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あなたのみらいのために祈らせてください

そう語りかける女の瞳は
目の前の現実であるわたくしではなく
どこか遠い国を見ているようでした

ミライは
いつの間にか
ミイラにすり変わってい ....
どこでもドアでお遍路巡り 髪は黒
まともな格好をまとい
カモフラージュされた自分
ああ、一般人のよう
この学校に生えてる木も
歩いている大半の人々の
名前も知らないまま卒業しちゃう人たちに混ざって

キンキンの ....
群れからはずれた ひつじがいっぴき
光に打たれて たっている
かなしいでも
誇らしいでもなく
ひつじがひとり たっている
まるく くらい 影をおとして
ひかりがひつじを 打っている
 ....
遠い昔のことよりは
今の家族を思うとき
苛立ち不満を見るよりは
今の楽しさを感じて生きる。
不自由な君の手をさすり
冷たい君の手をさすり
世間話につい昔
未来の話は嘘になる。
今の楽し ....
広島市内は川が多い
元安川をゆっくり走る遊覧船

見慣れた景色でも
川から遊覧船に乗り見る景色は
何もかもが新鮮に目に飛び込んでくる

穏やかな風を浴びて
見上げるように街を見つめて
 ....
毎晩この時間になると
小さな星のうかぶ
銀河を注ぐ奴がいる
注がれる女は
眠りのなかで
星の声を聴いている

星の声は
色をかえ
姿をかえて
女の胃袋に吸い込まれてゆく

毎晩 ....
三種のサラダが詰まった徳用パックのフタを
開け左手に持ったあまおう苺ジャムが挟まる
シフォンケーキサンドを齧ると同時に右手は
牛乳をたっぷり注いだコーヒーのカップ握り
しめているのに目線ならば ....
はじけてる星屑を盗んできてよ。こんぺいとうじゃだまされない。みんなしてるみんなって、どこのみんななのか氏名住所を挙げてみなさい。わたしのわたしで描くわたしきり、とけないマシュマロを食べたら、冬 .... いつかは捨てなければならないものたち
おもいではすでにどの街にも
棲みついてはいないのだろう
もう昔々あるところにはだれもいない

ものの変化を過去というならば
いいかげんな記憶のなかから ....
お母さんは学生時代の友達の家に遊びにいくと必ず寝込んでしまった。
それはいつも二、三週間続いた。
そうなると私が弟の面倒をみて夕飯や朝ごはんを作るのだった。
私がそれを受け入れればお父さんとその ....
星の出す答えを
ノートに書き写す
生徒たちは
みな遠くの空を見上げ
道に躓いては
ばつが悪そうに笑う

天体模型を並べ
地球と金星の自転の
逆さまに引かれ合う
それを恋物語と読 ....
積もる雪が暫しの暇を
流れる雨が暫しの癒しを
与えてくれている間に
答えを探して
這いまわる
けものの
みち、

愛を験す事はしてはけないと
高尚な教えに諭されて見えなくなってい ....
床に置かれた柱時計を

笑っておられるのですね


もっともなお話でございます


天板の埃がくすぐるのでしょう

お心のイタイトコロヲ


少しも異論はありません ....
眼を
口を
戸を
窓を
蓋を
缶を
鍵を
扉を
店を
シャッターを
開けまして

部屋が
体が
スケジュールが
空きまして

仕事に
テレビに
恋に
ゲームに
 ....
      折り紙を折るその指先は
      あどけなく、いつも湿っている
      クレヨンを持つその指先は
      つよさを隠しもっている   
      あした晴れたなら手をつ ....
 雪 ひとひら 舞い落ちる
 静かな 夜に
 雪 ひとひら 舞い落ちる
 涙にも 似て

 雪 さらさらと 風に舞う
 冷たい 夜に
 雪 さらさらと 風に舞う
 血液にも 似て
 ....
暖かい日差しの中
手を繋いで歩く男と女が
2人は春の恋人

花火を見て団扇を扇ぎながら
手を繋いでいる男と女が
2人は夏の恋人

肌寒い風に吹かれ切ない顔をしながら
手を繋ぐ男と女が ....
鼻擽るように
私に触れて
また見えなくなってくの
照れ屋な貴方は

口の中で溶けてく
スイーツのように
甘くてほろ苦い
少し大人な貴方は

まるで子供のように
待ち遠しくて
疲 ....
雪の降る日に、{ルビ姉=あね}さんは
半年前の忘れ物を取りに来はった。

今朝、思い出しましてなぁ。

そういって、姉さんは
その日傘を抱えて帰りはった。
なんで、こんな日に思い出したん ....
キミが放っておくから
ボクはすっかり錆びちまって
ダッシュボードの上は
白い埃が積もってるけど
ベイべー、雪合戦するほどじゃない
底意地の悪い奴は
どこの世界にもいるのさ
ヤワな雪玉に見 ....
その岸辺へとおりてゆくがいい
そこには優美な灰色の小舟と
一人の天使とが待つだろう

