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大きな一呼吸

(ピーッ・ピーッ)と鳴る心拍数

閉じたままの瞳

左回りの一針が

小さな不安を呼び起こす。

(高い鼻・長いまつげ・尖ったあご)

顔立ちが美しいと

 ....
私はむずかしくないことをむずかしくなくいいたい
朝毎に届くはずのすべてが今朝は来なかった
、理由を得たので取扱説明書を紐解く
こんなに立派に手続きも踏んで
(かぞえてごらん
と そっと風から ....
家人の闇鍋は九時九分に始まって九度九分まで上がったところから一向に下がらないのでは九分九厘インフルエンザで間違いないのでしょうが念のため生姜をたっぷりすってよく暖まってくださいよく改まってくださいよく .... 車が少ない
道路は空っぽで静かだ
小さな音が聴こえる
風の音が鳥の声が
太陽の光が囁く声が
だけれど静かだ
しんとしている

信号は赤
ぴたりと止まると
野球のユニホームを着た
 ....
太陽の海を泳がせてやろうか   {ルビ雷=いかずち}が 遠くの空に
  かなしい光をふるわせた
  あなたの膝に置かれていた
  羊の彫刻は床に落ちた



  眠りに似た川の聲は
  月明かりとともに  ....
甘いものを食べていると、かなしかったことを忘れてしまう。こうやって何もかもを後回しにしているのはいけないことだ。甘いものを食べたら口をすすがなくてはいけないように、かなしいことがあったらきもちの片づけ .... 華々しく出航したはずの
船の羅針盤は
いつの間にか壊れて

勿体つけて差し出された
六つ折の海図は
ほとんどが嘘っぱちで

最初は威勢が良かった
スクリューには
得体の知れない ....
その男は 
幾つも電球を並べた灯りの下で
ぼくの胸を切り開き不機嫌な心臓を取り出した
心臓の中に豚を入れ調子よく動かそうというのだ
更に男は心臓のあった空洞を覗き込み
ぼくさえ知らない潜み物 ....
さっき買ったばかりの
ペチュニアの苗にあった
つぼみが
うらうらとした
ひなたの中で
もう咲きかけている

そうやって
ほどけ始めた
濃紫のはなびらは
見せかけより何倍も
ふくら ....
なぜうつむくの
笑いながら
一日ぶんのいとしさは胸へ仕舞われて
綴じるばかりで待っている

幸福のさなかで
なぜうつむくの
言葉にしなければわからないのに
言葉にしたら終わってしま ....
  夕立のなかを
  わたしたちはとおり過ぎる
  云うことがなくなって
  胸のなかをおよいでいた
  魚たちはさっきいなくなって
  あなたの透明な顔がかなしい
  あなたの息 ....
さくらの木が赤らんできている

もうほころんで咲きだすのだ

それが悔しかったりする

なぜかってさくらなんて

徒党を組んでいるから嫌いだ

春なんてはやく終わってしまえ

 ....
父が教えとして伝えた物事は
今すぐに理解出来なくても
成長するにつれて
解かる物ばかりです。

何かに困ったとき
どうしたらいいか迷ったとき

父の言葉を思い出して
父ならどうするか ....
敵対者には花束を送れ
上等のやつが良い
色も香りも惜しみなく
リボンもしっかり選ぶが良い
和解のため?
平和のため?
とんでもない

刃物は優美さに隠される
獣は息を潜めてじっと待つ ....
わたしはここにいる

私はそこにいる


遠くとも近い

存在意義を考えなくともいい

わたしは全身でそれを抱擁するから


虹色の鼓動を呼び起こせ

 ....
前田くんはピッチャーで
ぼくはキャッチャー
サインは
ストレートとカーブしかなかったけれど
あの小学校も中学校も
いまはもうない

前田くんはいつも
甘いパンの匂いがした
彼の家がパ ....
年々減少する
昔からある広い銭湯

近くには色んな
温泉施設が出来て
そちらに行く人が増えた

高い煙突がなくなっていく

父とよく銭湯に行った
自宅の風呂も好きだけど
銭湯も好 ....
父の声が、聞こえなくなった。

「もう、泣くのは止めなさい・・・・。」と

私を突き放したのだろう。

匂いの消えた、フリースマフラー。
折りたたんだ簡易ベット。
もうすぐ手放すファミ ....
ライオンがほえている
わたしは古いつめを捨てて
たてがみをなでてやる

わたしたちはもう
遠くへは行かれないのだ
望んではいないから

いつだったか
夜のふりをした朝が
あなた ....
日々の芝居に疲れた、夜は…
ちょい横道に逸れて
路地裏のBarの
ドアを潜り――仄暗い
カウンターに、腰かける

