すべてのおすすめ
  蜘蛛の足が
  多すぎるからと言って
  面白半分に引きちぎる子供

  休みの日が
  長すぎるからと言って
  魚を釣り上げたあと
  血まみれの口から
  針を引き抜く釣り人 ....
爽やかな初夏の朝
コーヒーショップの窓の外では
スズメ達が噴水に集まって
小さな翼をシャンプーしている
音大行きのバス乗り場では
客はバスの屋上に梯子で登り
ピアノを楽譜初見で弾かない ....
とてもぶ厚いページ 一舞 重苦しく 強靭にめくられる
ロックの極秘教科書に乗っている 乗りまくる 舞いロック

喋れない時もあろう音楽分野ロック 外野の声を聴き 囁きしか 返せない 

エレ ....
生とは何か
此岸での形態だ

形態とは何か
彼岸からの具象化だ

具象とは何か
底につながる根をもつものだ

底の根とは何か
あらゆる本源だ

本源とは何か
うごめく ....
祖母へ


人間関係は
一瞬にして生まれ変わらない
本当は
どうなりたかっただろう


投げ掛けた言葉が
自分の身にふりかかる
反省しても
もうどうにもならないかもしれない
 ....
  耐えきれないくらいに
  煩わしい 日々の騒音

  例えば誰かが
  誰かを蔑む声

  私の方が正しい
  そう主張する声が
  街を包む空気を
  重くするのさ

 ....
桃の実をすぐるため
はしごに登って高い枝に手をのばす
少し時期が遅くなったので
実はピンポンボールのようにまで
大きくなって 枝一杯になっている

このままでは多すぎるので
適当な間隔を ....
雨がふるなら低気圧

だから鼻血

だから悪い夢

低気圧のせいだから

気にしないで

大丈夫だよ

安心して安らぐんだ


なんにも心配するな

ぼくがどうなろう ....
○の神様いてくれる

あたりを見回せ

世界は○であふれてる

休み場所は○だから

あたりを見回せ

みんなのぼくは○になる


○になれなくてごめんなさい

みんな○ ....
風がその日選んだ道は右だったので
程よい南風がその町を包んだ
路地裏にも行き渡り
仔猫が鳴いた

夜になって風も眠りたくて
考えて、左行きを寝床とすることにした
北向きの部屋が風を受け
 ....
君の影が動くと私の影も動く ──わしが死んでも
  この時計は捨てんでくれよ

親父はよくそう言っていた
死んでから
それがたったひとつの
遺言らしきものだったと思い当たる

祖父がやっていた
はんこ屋の店先に ....
大輪の薔薇の下で咲く雑草に語りかける者のはいるのか

せいいっばいに花の姿を真似て見ても
日陰に生きる陰湿な風貌にふさわしい飾りからの残酷な香りは隠す事は出来ない

ひと葉 ふた言、言ってく ....
不思議なんて忘れていた頃 ときどき肩をたたかれる 遊ぼうよ あの頃のように
あんたはどうせ枠にはまれないさ だったらいっそ逸脱の限り 尽くしてみたらいかが?

なにも担保にならない 自分さえも  ....
普通の強さの雨降ってる

愛するひとが新聞を配ってる

雨に濡れないように祈ってる

普通の強さの雨降ってる


部屋を思い出す

人体模型を思い出す

服のかさなりを思い出 ....
1984年6月10日時の記念日地下のパーティで、きみはぼくを殴った、はじめて逢ったぼくを
    ぼくは、きみのひきつってゆがんだ横顔をみていたら、カメラのシャッターボタンを押していて、きみは ....
すべては大概まるくはおさまらないものだ
三角や四角や多角形

角と角が紛争を起こす
まるになるまでには時間がかかる

ただたまたま角のままで素敵に嵌ってしまうと
それが基点になって
す ....
花むした天体を
こまかく細断された視点から見る
ノートは
かわいたシンクに置き去りにされていた
最初のページをとばして、つぎから
こどもらへ宛てた物語が月面語で書いて ....
 