天使に導かれるまま
小舟に乗るがいい
舟底の{ルビ褥=しとね}に横たわるがいい
天使の接吻が
双つ ....
それは

吸って吐くこと

味わい満たすこと

見て広げ

聞いて残し

記録すること

それは

比べること

競うこと

誰かを 傷つけ

誰かに手を差 ....
どうして自分を傷つけるのか
そんな必要はないんだ

月を殴れ
月へ手を伸ばせ

傷つけ血を流さなくても
流れているんだ
動脈静脈を流れているんだ

酸素を多く含んだ血液が動脈を流れ ....
ホールのショートケーキ
イチゴ全部食べたい

学校の週末課題
破って 折って 紙飛行機にしたい

好きな歌手のコンサート
私のために開いてほしい

たった一つのことを
たっ ....
どっちでもいいさ――右に転ぼうと、左に転
ぼうと、あの娘にフラれようと、はたまた結
ばれようと――全ては運命の掌がふったサイ
コロの数に過ぎないのだから

右にゃあ右の風が吹き…左にゃあ左の ....
歩き続けた 探し続けた
自分が今どこにいるのかも知らず
歩き続けた
歩く足がないことに気付かず
探し続けた
探す手がないことに気付かず
歩き続けた
歩く体がないことに気付かず
探し続け ....
アルモノヲナイモノノヨウニ
ナイモノヲアルモノノヨウニ
カタルモノニカタラセズ
カタラナイモノニカタラセヨ

時の澱み
虚無の沼地
透明な不発弾

スイカばかり食べていた記憶の夏
 ....
あ つい なあ
ここは
外は雪でも降りそうなのに

あなたはへばりつくシャツを脱ぎ捨てた
のどが渇く 
錆びれた自販機

どいつもこいつも
熱くて べとべとで
なんて夢の塊
     薄暗い台所で
     小さなボールを抱え
     温めた牛乳を昔ながらの泡立て器で
     けんめいに泡立てる
     しゅんしゅんしゅんと薬缶が
     今にも ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14694)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
巴里、骸骨寺で- そらの珊 ...自由詩17+*15-1-17
どこでもドアでお遍路巡り- 北大路京 ...自由詩1115-1-17
真円に混じる楕円- 這 いず ...自由詩115-1-17
群れからはずれた羊が一匹- はるな自由詩1115-1-17
生活の隙間- ……とあ ...自由詩20*15-1-17
川から見る景色- 夏川ゆう自由詩215-1-17
星を注ぐ- 草野大悟 ...自由詩12*15-1-16
せわしなく掻き出す前足が穴をどんどん深くしていく/即興ゴルコ ...- こうだた ...自由詩3*15-1-16
冬、はじめました。 - 阿ト理恵自由詩18*15-1-16
あしたの風- 梅昆布茶自由詩1815-1-16
帰り道- 吉岡ペペ ...自由詩1415-1-16
mythos- 衣 ミコ自由詩6*15-1-16
けものみち- 衣 ミコ自由詩5*15-1-16
のぞきあな- 芦沢 恵自由詩18*15-1-16
あけまして- Lucy自由詩13*15-1-15
ふしぎがいっぱい- 石田とわ自由詩14*15-1-15
雪ひとひら- ヒヤシン ...自由詩16*15-1-15
恋人- リィ自由詩3*15-1-15
tea_time- ムウ自由詩115-1-15
冬日傘- たま自由詩18*15-1-15
コール_アンド_レスポンス- そらの珊 ...自由詩21*15-1-15
眠りの天使- 塔野夏子自由詩7+*15-1-15
live- ムウ自由詩115-1-15
月を殴れ- 北大路京 ...自由詩415-1-15
わがまま- 瑞海自由詩5*15-1-14
鳥の唄- 服部 剛自由詩515-1-14
自分探し- リィ自由詩1*15-1-14
僕は妊娠する- ただのみ ...自由詩20*15-1-14
スタジオ- 中原純乃自由詩1*15-1-14
茜の記憶- 石田とわ自由詩11*15-1-14

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