩いている時に限って
ふしあわせ予報ははずれて
私の思考と良心はずぶ濡れ ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
キラキラ- 瑞海自由詩4*15-2-3
天の道へ- 日々野い ...自由詩215-2-3
優しい時間- chiharu自由詩3*15-2-3
反抗。- 梓ゆい自由詩215-2-3
詩人の香り- アラガイ ...自由詩11*15-2-3
窓辺- あおい満 ...自由詩10*15-2-2
こどものころの道- 吉岡ペペ ...自由詩515-2-2
地上じゃ窒息死- 日々野い ...自由詩315-2-2
うなずいてはみたもののぬるい秋桜ぬるい秋桜- 北大路京 ...自由詩415-2-2
よこしまなきみとさかしまなぼく - 阿ト理恵自由詩8*15-2-2
バニーガールの二等辺三角形_ - 阿ト理恵自由詩4*15-2-2
寒い夏- イナエ自由詩22*15-2-2
神様- とよよん自由詩2*15-2-2
こわがり- 衣 ミコ自由詩6*15-2-2
はぐるま- 瑞海自由詩5*15-2-1
バニーガールの二等辺三角形/即興ゴルコンダ(仮)投稿.10- こうだた ...自由詩4*15-2-1
葉脈- 灰泥軽茶自由詩915-2-1
星屑遊星- 日々野い ...自由詩415-2-1
- あおい満 ...自由詩615-2-1
露天風呂に冬と押し込められている- 北大路京 ...自由詩615-2-1
愛玩- とよよん自由詩5*15-2-1
サンジュウシ- 衣 ミコ自由詩215-2-1
雪の家- umineko自由詩16*15-2-1
夜の器- あるみ自由詩11*15-2-1
連弾- 瑞海自由詩5*15-1-31
終ノユメ- ただのみ ...自由詩21*15-1-31
二段ベッドの下- 灰泥軽茶自由詩915-1-31
歳を取ったと気付かないあなたへ- イナエ自由詩9*15-1-31
しろい息- 衣 ミコ自由詩5*15-1-31
ふっ、しあわせ- nonya自由詩16*15-1-31

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