すべてのおすすめ
くたびれたTシャツみたいな月曜日が
このまま金曜日にも土曜日にもつながっていって
いつかダメになるのかな ごめん

みんないつもなんとなく不安でしょうがないのね
で、何をしたかったの? って ....
木影に影を重ね 静かに見送る 
蟻たちに運ばれて往く
ことば 肉から零れ落ち

    熱い 取っ手を掴んだ

わたしは夏に生まれた
きっと夏に死ぬだろう
光の色彩が教えてくれる

 ....
我々は、選ばなければならない
選ぶとしても、選ばないとしても、何かを選ばざるをない


幸か不幸か 疑心暗鬼のまま
幸か不幸か 自信を抱きながら
幸か不幸か 無知なまま
幸か不幸か 無関 ....
遠い国のみずうみに
おさかなを放ったんです

わたしが好きなら
帰っておいで

ずいぶん勝手な
おわかれです

そこでしあわせ
になるんだよ

  *

遠い国のみずうみに ....
名字は歴史だ
長い歴史
遠い過去から
あなたを縛る

名前は違う
あなたの家族が
あなたに託した
最後の呪文

かおるさん

あなたを呼ぶ
タケヒコさんでも
ツヨシ君でも ....
私の身体のなかに生えた棘が
別の身体を攻める。
けれど、隣り合わない色があるように
せめぎあう棘はない。
だから、時々、
鏡の前で呟くのだ。
私は美しいと。
汚れてヘドロで ....
わいわいとやみだらけ 
つまみとられるまえに
するマッチ
さあ うかんだよ
ぽっくり ゆらいだら 
にこにこの 火 
ロウソクさん おはよう
くろくしてごめんね 芯
泣くほどの事なのでしょう
向かいにたっている鏡に映る
ただ形でしかないものを見る
泣くほどの 事 なのでしょう

つらいからと逃げられない
逃げ切れないと 千切れて行く
いずれ 切れ切れ ....
ブツッと途切れるような音たてて傘をさし店を出た。幅広のアスファルト道いちめんが雨にうたれていた。工場やら研究施設やら物流センターやらが出来るのだという広大な造成地は背の高い金網のフェンスでアスファルト .... ナニ、か、腐った臭いが立ち込める部屋で、老女が横たわっている。毎日堆く詰まれていくソレらに、埋もれて隠れたモノ。老女が自分の背中のジョクソウと、タオルケットとの間に挟み込んだモノ、が生きたまま腐ってゆ .... ドアの向こうで息を殺して
貴方が眠るのを待っている
洋服ダンスに潜む
黒いマントの貴公子

蒼い月の光に
薄目を開けて
耳を欹て寝息を偽装し
貴方は待つ
 
さあ飲みに来て
この ....
海がもしも優しくするって約束してくれたら
あたしは沈没してもいい
船になる
夢みていたところは
きょうじゃなかった でも
いつかはたどり着きたい、だから
毎日毎日をがんばる

ちゃんと自力で つまり
本屋に行って探さない
どうしたらよいのか教えてあげます
には ....
長い雨のレースを開けて
六月の陽射しが顏を出す
反射して散らばる子供たち
ビー玉みたいに素早く駆けて

ひとり離れて
シロツメクサを編む
首の細い少年

意識されることもなく
満ち ....
枝から青くふくらんだ
健やかなる実をはずす
茶色いしみのようでいて
何かを主張している風の
そんな模様を持つ実は
捨てた

捨てたあと
なぜかもう一度この手に取り戻し
親指と人さし指 ....
遺蹟

奈良の友人の結婚式に列席したついでに
飛鳥の遺跡を畏友のK士と巡る

石舞台
酒船石
猿石
高松塚古墳

でも駅前で立ち寄ったうどん屋の
出汁がしっかりきいて品よくかるく ....
思わず口に出る「暑い」
夏は暑くなければ
夏ではないし物足りない

夏のイメージは青い空青い海
青が爽やかに街を染める

夏に多い突然の雨が体を冷やす
少しの間暑さを剥ぎ取ってくれる
 ....
 絶望のたゆたう夜空に黄緑色の言の葉は寄り添い、
 音楽を友として今まさに昇天しようとする魂よ。
 君のその美しい羽はなんであるか。
 此岸より望む大河の流れに身を任せるのか。

