すべてのおすすめ
何故食い過ぎるのかを
あなたたちはいつも
問い詰める
何故運動しないのかを
あなたたちはいつも
問い詰める
「何を食ったの
よく生きて来られたね」
心は上の空
昼飯のことを考えている ....
頭が痛かった

酒を飲んだからか

ひと駅わざとゆきすぎて

寒夜の家路をえらんだからか

たいせつな存在が嗚咽していた

ほそい声で頭が痛いと伝えていた

だからだろうか
 ....
新神戸駅は

駅裏の

山のみどりが

清々しくて

淡くて

ほのぼのとして

あったかくて

泣いているのはなぜ

江坂まで送った車のなかにも

まだそれが
 ....
心やさしき ひとよ

心強き ひとよ

人々の痛みがわかりすぎるから
その胸を絶えず悩ませ

希望を
明日を

指し示してくれている

勇気ある ひとよ
真のリーダーたる ひ ....
大すき
大すき
大すき
大好き!!!

かわいいって言ってくれるの君だけだよ

だから大好き

って私も調子いい奴だ
ACのコマーシャルが

テレビから消えてもぼくらは

忘れてはならないのだ


いのちが助かる

いのちだけが助かる

ぼくらができることとは

義援金を今後もつづけることだ ....
悲しいひとがいたら

そのひとを

大切に思うまわりのひとも

きっと悲しいだろう

楽しいひとがいたら

そのひとを

大切に思うまわりのひとも

きっと楽しいだろう
 ....
雨がふっていたので、
街に人がいなかった。
もういなかった。

くもが波のようにうねり、
静かに雨が。
ぼくはあのひとと歩いた。
本屋さんのおもてにも青いビニールシート。
ときどき ....
いろいろな隙間に落ちている
優しさを拾います
たとえばこんな糸くずにも
思い出がからまってます

洋服の裏についた
予備ボタンみたいに
ある日必要になったからといって
どこに置いたかな ....
瓦礫のやまにゆきが積もる
毛布をまとった老婦
明かりをとざされた夜の 白い息
あなたは、そのすべてを可哀そうだという
ここには明かりも暖もある
温かな食事も好きなだけ使える水も

重湯を ....
柔肌あつきいのちたち

反復行為の大存在たち

みじめでも

幸福ならいい?

ひとを責めるくらいなら

不幸せなほうがいい?


人生ってやつが

ほんと好きでたまらな ....
しとつく雨のなか
ふたりで歩いたキャットストリート

ぶらぶらぶらぶら

久しぶりに会ったあなたは前会ったときとなんにも変わっていなくて
顔を見たら何だかほっとした
心の糸が一本緩んだみ ....
蘇る

ひと昔以上
眠り続けた自我が

蘇る
野生の血が

蘇る
脳の回線が

蘇る
愛が

蘇る
蘇る
蘇る

新しい
自分に
どうしてまだそんな所にいるの?早くこっちへおいでよ
って声をかけられるぐらい、まわりが難無くこなせてしまうことが、なかなかできないのです。
みんなが水溜まりの上を身軽にジャンプして超えていくのをそ ....
窓辺に風打つ音
アルペジオが鳴り
寂しさにブルー
なにもないけれど


足袋のすれる音
サックスの音
空しさにホワイト
おこしやす


心の支えがない
傷ついてタッカ
 ....
一念発起とがんばってみるのは
容易いけれど
がんばり続けることは
なぜか難しい




それって三日坊主

だよね

悔いてはみるのだけど
いつだって
他のひとの視線が気 ....
雨上がりの夕闇のなか
電線で羽を休める
アンドレ・ブルトンの詩集を見た

  * * * *

足の生えた魚が愛を語り
アルコールの雨が降る
今夜すべては星のように凍えている

  ....
タコ焼きやさんは足ぱんぱん

寒い日、雨の日、足ぱんぱん

市役所さんから立ち退き命令

とおりすがりの常連さんたち

ゆるい反対してくれるけれど

タコ焼きやさんは足ぱんぱん
 ....
ルクトさんの住む家
から見える
パッチワーク的な畑
風が吹いている
鳥も二、三羽

屋根は赤い色
瞳は茶色
たまにやっている
散歩など

太陽がどちらへ沈むか
月がどこからひょ ....
)春を待つ
小山より寒管(かんすげ)の穂なびく(海に臨めば
突然/寝返りをうつ、竜頭の背骨/割れ
千年と仕えた瘤が、沈む
底浅と跋扈する(海
海は鉛色の羊水に姿を変えた(波
(波は ....
ツイッターで
熱が出ました
暑気あたり
傍若の海

