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こんもりと雪に覆われた朝
夢中でついばむすずめたちは
埋もれることもなく
枯草を折ることもない
だがまんまるの愛らしさは鋭い冷気への対抗
食糧不足は天敵も同じ
生きることは戦い
いの ....

言葉を追いかける
僕は椅子に腰かけ 瞑目して
その思いは 頭の中で 駆け足をしている
言葉は闇に走る 七色の光の筋
僕に誘いかけてくる さあ 捕まえてみなさい と

そんなことは し ....
  卵の殻に
  ネオンの光は
  必要ない
   ゾンビが枯れ枝を振っている
    世界は、
    雨降りの日の
    アスファルトのことです。
    女の
     ....
薔薇を一本へし折って
哀しい頬を 拭おうと
そっと触れたら其の刹那
赤い液体 流れたの

アナタ わたしを 眺めては
何て卑怯な人なのと
攻める口調で 喚きたて
私は 棘で 茨を作る
 ....
遙かぶりだった信濃路
そこはペダルが都会よりも
緩やかに漕げる

遠慮してくれる
夏の日差しが
あなたの気配りよりも優しかった

裏庭の沼に急ぐ鴨の親子は
人間との僅かながらの境界 ....
クリスマスが三連休なんて、
いつもひとりだったぼくには、
どうでもよいカレンダーだったはずが、
今年は、
彼女が買ってくれたコートを着て、
どこかのイルミネーションを見にゆこう、
なんてこ ....
私の声を無視するな
お前は背中で語る男にはなれない
お前の心の叫びが
私には聞こえないから

わかってほしいのなら
心の中身を
わかりにくくするな
わかってほしくないのなら
私の前で ....
墨染めの空を映して
ガラス、ガラスの群れ
強い光の訪れを
救済に灼かれる日を
待つ

立体交差の雑踏
四方向に
連れ立つことなく
分かたれることもなく
人々は歩い ....
{画像= 111225210311.jpg }
あたいたちの
時間は
人間なんかのそれより
短い
というより、速い
命短し恋せよ乙女なんて
悠長に歌なぞうたってたら
あっというまに
 ....
  ねえ、見て
  直方体が焼けているわ



  彼女は楽しそうにそう言い
  赤々と輝くオフィス・ビルを
  親指と小指に挟み
  水槽に
  落とす



   ....
やっぱり、藁編みの入れ物で正解でした。

ええ、これならまだ空きにも余裕がありますし
それより何より、軽くて助かります。

同感です。
今日は陽気が良すぎるくらいでしょう。
だから、喉が ....
白い粉雪が下りてきて
語りかける君からの言づけ
星の数より多くて
願い星が一瞬瞬いたのさえ
逃してしまった

君はいつも大事な事を
僕には伝えない
笑ってごまかして
掌の温もりだ ....
{画像=111225214607.jpg}
淡雪に似ている
さよならのカタチ
静かに
ただ降るだけで
積もらない
積もらせてみたってしょうがない
そんな淡雪

忘れなよ

吹雪 ....
さあ、
詩を書こうと思ってひねり出す言葉と
太陽を浴びて
じわりと体温があがり
沸騰はしなけれど
静かに蒸発してくものを
理科室にあるような
ガラスで出来た清潔なフラスコに
再度集めて ....
もういいよ
うそをつくんだ
からだも
なかみも
わたしにうそをついて
でかけていく
あきらめきっても
しがみつくんだ
疲れた
クリスマス・イヴでおもいだすのは
てんちゃん

むかしの彼女
会ったことないけど
クリスマス・イヴに
死んだってゆうから
自殺で

去年
好きだったバンドのボーカルが
死ん ....
一歩近づくと
きみは眠ったまま
本の中

そんなに星ばかりみてたら
雪みたいに溶けちゃうよ、と
さみしい私がささやく

冬のカーテンにくるまって
目を閉じたきみ

プレゼント ....
ぼくが残したものは決断の残骸か

それともそれはしばらく輝くものなのか


決断出来ない大人たちが増えている

そう一行書いて自分もそうなのかと考えている

オリオン座

なにを ....
  あなたの腿に
  手を置く



  その
  柔らかさの奥に
  生きていることの
  鋭いさびしさがひしめいていて



  ぼくの心に
  さっと
  一 ....
{画像=111223231202.jpg}


第一章 夢に見る夢の覚め方 / 目覚める夢


目覚める夢を見たことありますか?

