すべてのおすすめ
あなたはどこかで新年を
祝っているのかもしれないけれど
私はネコと遊んでます

あなたは誰かと一緒に
いるのかもしれないけれど
私はネコと遊んでます

すきな人のことを思いながら
お ....
  君は唇を震わせる
  火を点けたばかりの
  赤い輪郭をした石炭を
  心の何処かに抱えるように



  愛することは愛を傷つけ
  悲しむと悲しみは消えてしまう

 ....
透明化された
君のことばは
いつしか
あいに変わっていた
ふゆに舞い落ちる
結晶たちのように
少し儚く
確かにつよい

年の瀬に
告げられた
プロポーズは
大気に漂う冷気で ....
そこにあるのは悲しい沈黙

誰も触れない


君に話したものは希望

君にはわからない真実


僕たちは誤解という小さな罪を積み重ねてきたね

ジョン レノンを貫いた銃弾はいま ....
去年
義母が急逝した

晩年
持病で苦しんでいて
会えば
病気の苦しさばかりで
死にたいけど死ねないのよね、と言われると
そんなこと言わないでと
答えながら
鬱屈した気持ちになった ....
{引用=カンバンです

お花しまいますよ
いいんですか

いくら駅前の喫煙所が近いからって
こんな花屋に居座ることないじゃないですか

これ どうぞ
なんですか
花です
はあ
 ....
あなたは

僕の影を見つけてくれた



重なる痛みは



愛おしくて

切なくて

優しくて





この気持ちも

明日には

はぐれてしまうん ....
{画像=120101164750.jpg}


青春 / 矛盾する感情に流されるままに


青春って何だ

捨てられるものさ
だから忘れられるもの

もっともっともっと、感じてく ....
流れていく方向を見失って
濁り始めた水と空気

「仕方がない」のお題目の下で
済し崩しにされる許容限度

時間をかけて築き上げた壁を
やすやすとすり抜けて
目の前に現れる他人

 ....
  古い五線譜からきみは
  しゅるしゅると一本を抜き取り
  四角い枠を作ると
  そのなかに月面の色を塗った
  それは正しいことだ
  それは、正しいことだ
  ぼくたちの耳 ....
年の終わりの最後の日

赤褐色の大地に立ち
遠く約束された地に行くことを阻む
北の山の連峰をのぞむ
彼の地の地平線を目指していたはずだが
あまりにも遠方にあることに気づき
今立ち竦んでい ....
窓硝子から流れ込む 午後の陽光に
植木鉢の スパティフィラムが
静かに 溺れていく

凍えた足首を燃やす 電気ストーブ
郵便ポストに忘れられた 年賀状
西向きの食器棚から 背伸びして外を見 ....
紫色に染まった指では帰れない

道草をした通学道路 道沿いにある桑の実
よその家の前にある 小さな紫の甘い実
小学一年の私達は つぶつぶをぱくりと楽しんで
親にばれないように 反対側にある川 ....
 あけましておめでとうございます。   たま




 オロチ

箸は一本でいいと言う。
ふたりの子は箸を一本ずつ持った。
狐の権太はうどん屋に化けて
村の二本松の辻に店を出してい ....
君が走ると 僕は見とれる
魚の群れの様に 小麦畑を泳ぐ風を
小さな身体で押しのけて 少年は走る
そのせわしない息 涙にむせかえる ひたむきなまなざし

今朝 彼の犬が死んだ
一晩中 暖炉の ....
最初から
ジェットコースターに乗るつもりだった
受精卵のころからね

福笑いの人生
ちょっとおかしくても
笑い飛ばしてもいい
空から降ってくるものたちは
悲しみをたずさえてそっとやってくる

それはアリューシャン列島の凍った針葉樹を融かし
地に降り立つとそれぞれに色を変えて南下してくるのだ

柱時計をぼんと鳴らし ....
自転車の ペダルを漕ぐ
すると世界も 一緒に回りだす

夕暮れの街並みは
河川敷の 向こう側
なだらかに傾いた 地平線に震えて
ゆっくりと 夜に向かって 滑り落ちていく

泉を横目に  ....
色派にへとへと尻垂れお婆

老年病み易く岳父逝き難し
中年売り難く整理され易し

死んだならリバティー

オバサンいいツラの皮
オジサン千金のみ値

友あり遠方より「来る選挙は公明 ....
As Is 

Life is a long ride 
On an extreme slow rollercoaster 
Filled with screamings 
At every ....
おはじきは
簡単なゲームだ