 ああ ....
ぼくたいふうだよ

みなみのうみでうまれたよ

ぼくたいふうだよ

あるあさそらにうかんだよ


めのまえはあおぞら

うしろはくらくてあれているらしいけど

めのまえはあお ....
風だけが 通り過ぎていった 
時計は止まったまま ベッドの上に
白い部屋の窓辺に 深紅の薔薇が
赤い影を落とす 花瓶の陰で


黒猫が身を伏せて 狙っている午後
死んだ蜂の羽が虹 ....
屋台が並ぶ 浴衣姿のわたしと
わたしの視線に気がつかない君と
金魚すくいで競い合う

ひと夏で散ってしまう
花火も蝉も
そうして季節は過ぎ行く

わたしの気持ちもそうして
君に届かず ....
美術展巡りが趣味だから招待状は珍しくないが、無の絵画展とはからかわれたものだ、初めて訪れた会場は歴史的格式もある重厚なホールだった

高い壁面は淡く白く、波打つことを拒絶しながら横にどこまでも続い ....
夏が騒がしすぎて
あんまりにもあんまりだから
黙ってもらいに
花火を消した
花火を消したら悲しんだ
ざまあみろと静寂の世界

目を閉ざして
耳をふさいで
見えないものは存在しないもの ....
願い増しては乗の極みの先端の桁の永遠
左様と云う右様と申す
ささくれ程の次元でしか世が明けない

 バジャラ菱の綾取り繰り返す
 司り彩る一言の宇宙の空と海

 を仰ぎ仰 ....
お題みた瞬間うかんだイメジ逆転吉原なら本日の
盛りだくさん鴨居玲からのエリック・サティから
の天使にラブソングを経たいま高校野球逆転劇に
すり変わったけど中継なんかはほとんど観ないし
書こうと ....
               150716

中原が昼夜逆転したのは、19歳の時だった
作家を目指して古今東西の文学を漁り
夕刻、人気の無い干潟を散策しては遠くを眺め過ぎ
足元の柔らかい深み ....
ふりむくと
奇妙なかたちのひかりがうようよ浮いている
まぶしくてからだに逃げ込むと
そっくり同じかたちの影がならんでいる
そしてそれは穴ぐらのようになる
歩むにつれて足の先からとけていった
こんなだから冷たいアイスを食べよう
こんなだから冷たいアイスをたべよう

コンビニの涼しさにもぼくの溶解はとまらず
浴衣姿の店員がミンミンと鳴いて
鳴け ....
真夏の{ルビ陽炎=かげろう}揺れる
アスファルトの、先に
琥珀に輝く円い岩が
ひとつ、置かれている。

額の汗を拭って、歩く
旅人の姿は段々…近づき
数歩前で、立ち止まる。  ....
累々と赤い匣家が らの花を食む

みずに触れる 苫屋のともし火

逆さなく とまれグロ溶かしゆく
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14694)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ロング・バケイション- ユッカ自由詩5*15-7-20
消失の夏術- ただのみ ...自由詩16*15-7-20
選ぶとしても、選ばないとしても、何かを選ばざるをない_- komasen333自由詩2*15-7-20
遠い国のみずうみに- もっぷ自由詩515-7-20
名前を呼ぶ- umineko自由詩6*15-7-19
- あおい満 ...自由詩515-7-19
仏壇にて_ロウソクさんと- 砂木自由詩5*15-7-19
なかせないのは- 砂木自由詩5*15-7-19
ギフト- 吉岡ペペ ...自由詩215-7-18
けむる、浄化- 為平 澪自由詩615-7-18
ヴァンパネラの夜- Lucy自由詩1115-7-18
約束してくれたら- もっぷ自由詩11*15-7-18
白旗- もっぷ自由詩215-7-18
六月回廊- ただのみ ...自由詩24*15-7-18
キッチン- そらの珊 ...自由詩1715-7-18
遺あるいは- 梅昆布茶自由詩1415-7-18
夏のイメージ- 夏川ゆう自由詩115-7-18
夜会- ヒヤシン ...自由詩11*15-7-18
告白- 吉岡ペペ ...自由詩315-7-17
静かな午後に- 藤原絵理 ...自由詩715-7-17
夏の片想い- じまさん自由詩215-7-17
無の絵画展- 乾 加津 ...自由詩6*15-7-17
夏は殺した- 這 いず ...自由詩315-7-17
桁の白雨に埋もれ- 朝焼彩茜 ...自由詩9*15-7-17
中原昼夜逆転/即興ゴルコンダ(仮)投稿.55- こうだた ...自由詩3*15-7-17
中原昼夜逆転- あおば自由詩9*15-7-16
穴倉- はるな自由詩215-7-16
砕けちった夏- 這 いず ...自由詩215-7-16
夏の夢- 服部 剛自由詩815-7-16
我謝の耳- 千絢自由詩3*15-7-16

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