嗚呼
欲しいのはリアル
ことばでも
停電でもない

ぴったりと
隙間もないくらい
肌とはだ
重ねてたいよ

お叱りとか ....
八重桜
いくえにも重なって
淡い桃をたわわに逢せる
遠野の空の水と蒼
流れ流され血の紅滲む

それでもサクラは咲くのです

山桜
ひっそりと佇む
誰も知らない名前すら
無から生ま ....
だって、
被災地のために、
その2万3千円を、
寄付することもできたのに、
デリのつまらない女と遊び、
三連休の真ん中、
昨日は仕事に出かけ、
自転車で出かけ、
明日も仕事に出かけ ....
サンミゲルをラッパ飲みしながら

いつの間にかスラム街を歩いていた

失意を演出するような

怠惰と自棄をまとって歩いていた

廃線のまわりにはバラックが並び

カラフルな洗濯もの ....
  はつかねずみ


きみの美しい視線が
ぼくの背に注がれていた時
ぼくはオールをこいで
春は
緑のビーズをこぼしたみたいに
あちこちで転がり跳ね回って

きみ
きみの手の中で飼 ....
ひとの繋がりがうすい 過密地域の

携帯の電波しか届かない都会のかたすみ

一人暮らしが テレビをいくつも所有し

新品のまま維持された システムキッチンが

埃をかぶっている固定電話 ....
地に立つ生には背負うものが重すぎる

思考の止まった生卵を
無表情な月が唆す
いや全くその通りだと
小さく頷き、動悸とめまいに身を投げた

母が、母が、
重たい私を水銀の泉から引き摺り ....
詩が歩いている
ビルとビルの隙間に
入っていく

詩が食べている
今日の定食という定食を店員の詩がテーブルに置いて

詩が転んでいる
ハイヒールを手繰り寄せて顔を見せないように

 ....
『博士の愛した数式』












あれは良い邦画だった










黒ブチの淀川先生も天国で ....
ふたりでどこかに行かないか
夏のプールで見た底の方の傷に僕ら
惚れ込んだら
もうすぐ息継ぎのいらない世界へ

ふたりで見つけにいこう
夏のプールに浮かんだ小さな虫
助けたら
神様がきっ ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゴム- 花形新次自由詩1+*11-3-24
割れたっていい- 吉岡ペペ ...自由詩511-3-24
新神戸駅- 吉岡ペペ ...自由詩111-3-24
やさしいひと- 森の猫自由詩5*11-3-24
盛り上がり- つゆ自由詩3*11-3-23
ACのコマーシャル- 吉岡ペペ ...自由詩611-3-22
告白- 吉岡ペペ ...自由詩611-3-22
雨のお散歩- はだいろ自由詩511-3-22
床掃除- 朧月自由詩311-3-22
明日のない部屋- 月乃助自由詩8*11-3-22
いのちたち- 吉岡ペペ ...自由詩311-3-22
雨の日デート- つゆ自由詩511-3-22
蘇る- 森の猫自由詩5*11-3-22
冬から春へ- つゆ自由詩411-3-21
祝日の出勤- ペポパン ...自由詩3*11-3-21
がんばるもんのひと- 恋月 ぴ ...自由詩25*11-3-21
スケッチ- ぎよ自由詩511-3-21
きみのメルヘン- 吉岡ペペ ...自由詩611-3-21
ルクトさん- ふるる自由詩10*11-3-21
史跡を巡る___‥Ⅰ- アラガイ ...自由詩3*11-3-21
肌みいろ- umineko自由詩3*11-3-21
それでもサクラは咲くのです- 西日 茜自由詩6*11-3-20
103人目の女- はだいろ自由詩411-3-20
自殺しないための装置- 吉岡ペペ ...自由詩611-3-20
はつかねずみ- ふるる自由詩8*11-3-20
むなしさに覆われた生活- マフラー ...自由詩2*11-3-19
朧月夜- モリー自由詩7*11-3-19
詩が呼んでいる- ズー自由詩3*11-3-19
冬の終わりの幻- TAT自由詩8*11-3-18
夏のプールで- マフラー ...自由詩3*11-3-18

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