すべてのおすすめ
夜明けを失ったネオン街の
交差点
理髪店のテレビモニターにそっと映される
無人攻撃機の視線と
閃光
子供たちの 消えた道
かわいそうね
退屈な声が風に歌う
長く生きられなかっただけだよ ....
良い句が浮かんで書けないボールペン バスタブに浮かんだ暁
電球から飛び出す雄牛
あれはたぶん
大宇宙と小宇宙のあいだ

消えない手錠のあと
囚われグセに泣く恋心
シルクハットが武器になる時代だもの
ダミ声まじりに雑用こな ....
群衆の中を往き交う海猫達の叫びはなおも遠く、
この胸の錆び付いた音叉には共鳴しない。
道端で音楽を奏でる者たちに、路地裏の住人は白けている。
彼は言う。ペインが足りないのだ、と。

人は ....
                131214

ごるじたいってなぁに
ロスマン博士に聞いてみたい僕たち
生きたままのゴルジ体を観察したらどうでしょう
”ゴル ....
ある日ぼくのもとに封書がとどいた
送り主をみると
その日暮らしの友舍

たしかにその日暮らしはしているが
友を募るほど盛大ではないし

あけてみると請求書だ
項目として

笑った時 ....
{引用=
あなたは 一滴の雨のしずく


あなたは、今日 それを知らない



雲のうち 母の子宮に命を得、
 社会という 海の器に生まれおちる
 歴史という 時の波にあらわれ、
 ....
(傘の滴を落としながら)
そこから抜け出すためには
入口を探すしかないのですが、
誕生や死という非日常に囲まれて
小さな日常があるのですが、
強い雨の中 物質と観念をつなぐものは
 ....
君の歌声が響き渡る
僕の身体を癒すように

山間の誰一人いない公園で
一緒に歌うラブソング
周りの木々や山々にも届く愛

透き通った歌声が
透き通った現実を生み出す

歌声が周りと ....
重なる
止めどない時 動かざる物
識別された気持ち

離れ合い それは 動き出す

深い とても深い根底の
真相 心理 いつの間にやら暈した
嘘と嘘の間 あの日に流した理由
私が見て ....
憧れは
雪にとけている
朝に降っている
布団のなかで
熱を持っている

美しい憧れに
忘れられたくない
だから秘密で
いくつも言葉を並べてる

憧れは夢に住んでいる
憧れは君が ....
  ペンキは塗られたばかりだった
  ずっと、夏のあいだじゅう
  きみはアイスクリームを食べにいった
  ぼろい車に乗って闇雲に海沿いをひた走った
  読まなくてもいい本を読んで 読 ....
にわか雨が去ると
真冬の風が通りみち
樹木も人も躰を震わす
「バーイ!」
「バァーイ!」
交差点の娘たち
無敵の若さにさざめいて
もっと綺麗な明日に生きる
ヒラヒラと手を振って
ひと ....
ママは 青汁の味がする
時々は トマトジュースの味がする
ママは 玄米の芳ばしい味がする
朝食は 納豆の糸が引く

ママは ほうれん草と水菜を主食にしている
おかげさまで 7・8センチまで ....
 頬杖をついたら
 鼻から、鉛筆が生えてきた

 ため息をついて
 窓越しに雨空
 眺めてる暇があったら
 詩の一つでも書きなさい、と

 僕の鼻毛が、
 ニョキニョキと太くなって
 ....
金色

水色

オレンジ色


銀杏が風に透けてゆく

枝だけたわんで揺れている

風の強い日だった

少年のころの

充実を思いだそうと歩いていた


金色

 ....
まだ腕時計のない頃
パスカルはいつも左手首に
小さい時計をつけていたという

一枚の額縁の中の、夜
机上のランプに頬を照らされた
パスカルの肖像は
銀の時計をそうっとこちらに見せて、云う ....
時計の一秒ごと刻む音が心臓と共鳴する
進んでいるのは過去の堆積
動いていない僕の胴体を切り刻む