ふぅっと首を上げて気が付くと
目を開ければ車窓の外 ....
船はゆく

船はゆく

港にさよなら

船はゆく

こんな歌が歌い継がれていた

人はゆく

人はゆく

何にさよなら

人はゆく


青がきつい冬の空

メ ....
一体どうしてしまったと言うのだ

ぼくはきっと正直に生きすぎ

疲れきったたましい入りの

肉のかたまりだったのだろう

客席はすでに埋まりはじめていた



観客は老夫婦から ....
冬至に至るのだなあ
ゆずだ かぼちゃだ 

忍耐を希望へ切り替える

あとは冬を乗り切るのみだ
小さな種を埋めておくこと
冬至の後は
明るさが増すのみだから

きのうまでとは大違い ....
  九月の市民球場を
  木枯らしがさらってゆく
  土埃を巻き込んで
  ピッチャーのいないマウンドと
  帰る者のないホームベース
  永遠のような
  0対0
  僕は欠け ....
                   111222




江戸城外堀を3ヶ月で掘ったエネルギーの蓄積が現在の日本にも潜んでいるのだと解説者は力説するが、大東京と大逢坂が鉢合わせする摩擦熱 ....
生物学的にあなたが
好きだ

指でしっかりとなぞって
あたしのスケッチブックに
デッサンしたい

異性として
あなたが好きだ

相性が合うのか
確かめてみたい

手を絡め
 ....
愛憎ちゃうから

愛だけやから

裏表ちゃうから

表だけやから

ほんまやからな


冬至の朝の日の出を待つ

なんでこんなに暗いのだ

幾時間かが経ちまして

冬 ....
特別切れなくてもいいんです
まあまあ切れればいいんです
私にとっての
刃物なんてそんなもんです
特別上等でなくてもいいんです
そこそこ切れればいいんです
それで
用は足りるのですから
 ....
月の見えない

そんな夜


いろんな気持ちがあり過ぎて

ひとのキズつく

夜がある

ひとりぼっちの

音のなか

いろんな気持ちがあり過ぎて


月の見えない ....
この不快感を忘れない

きみのことは忘れても

この不快感は忘れない


どうされたら傷つくのかを

教えられたことは忘れない

つめたい命とは関わらない

そう誓ったことは ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
MISSION- ただのみ ...自由詩32*11-12-25
なないろの言葉- まーつん自由詩15*11-12-25
卵の殻にネオンの光は必要ない- 草野春心自由詩211-12-25
赤き液体- 藤鈴呼自由詩2*11-12-25
ゆるやかだった夏- subaru★自由詩15*11-12-25
ひとりじゃないクリスマス- はだいろ自由詩511-12-25
馬鹿やろうふたり- マフラー ...自由詩3*11-12-25
ベクトルと結晶体- 橘あまね自由詩1411-12-25
猫時間- そらの珊 ...自由詩9*11-12-25
火事- 草野春心自由詩5+*11-12-24
容器に誘われて- yuugao自由詩1*11-12-24
イブ- 乱太郎自由詩12*11-12-24
さよならのカタチ- そらの珊 ...自由詩8*11-12-24
一枚の布のように- そらの珊 ...自由詩9*11-12-24
- はるな自由詩311-12-24
イブ- はるな自由詩711-12-24
クリスマス- mizunomadoka自由詩511-12-24
大人たちの哀歌- 吉岡ペペ ...自由詩511-12-23
- 草野春心自由詩9*11-12-23
お伽話_/_夢のまた夢- beebee自由詩17*11-12-23
メリークリスマス- 吉岡ペペ ...自由詩511-12-23
ある映画祭- 吉岡ペペ ...自由詩711-12-23
大好きな冬至の日,讃歌- 木原東子自由詩23*11-12-23
野球場- 草野春心自由詩811-12-22
スマホ(お利口な多機能型携帯電話機?)が犬橇を曳いてゆくね- あおば自由詩6*11-12-22
生物学的に- 森の猫自由詩12*11-12-22
愛憎ちゃうから- 吉岡ペペ ...自由詩311-12-22
刃物- そらの珊 ...自由詩9*11-12-22
月のなぐさめ- 吉岡ペペ ...自由詩511-12-22
忘れない- 吉岡ペペ ...自由詩611-12-22

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