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〜はるか遠くの 幼く可愛らしいお姉さんのお話〜

「これでおしまい」


触れず隠す それはまさに 「浅く深追いの指」
ぬめり 殻住みの歩み 「静かに音も立てず」
進んだ道の通りに 振り ....
遠近感を失くした心に
圧し掛かるコンクリート色の空
それは浮力を相殺し
ひと気のない公園の片隅に
鳩のよう
視線は堕ちて行く

否定も肯定もしない
午後の息苦しさは
酸欠した金魚のよ ....
              130514



昭和へのミニトリップに使うんだから
お客様を乗せられる
程度の良い
小型のオート三輪を調達して下さい
 ....
私は私を{ルビ晒=さら}すように 
自らを日向に、置いてみる。 

天の願いは地へ下り  
自ずと夢は実るような気がしてくる 
もしその道を歩んだらと  
目を瞑り、{ルビ想像=イメージ}してみる 

そこに光が射すなら―― 
すでに・今 
道は始まっている 






 
そうして静かに笑っている
打ち寄せる波が
無数の誰のものでもない顔の寄せ集めだと
気づく


波に囲まれてフワフワと飛沫と共に
浮かび上がる髪の隙間に
微細な空気の雨滴


笑っ ....
わたし、食うわ、と言い放ったくせに
背をまるめて小さな口で啄むように食べる女が好きだった
(なぜ、わたしたちはおもいだす)
この身体がトルコ石でないと知るころには
トロイ・メライは終わっていた ....
 
うっかりしたり
どうかしていたり
つい他のことで
頭いっぱいになってたり
なんか体調でイラッとしたりして
間違ったことを言ってしまうことなんて
自分いくらでもあるんだから
他人の
 ....
私は この山の なだらかな稜線

空と山を隔てる稜線

そのエッジに 打ちのめされ

この山について 何も

書くことが できないのです

いずれ 書ける朝が来るか

それさえ ....
毛が抜ける抜ける

ぼくちんが歩いた道には毛っ毛が落ちてる 落ちてる
よたよた歩いたフローリングは掃除機かけリング

毛が抜ける抜ける
毛っ毛が温度調整し始める

ぼくちんの体をブラッ ....
 田んぼ


乾いた田んぼに水が入って
追いつけないままに去っていった
春の詩をようやく諦める

花菖蒲は元気に咲いている
紫陽花もゆっくり色づいてゆく
発芽した朝顔は満員電車みたい ....
唯物論と観念論


1物質と精神


身体が源か精神が源か
身体は物質で
精神がなければ動かない
精神から身体を産み出そうという考えを持つこともできる
理性として欲望を操れたとして ....
              130514


すっぽんの手下となってからは
なりふり構わず
化粧もしたことがない
眉を剃ることも
描くこともなく
石鹸で顔を洗わず
水で洗うから
生 ....
違う私になりたいなんて
思ったことは一度もない

違う私になってしまえば
たとえば
眼もくらむほどの美貌とか
今より
たぶん7センチ
すらりとのびた背筋とか

だけど
あなたに出 ....
…ジム 。 …「きみはまだサルの野生に拘り続ける気かい」?
「人類がもっとも人類らしく人種交配の統一に成功したのはそれら感覚器官を変化させる目的のためだろう」?
「一体そのために我々の祖先 ....
微笑みを浮かべてあなたに舟をあげましょう
この手で捏ねた泥舟に夢を乗せて行く人よ

哀しみも憎しみもあなたには必要がないのでしょう

それならどうか私に見せてください
愛しさと幸せの中で泳 ....
漆黒の大サングラスをも
目深のニットキャスケットで隠し
うつむき加減の奇異なキープで
ポストに封書を投函したあなた
その後も投入口に屈み込み
二重フラップに引っかかっていないか
きちんと下 ....
 雨の上がった草生い茂る河原にて

 あなたが見る ひかり

 カッコーが しきりに くちばしを伸ばし

 ぼくたちは 丸まった背中を伸ばし ひさしぶり

 追いつ 描いて みた  ....
「忘れた」って口にした
 昨日も
  一昨日も
    二年前も

それなのに
また
揺り戻されている



     酔ったみたい
   頭割れちゃいそう
 いつか 止まる ....
女子って面倒くさい
制服を持たない女子は尚更
電車の中吊りが
新聞広告が
5日で一巡のローテーションすら許してくれない


女子って面倒くさい
恋をした女子は尚更
言われなくてもコロ ....
白と黒


#FFFFFFと#000000
無と有
賛成と反対
無罪と有罪


健康と病
むしばむ
黒い死の影と闘いながら
明ける日をのぞんでいる


欲望は
白にも黒 ....
 挫けそうになる夜に
 
 歯軋りの音をぎりぎりさせて はいはい はい

 世の中  はいはい
 
 母の言うとおり 手前に都合のいいように出来てない はいはい はい

 腹は減っても ....
一週間まえのこの午後を想う

気がくるいそうになって辺りを見回す

きらめいているゆれている

あの光あの風

泣きそうになる

胸の空洞がぼんやり

ほんとは死んでしまうくら ....
とってもうるさい上の階

上の階には上が無い

上が無いからわからない

・・・わけじゃなかった

知っていた

特にうるさいお休み日

幼子ふたりとその父と

ドッジボー ....
大きな交差点

大きな歩道橋

スロープを自転車でカタカタカタと登り

ごぉおおと息を吐き出していっきにくだっていく

地に足がつかない浮いた感じ

幼い頃の他愛のない浮いた夢が叶 ....
捨て惜しみしない程度の見栄があるから
いま泣いているとは言わない
カタチばかりの悔しさがあるから
いまを明かしたくない

きょうがあった
さてここで蹴りを一つ入れる
あしたものこのことや ....
夕食時って、なんて読む?
――ゆうぐれどき、
に伏せた目線を追われてしまうのは、
この睫毛が人工衛星で、軌道に乗っかるクドリャフカ(わたしたち)が、
ゆるやかに沈(し)んでいくことを知らないせ ....
いつか天を
指差して
立ち上がれる日を
待っている

この世のうねりに
波乗り遊び
飲み込まれることの
ないように

持てるものは
何もないけど
この身ひとつで
体当 ....
たまに歩けばにょろにょろと這い出し止まれば肩をめがけて落ちてくる毛虫
驚くのは勝手だよと百足が道を遮れば、ここぞとばかりに網を張る蜘蛛の糸
気分がいい日には何故か嫌な奴にもよく会うものだ ....
ないだけ金髪の見透けた青に濡れる紫こそ滲む
境界線をまたぎする病葉(わしらば)は踏み込めず
テケにても履けるパンツ白地のまぶしくて汚れ落ちず
気持ち高ぶればうつつ
更に先の橋擦り過ぎた灯籠 ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
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