まず大切なのは
その形である
はじいても
相手を傷つけない
丸い形が望ましい
それは
自らを傷つけないためでもある

次に大切なのは
はじきたい相 ....
僕の御学友のテシ坊は今は御家賃15000円で名古屋の市営住宅に住まわれておるそうな

彼はすでに学生時代から商社マンのオヤジの血を引いて実業家であった

西海岸で待っているスーザンとは友達だし ....
ー虹の輪も消えて
ただただ夢みるように「播摩」
自分だけは被災しないと願うばかり
仮にあたたかなお節料理もいらない
刻がたてば、人々のやさしさは哀しすぎるから
…と、こわばった頬で控 ....
師走、大手町に佇む

結論を先に述べれば
大手町は冬が似合う
春は似合わない背広を着た集団がおしゃべりをしながら行き来し
秋には忙しそうに眉間に皺を寄せた人々たちが行き交う
夏はいけない
 ....
日曜日、礼拝が終わるのを待って
告解室に入った

葬儀が始まっても心は動かなかった
早すぎる彼女の死を嘆く声

リズの母親

クリスマス休暇の、少しだけ思い切った旅行だった
ラスベガ ....
今ある自分になるための過去があった

そして今この瞬間も

未来の自分の為の時となる


過去は捨てる物じゃなくて

向き合う物なんだね


受け止められた時

その想いは ....
              111230



誰でもすぐ書けますと
エッセイ教室のお誘い電話が鳴り響く時に
夾竹桃の花弁がほろりと落ちて
足下に赤い輪郭を記す
ほろりと落ちる度 ....
仮面ライダーになりたかった

あのときぼくはまだ

仮面ライダーじゃなかったから

そのことばかり考えていた


三日月は満月になりたかった

ひとはみなしあわせになりたかった
 ....
蟹鍋の
シメは雑炊に限ります
独断ですが
鍋を預かる私の特権なので
異議は認められません

鍋の湯に
眼に見えないほどの
小さな粒子になって
溶け出した
蟹の
本当の味がします
 ....
もう光のないオヤジにも多少の楽しみはある

甘い哀しみを楽しむのですね

センチメントなオヤジはかなり気持ち悪いが

そっとしてあげてほしいのだなあ


イケメンはずるい

福山 ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
new_year's- mizunomadoka自由詩212-1-2
石炭- 草野春心自由詩612-1-2
りょう/プロポーズ- かんな自由詩8*12-1-2
愛の章- 梅昆布茶自由詩512-1-2
薄墨の絆- そらの珊 ...自由詩24*12-1-1
閉店した花屋- ayano自由詩412-1-1
俯く自画像- 自由詩11*12-1-1
青春_/_矛盾する感情に流されるままに- beebee自由詩19*12-1-1
re-born- nonya自由詩21*12-1-1
月面- 草野春心自由詩7*12-1-1
始まりの物語ー終わらない話- ……とあ ...自由詩14*12-1-1
スパティフィラム- まーつん自由詩12*12-1-1
無情- 砂木自由詩10*12-1-1
新春お年玉セット- たま自由詩23*12-1-1
君が走ると- まーつん自由詩6*12-1-1
ジェットコースターに乗って- マフラー ...自由詩4*12-1-1
風の章- 梅昆布茶自由詩1112-1-1
枝先- まーつん自由詩11*11-12-31
遠目の我が家- salco自由詩5*11-12-31
As_Is_- salco自由詩2*11-12-31
おはじき- そらの珊 ...自由詩10*11-12-31
ウエストコースト2012- 梅昆布茶自由詩211-12-31
苺大福- アラガイ ...自由詩6*11-12-31
大手町_一二月- ……とあ ...自由詩16*11-12-31
colorado_river- mizunomadoka自由詩211-12-30
過去への執着- 菜穂自由詩4*11-12-30
師走の包絡線- あおば自由詩8*11-12-30
こころの光- 吉岡ペペ ...自由詩711-12-30
ありがとう- そらの珊 ...自由詩7*11-12-30
不細工の復権- 梅昆布茶自由詩611-12-30

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