 
カモメが空を飛ぶ
カモメの目の中で
僕は溺れる
溺れる僕は
工事現場をつくる

工事現場で犬は遊ぶ
どうして産まれたのか
なんて、犬のことなど
人は気にしない

大 ....
あの猫の名前はマダナイっていうんだ、
名作の書き出しに目がないようで
いろいろ聞かせてやっているんだが
書き出ししか知らないせいで
良からぬ方へ想像の羽を広げてしまっているようだ

「親譲 ....
爪の先で立つ 淡々シャクシャクと 空気だけが音をたてる

そこまで 来ている 管楽器に含む息を切らしながら

シャンシャンを泡泡と連れて来る 蒸し跳ね返す 

そこまで 来ている シンバル ....
ああ 地球には自然単位で
僕達を湿気と熱気で攻撃する為の
秘密組織みたいなものがあるのかもしれない
警察は何をやってるんだ

梅雨があんまりひどいと
そんな過激な思想にもなるよ
奴らは世 ....
「あいつどこ行ったんだろ」
「ずっとオニやってたもんな」
「怒って帰っちゃったんじゃないの」
「あいつヘンジンだからな」
「もうそろそろ帰ろうか」
「帰ろ」「帰ろ」
「それじゃ」「また ....
*壱*マダナイへの手紙

「あの猫の名前はマダナイっていうんだ」と、教えてくれた人がいた。
ああ うわさは聞いたことがある。
明治の文豪の家に 飼われていたという 噂だった。  ....
何故自ら受難者になる必要があるのか?
四度でも五度でも席を譲ればよいではないか!
そして今日は沢山の人を助けられてよかった、と
胸を張って夕焼けを見ればよいではないか!

満員電車の中
三 ....
朝には朝が来て
朝日が昇るだろう
ミルクは泡立てられ
電車は回転する
三角の頂点で
わたしを放り出して
もう食べられないよ、
一生許さない
ドーナツを買いに行く
斜めに流れる傷が
浅くてホッとしている

壁紙を分けるような瞬間だった
カッターナイフがあるとは
思いもしなかった

いや知っていたはずだ
私は分厚いと
言い聞かせていた

何度 ....
昨日が冷えて来る 右から
左から
流れこんでくるfavorite
背中を駆けめぐり頭へ抜ける
溢れんばかりの眩しさと暖かさを受け止め

跳べる!


僕の心はグライダー
そうして
今日も
生きて ....
北の果てのとある国 閉ざされた凍えた大地 流氷漂う暗い海峡
灯台の灯りさえ今にも夜に飲み込まれそうなそんな港街

幾人かの荒んだ風体の若者達が流行りのリズムにあわせて
からだを揺らせながら焚火 ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生きろなんて、言えない- まーつん自由詩22*13-6-17
プレリュード- 壮佑自由詩14*13-6-17
BATTLE_WITHOUT_HONOR_OR_HUMANI ...- 朝焼彩茜 ...自由詩5*13-6-17
交信- シホ.N自由詩313-6-17
祖母へ- はなもと ...自由詩513-6-17
静寂の泉- まーつん自由詩12*13-6-17
あり- 砂木自由詩13*13-6-17
低気圧- 吉岡ペペ ...自由詩313-6-16
○の神様- 吉岡ペペ ...自由詩213-6-16
風の気持ちたとえばこの風- もっぷ自由詩413-6-16
君の影が動くと私の影も動く- 北大路京 ...自由詩513-6-16
親父の遺言- そらの珊 ...自由詩1713-6-16
修治(しゅうち)- ぎへいじ自由詩18*13-6-16
不思議の杜- 梅昆布茶自由詩1413-6-16
普通の強さの雨降ってる- 吉岡ペペ ...自由詩213-6-16
しゅみ- 阿ト理恵自由詩4*13-6-16
幻想の未来- 梅昆布茶自由詩513-6-16
キッチン_4- 平井容子自由詩913-6-16
海岸を歩く- たもつ自由詩613-6-15
あの猫の名前はマダナイっていうんだ、- 木屋 亞 ...自由詩6*13-6-15
アントニオ・ヴィヴァルディの夏- 朝焼彩茜 ...自由詩713-6-15
to_you- Neutral自由詩6*13-6-15
また明日- nonya自由詩23*13-6-15
あの猫の名前はマダナイっていうんだ- るるりら自由詩20+*13-6-15
名詩『夕焼け』の娘の感受性- 夏美かを ...自由詩27*13-6-15
ドーナツその2- はるな自由詩413-6-15
やわらかな痛み- 木葉 揺自由詩313-6-14
昨日が冷えて来る- 北大路京 ...自由詩313-6-14
Magical_Music_Hour- 伊織自由詩2*13-6-14
ギャング- 梅昆布茶自由詩1013-6-14

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