旅の途上のおいらだが
今まで越えた峠を、指折り数えりゃ
一つ・二つ・三 ....
私は犬の鼻が欲しい。自分の餌を求める
ままに進む、あの(黒い鼻)が――たと
え犬の鼻を持てなくとも、どうやら人の
第六感には、あの鼻がうっすら内蔵され
ているらしい――今日から私は自らの内
 ....
父の好きだった物を食べると
思い出す事が多すぎて
(もう二度と食べない。)と
自ら放棄した。

熱々のラーメン。
つやつや光る大皿の刺身。
カラフルなマーブルチョコレート。
一息ついで ....
 モシモシ オカアサン
 ワタシ・・・・
長い待っていたひと言
鬱々の闇は晴れる
営々と続いた生命の
未来に続く扉は開いて
愛の儀式に黄金の光が溢れ

 モシモシ カアサン
 オ ....
何処かに眠っている昨日
さとうきびから生成される明日

個人的に厳しい毎日
会社的に使いやすい存在

安定した自分という誤解
信頼できる友という希望

愛という夢想
性という分離
 ....
ぶあついガラスを歪ませる
そういう情熱があったなら
猫だって わんと鳴かせられるかしら
おもしろがって手を打って
ふらふらついてくる身体たち
やさしくしたからって
尊いわけじゃないのよ ....
目をとじて 耳をとじて 胸をとじて
そうして春は 過ぎていきます
わたしはいまも 冷えた足首に紐をして
ひらいていく花をうらめしく見つめながら
それでも忘れ続けることをやめないで
ちりち ....
あたしの悲しみは 彷徨った後
水仙の咲く堤の 老いた桜にたどり着く
蕾はまだ固いのに 水は
香りに混ざった 陽の光を揺らす 軽やかに


きらきらと 光の粒はころがって
橋を渡る老人 ....
泣き寝入りの眠剤二錠 キリ/サク
たぶんこれは掛け声。首をはねた後、刀を反して袈裟斬りにする。昔教えてもらった殺陣の。教えてくれた他校の先輩は女の子が好きなんだって、女ばかりの演劇部の、悪気のないうわさ話に、

ハナ ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
脈。- 梓ゆい自由詩215-3-30
砂に叫ぶ- もっぷ自由詩615-3-30
たんかのやみなべ/即興ゴルコンダ(仮)投稿.24- こうだた ...自由詩3*15-3-30
日曜日の朝- 灰泥軽茶自由詩315-3-29
太陽の海を泳がせてやろうか- 北大路京 ...自由詩215-3-29
- 草野春心自由詩415-3-29
フルーツサンド- ユッカ自由詩215-3-29
春の航海- nonya自由詩23*15-3-29
開胸手術- イナエ自由詩17*15-3-29
春告鳥- そらの珊 ...自由詩12*15-3-29
抱擁のてまえ- はるな自由詩515-3-28
夕立のなかを- 草野春心自由詩415-3-28
さくらの木- 吉岡ペペ ...自由詩215-3-28
父の教え。- 梓ゆい自由詩315-3-28
復讐の心得- ただのみ ...自由詩18*15-3-28
閃光少女- 中村 青自由詩115-3-28
サインは、さよならとまたね- yo-yo自由詩3*15-3-28
銭湯- 夏川ゆう自由詩215-3-28
形跡。- 梓ゆい自由詩215-3-28
ライオン- はるな自由詩515-3-27
おいらに乾杯- 服部 剛自由詩315-3-27
黒い鼻- 服部 剛自由詩315-3-27
chikara。- 梓ゆい自由詩315-3-27
親の愛が金になるとき- イナエ自由詩5*15-3-27
和解- 梅昆布茶自由詩1015-3-27
いれもの- はるな自由詩315-3-26
そうして春は- はるな自由詩115-3-26
早春に- 藤原絵理 ...自由詩815-3-26
泣き寝入りの眠剤二錠- 北大路京 ...自由詩215-3-26
キリ/サク/即興ゴルコンダ(仮)投稿.23- こうだた ...自由詩3*15-3-26

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