未来は音を編んでくれるだろうか
帰納法を後ろ盾に布団を被り
証明書のない契約に親指を赤 ....
鳥でなければ見たことのないはずの景色を
夢で見た

子どもの頃なら
空を慕った記憶はある

宇宙からの信号は
生まれた日から
届いていたのに
地表に張り付いたまま
私の未来は区切ら ....
ねえねえ ほんの数時間
目を離しただけだったんだよ
いつも見慣れた帰り道が 帰り道が
まるで油で揚げる前のコロッケみたいだよ
これは地球が牙をむく季節 白い牙を
きっと家では揚げたてのコロッ ....
嘘をついた少女の

大きな大きな麦藁帽

忍びよる

  祈りの歴史
もやもやする毎日に
彩りを与えたところで
白いもやは消えることはない

あきらめは何に向けられ
何を残す
投げたボールを返される日を待ち
いつからか追えなくなって
時が過ぎた

今 ....
笑えなくなったのは いつからだっけ
顔の表情っていっぱいあんだって
気づいたら五本の指で数えられて

あらあらあらあら 寂しいなんて
「カワイソウ」なんて ああ くだらない

覚え ....
点子にも ほんとうの名前があるらしいです。
しかし
点子と点呼されたときから、わたくし 点子となったのでございます。

汽車ほど、人間の個性を軽蔑したものなどありません。
この明治の世で ....
華奢な小枝が
今は居ない
おばあちゃんの
背中に見える

身を反らす
一張の弓に似せて

しなやかであるが
少し触れれば
脆く砕けてしまいそうだ

それなのに
見目良く
誰 ....
限りなく美しい荒野に立ち
私はただ貴方を待っている
南から流れる風の知らせは
温かく私の身体に溶け込み
もうじき逢える希望に満ち
耐えがたき苦難も消え去る

果てしない荒野に煌く太陽 ....
秋の陽を受けて
河原に転がっている小石
何百年も かかって
水に運ばれ
磨かれ
なめらかに 
平たくなって

足もとの一つ
掌にのせ
眺めていると
水切りをしたくなり

幾つ ....
 愛を映す鏡に
 己を見た者はいない

 けれど、
 もし、いたとしたら

 その人は
 どんな姿を
 していたろう?

 イエスや、仏陀の姿を
 多くの人々が、想像しては
  ....
もうもくどもよ、

ベッドのあさいところで
指をかぞえる
放射状にならべたままで
つかみあうことができないままで

どの地点にも等しく降る雨のようになれないものごと
すなわち、わた ....
七年の呪縛
三年後の危機

胸のタイマーが
カウントダウンを始める

それは
鼓動と同調して

来るべきときを
予期さえする

なにしても
どうしても

なにもな ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さよならの日に- 凛々椿自由詩913-12-15
良い句が浮かんで書けないボールペン- 北大路京 ...自由詩813-12-15
恋路の性- yuugao自由詩113-12-14
夜空- ヒヤシン ...自由詩9*13-12-14
和包丁鉛焼入疑惑- あおば自由詩6*13-12-14
ひょうたん島移住計画- 梅昆布茶自由詩23*13-12-14
子どもたちへ- 月乃助自由詩713-12-14
冬の四角形- 空丸ゆら ...自由詩1413-12-14
歌声- 夏川ゆう自由詩413-12-14
MIX- 黒ヱ自由詩313-12-14
ラブレター- うみこ自由詩6*13-12-14
ペンキ- 草野春心自由詩413-12-14
さよならの刻- salco自由詩1213-12-13
ママは_青汁の味がする- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-12-13
頬杖をついたら- まーつん自由詩8*13-12-13
充実- 吉岡ペペ ...自由詩213-12-13
パスカルの時計- 服部 剛自由詩913-12-13
- 乱太郎自由詩14*13-12-13
鳥でなければ- Lucy自由詩19*13-12-13
冬が来たよ- Neutral自由詩713-12-13
- 乾 加津 ...自由詩13*13-12-13
- 加藤自由詩2*13-12-11
海月- 愛心自由詩113-12-11
点子が、行く。- るるりら自由詩17*13-12-11
小枝- subaru★自由詩18*13-12-11
風になろう・・・- tamami自由詩17+13-12-10
- イナエ自由詩17*13-12-10
鏡の世界で- まーつん自由詩1013-12-10
_- 平井容子自由詩813-12-10
とぶ歳- シホ.N自由詩313-12-10

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